2008年12月アーカイブ


昨年末は果たして、「今」を予想できたのだろうか?

   米国にいる友人にメールを書きながら、100年に1度といわれる金融危機は悪い夢をみているのではなく、確かな現実であるという事を認識する。米国は金融機関や企業の破綻で不安を抱えての年の瀬だ。基幹産業の自動車でさえ存続危機といわれ、自動車は売れなければ鉄の需要もない。ドミノ倒しのように景気の悪化は進んでいる。

 

  人でこみあう渋谷に仕事がなくホームレス同然の若者が屯している。インターネットカフェに棲むお金も失い・・・そして路上にいる。生活ではない、"いる"だけただ。しかし、携帯はしっかりと手に握りしめている。仕事を探さないとと焦っている。彼らに家族はいないのか?親戚はどうしたのか?・・・・実に不思議な光景だ。

 
   ある出版社から手紙が届いた。個人情報の一部がある社員により、持ち出されたという。1月9日付で退職予定であったというこの社員、いわば確信犯。既に出回ったデータの流出先を特定が出来たので今、回収作業をしているという。もう年末も年始もないようだ。
  どんな時代でもこうした「魔」がさしていろいろやってしまう輩はいるものだが、妙にこの出版社の急な成長ぶりを見ると、いろいろ考えてしてしまう。多分、優秀な能力をもって仕事をしてきただろう、しかし、きっと彼か彼女かは分からないが「何か」が作用したのだろう。そして上司、会社をも裏切り、その流出先との行き来があつたに違いない。。何とも空しい気持ちだ。こんな事件を一度でも起こしてしまったら今後、どう生きていくのだろう。意外としたたかに世間を渡っていくのかも知れないが、意外と世間は狭く、こうした不埒は決して許されることは無い。本当に"失業"となってしまう怖さを秘めているのだ。


  それにしても、静かな年の瀬。嵐の前の静けさか?
  若者が生きていて楽しく、未来への夢が語れる国にしなくてはならない。

  一年の締めくくりとして、毎年、暮れには墓参をする。正月に郷里に帰って・・・という方も多いが、東京生まれ東京育ちの自分には「郷里」とは頭の奥の原風景しかない。築地で生まれ、 麹町で育った。小学校にあがるときは小石川だった。しかし、今、その土地を訪ねても変わりすぎて、何も分からない状態だ。しかし、頭の奥にはしっかりと思い出は残り、時折、心の奥で何かが弾ける。
  
  静かな墓地。見上げると抜けるような青空。鳥の啼く声しか聞こえない。墓前でこの一年の報告をする。何があってこんな人に会って、こんな仕事をして、家族は・・・・しかし、60代で亡くなった両親のやはり早すぎた人生と、孝行の足りなかった自分を反芻する。そして人生にたらればは無いが、生後間もなく亡くなったという兄が生きていれば、今何を考え、どんなことをしていたのだろう?なんて"亡くなった児のとし"を数えてしまう。正月を前に、「新年を祝う意味」そして様々なことを教えてくれた両親や先祖に感謝だ。今、こうしてまがりなりにも元気で生きている自分は、すべて先祖代々ありてこそと再認識する。

  「今年こそいいとしでありますように」と思い、ただ漫然と過ぎてはいないだろうか・・・・・
「門松や 冥土の旅の 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」と室町時代の一休禅師の詠んだ歌は、そんな漫然とした気持ちに響く。いつまでも続くことのない命だからこそ、無常の中であっても可能な限り燃焼していこう。

ch10.生活 : 発見・・・・

081229_1629~0001.jpg 年末の大掃除しは素晴らしきかな! お宝というほどではないが、家の中には「見なかったことにしよう」「いつか整理整頓を」と思っているものの山から「あれれぇ」と発見するものがある。これまでに随分と整理整頓?はしたものの、それほど気にしなかった「あれれぇ」のものが急に気になりはじめる。赤いポロポロの崩れ落ちそうな箱。いや見事に崩れている・・・・その中に灰皿か?なんだろう?マキシムのオープニングレセプションに参加した時のお土産だったのだろうか?詳しい話しを聞きたくてももう、招かれた父はいない。皆目、分からない。でも記念にカシャッと携帯で撮影してみる。ネットで調べてみることにした。1966年銀座の数寄屋橋交差点に、隆盛を極めた伝説のレストラン「マキシム」が現れたとある。1966年といえば、確か東京オリンピックが終わってすこし後のことか?。日本はいよいよこれから!と活気に満ちていたのだろう。"ニューズウィーク』に、「ペリーが日本を開国して西洋文明を紹介して以来の大事件」と書かれた 銀座「マキシム・ド・パリ」のオープン。アールヌーヴォーの豪華絢爛な内装に始まり、料理、サービス、雰囲気すべてがパリそのままに、そこにありました。「東京に『パリ マキシム』のすべてを再現し、大人の社交場をつくる」それは、ソニー(株)ファウンダー 盛田昭夫氏(当時 同社代表取締役副社長)のアイディアでした"とある。家の片隅に置かれ、時間が流れていったんだなあ・・・と思う。手にしてみる。発見されたのだから、日々の生活の中で使うことにしよう。生憎、タバコは吸わないから、酒のつまみのナッツかチョコでもおいてみるか。

ch12.その他 : 父の思い出

   忘年会の嵐?も終わり、漸くなんとも緩い時間が訪れた。正月休みに読みたい本が山積みになっている。携帯小説が売れに売れているという事を聞きながらも、やはり文庫をはじめ単行本をひらく気持ちは忘れたくないものだ。
   昨夜の忘年会は実に面白かった。酔って自由きままに話す友人たちの身振り、手振り・・・・まるでひとつの芝居というか舞台をみるようてもあった。友人たちといっても自分よりはみなさん年上なのだが、まあ"戦争が終わってから生まれた"世代にかわりはない。
   そこで登場した「父親」の存在。もうその父親達はみんな、この世にはいないのたが、それぞれ、思い出を語っていた。まだ、小学校にあがらない時、真夜中に急に高熱を出し、そんな自分を背負って4キロもの道程を病院まで走ってくれた「父」。いつも男兄弟には厳しく、殴られる事も多かったが、「お前はしっかり勉学しろ!」と東京に送り出してくれた「父」・・・・・・彼らがもう何十年も前の思い出を少し瞳を潤ませながら語る。彼らにとって大きな存在だった「父」だったのだろう。語ることも出来ないほどいろいろな事もあっただろう。しかし、長い時間を経て、今そんな「父親の思い出」を語れる。そう考えると、何とも幸せな親子だったに違いないと思える。
   自分も思い出してみる。確かにあり過ぎる。良くも悪くもだが。しかし、小学生の時に北海道に連れていってくれた父が、人工でない自然のアイススケート場で、うまく滑れない私のスケート靴の紐を何度も何度もしっかりと縛りなおし、そして何度も転ぶ私の姿を見ていた父の姿が思い出される。あの時の不思議な感覚はいつまでも忘れられない冬のひとコマだ。そんなひとコマでも一瞬でも思い出させてくれた、気のおけない友人たち。感謝だ。


   年末になると思い出す事件がある。もう8年前の事か・・・・・世田谷区で会社員の宮沢みきおさんご一家4人が殺害されたあの悲劇。世田谷区に住む友人の家も近かったので、その事件を知った時、何とも言えない恐怖と悲しみにおそわれた事は印象に残っている。
  宮沢さんの奥様の泰子さんのお姉さまが20006年と2007年に、一家を失った苦しみから立ち直る道のりをつづった絵本と本を相次いで出版されたという記事を読んだ。「4人の素晴らしい人生をよみがえらせるために、前に向かって歩き出さなければと考えた」というのが執筆当時の心境を語る。しかし、いつまでも鮮明な記憶、それは消えることはないだろう。だが、今も尚、その犯人がこの地球上で罪を償うこともなく、ぬくぬくと生きているということを考えたら身の毛が弥立つ。
  長女のにいなちゃんは当時8歳そして長男の礼ちゃんは6歳。未来のある子どもたちの命まで残酷に奪った犯人の逮捕を望むばかりだ。新年を迎える正月飾りを見る度に、予想だにしなかったひとつの家族の悲劇を風化させないように。ぬくぬくとただ、生きている犯罪者に罰がくだる日を真剣に願うだけた。


   東京23区で資源とゴミの出し方が10月1日から変わってから「私はこんなに神経質だったか?」と思うほどにこまめな分類をしている。当初は「ああ!面倒っ!やってられなーい!どーしたことかっ!」と思っていたが・・・・。ゴミと生活は本当にしっかりと結びついていることを実感。コツコツと分類を続けているうちに自分の生活をじっと見つめる事が出来た。どんなゴミ多く出す生活をしているのか?が分かる切欠にもなった。大いに反省も出来る。それで改善することになった。何でも意識するということはいいことである。
  見つめて反省といえば、経済産業省が検討している新しい電気料金制度を適用すると、北海道から沖縄までの10電力会社が来年2009年5月からの標準世帯の電気代は1~3月と比較すると数百円~最大なんと1000円程度程度値下がりする見通しであることが分かった。原油の国際相場は今夏に1バレル=147ドルという史上最高値をつけたあと急落し、今月に入って40ドルを下回る水準で推移していることが理由。値下がりとは嬉しいことだ。
   原油にしても何でも、資源とは永遠ではない。何でもかんでも欲求のまま消費している生活を考え直さないと。資源ごみの分類は日々、習慣のようになった。どんなに仕事に忙殺されていても、習慣とは怖ろしいもので、台所で料理している時もこれまでとは違って、頭もフル回転する。自分の小さな生活の中でも如何に無駄を省いた生活が大切だって事、日々の心がけで変わる。これは実感できる。例えば昔々、母親や祖母たちがこまごま実行してきた"生活の知恵"を思い出して見ることも良い。「ほら、電気がつけっ放しでしょ!消して」・・・そんな声が聞こえてくる。

ch02.健康 : 血の巡り

  日々の生活では知らないうちにじーっと我慢していることが多い。例えば会議の席で、発言していても「これはここまで話してきりあげるか?」「ちょっとニュアンスが変わるかなあ?」なんて密かに脳みそのどこかで考えているうちに、自分の弱いとこがやられる。そう、肩にくる。それも漬物石を置かれたようにずっしりと・・・・・。

  マッサージではなく、指圧をうける。「ハイ、横になってください」と言われ、横になり、先生の指が首の付け根あたりにギュッと入る。痛いでも気持ちよいでもない、なんと表現してよいか分からない感覚だ。どうにもならないようなコリに的中。マッサージの時にありがち?な会話などなくなる。カラダのコリが「うっっ」と呻いている。「ハイ、仰向けに」という先生の指示しか聞こえず、次第にコリが溶け始める頃に一瞬なのだが、深い眠りに落ち込む。この不思議な感覚。暫くして、咳込み始める。何かアレルギーか?と思い、必死にこらえるものの。その咳は出続ける。空腹でもないのにくうくうとお腹がなり始める。先生の、ふふふという何か意味深な笑いが聞こえる。「これで血の巡りが良くなったわねぇ」と言っている。漸く、咳が止まる。停滞していたカラダに血が巡ったらしい。くうくうなるお腹も咳も。人のカラダとは何とも不思議なものだ。
  指圧を受けたあとは、百人力?!といえるほど、力が漲ってきた。これまた不思議なものだ・・・・・

ch12.その他 : 静かなクリスマスイブに


  クリスマスイブ。昼から打ち合わせ。六本木から乃木坂、そして表参道へ。街はやはり静か・・・・な気がした。「去年の半分・・・位かな。キャンセル待ちもない」と知り合いのレストラン関係者が言っていた。表参道で、いつも結構、混雑しているカフェにもすぐ座れた。「えっ?」という感覚だった。不景気風の中、みな巣ごもりか?
  資料をチェックしながらケータイのニュースをふと見た。飯島愛さんの急死が伝えらていた。詳細な情報はなかったが、病気とか入院とがてはなく急死の情報。ただビックリし、暫し、その文字を見ていた。あるプロジェクトの中で、「もう一度仕事はしないかな、聞いてくれないかな?」と飯島愛さんと親しい方に相談した。聞いてもらったのは一ヶ月ほど前。「もう彼女は"仕事はしたくない"って言っていたよ」と伝えられた。しようもないなぁ・・・・・とその時は思った。

  飯島愛さん、享年36歳。また哀しい都会の孤独死。知人の方にクリスマスイブに発見されるなんて・・・・。本当に心からご冥福を祈ります。



   人って、自分でも信じられないほどぼーんやり、ポカをすることかあるものだ。まあ、これは「人は」なんてたいそうなことを言ったが実は自分のポカ。
  時間の合間、合間に年賀状を書いていた。一時は宛名ラベルにしたり印刷にしたりしたのだが・・・・やはり何となく好きでなく、直筆派である。しかし、数百枚ともなると、もともとこうしたコツコツしたことが苦手な自分はぽーっと意識がどこかへ行ってしまう。どこかで別の事を考えたりしている・・・・そしてポカをした。
  「20枚くらいだと思うけど、どうも犬のシールを貼ったようなんだぁ。丑年の人には確かシールの横に"今年は年女だねっ"なんて書いたりしてねぇ・・・・」と忘年会の席で言ったらお腹を抱えて笑われた。しかし、既に遅し。「多分、もらった方もそんなに気にしないんじゃあないの?よっぽといち子さんって犬が好きなのねぇと思う程度じゃないの?しかし、ハハハハハハ」と友人がまたお腹を抱えて笑っていた。まあ、どう足掻いても仕方なし。まあいいか・・・・・・


  陰陽五行の伊勢先生から2009年のメッセージが届いた。来年は「己丑」(つちのと・うし)。時の分類でいうと26番目の「時」ということにな.るということだ。今年は25番目の「戊子」(つちのえ・ね)で「「天が怒り、地を傷める」作用をする。"雷が多いよ"と言われたがやはりその通りであった。それに大雨、長雨、嵐、強風も多かった。そして来年は「土用の運」、つまり、殺す、生み出す、の二つの作用が働くらしい、陰陽に分ければ「陰の運」。担当するのは「土」で古くなり、腐った物をしっかりと殺し切り、その上で新たな生命を宿し、育んでいく。地味で、目立たない形で、コツコツとしっかりとやり遂げていく年だそうだ。時代を生きるコツは、「地味に」「こつこつと」「しっかりと」。内部には革新的な変化をもちながらも、外部外面は何も変わりがないように見えるようなやり方が良いということだ。内部充実主義で!と言われた。焦らずに基盤づくりということか。兎角「早く形に、早く利益を」と思ってしまうものだが、そこは伊勢先生の言う"大手ではなく、搦め手から攻める"ということだな。
  

  しかし、犬シールが貼られた年賀状が届けられた方・・・・なんとも粗忽ものですが、何卒来年も宜しくお願い致します。


スポーツ : 揺さぶり

   「昭和の不況より最悪ですよ、こんな不況は初めてだ」とはきもの屋の主人が話している。80年間、こんな経験はないと半ば諦めた表情でいる。先般、友人が「いよいよ仕事でタクシーにも乗れなくなったよ。完全に廃止」と言っていた。営業マンとしてはなかなか厳しい時があるとぼやく。解雇だなんだかんだという中では、「何言ってるんだ」と思えるほどに、贅沢過ぎる悩みである。しかし、それぞれの"世界"の中で、人は四苦八苦している。
  確かに予想を遥かに超えた不況の波が押し寄せている・・・・・飲食店も売り上げの芳しくない店舗は閉鎖となっていく。日本だけでなく、もう世界中が不景気という病に感染している。
  スポーツ界も然り。ニュースを聞いてからショックは続いている。今季限りでの廃部が決まったアイスホッケー男子の名門である西武。チームを所有するプリンスホテルの業績がここ数年に悪化し、年間約5億円といわれるアイスホッケー部の運営費の維持が難しくなったという。このニュースを聞いてから、なんとも脱力感だ。本当にショックだ。日本のスポーツ界はスポンサーシップで支えられてきた。しかし本体の赤字は避けられなければしようもない事なのだ。頭では分かってはいる、分かろうとしたい、しかし、どうしようもない・・・・・選手達の気持ちとおさまらない動揺が伝わってくる。それでもシーズンが終わるまでの戦いはしなくてはならなくても、モチベーションだって下がるだろう。不況の影響がじわじわと、そしてスポーツ界までをも揺さぶりをかけている。ああ!どうこの波をどう抜けきっていけばいいのだろうか?

ch05.エンタテイメント : 競艶とはいいものだ

   落語家の三遊亭歌る多さんから、年末特別興行『東西女流華乃競艶会』があるとおよばれした。会場となった上野の鈴本演芸場。開場して間もなく到着したが、もう満席状態。結局、立ち見であったものの、久しぶりのキレのある落語を堪能した。

  現在、落語協会の楽屋には女性の前座が5人いるという。"不思議な世の中になったものだ"と歌る多さんと菊千代さんで話しているのを見て男性噺家が実に不思議そうに見ているらしい。尤も、女性の力云々いおうとやはり男性社会である。卑近な事例では新聞社時代も実に男性社会だと思ったし、どんなに女性を持ち上げようとやはり、それは否めない事実。落語の世界だって然り。そこで女性初の真打ちになったお二人の実力・努力そして日々の鍛錬はスゴイものなのだと思っている。

  二つ目の時の歌る多さんの「姿」に私は惚れ込んだのだ。池袋にサンシャイン劇場が出来たばかりの時、私は二つ目の歌る多さんの落語を企画した。まだ周囲は「ええっ?」状態。世の中とはそんなものだ。今や、真打ちであれば「ほほーっ」であるが当時、まだ二つ目の歌る多さんの一人舞台だ。しかし、私はその企画を信念で通した。姿というか姿勢が違った。特別な理由はない。本能的にこの人は実力が違うと思った。ただそれだけ。

   男性社会でいろいろ(敢えては言わないが・・・・)あったと思う・・・・。例えば、自分もそんな思い出がある。セクハラ・パワハラなんて当たり前。ちょいとアルコールでも入って、神経が緩んだ時、これまたちょいと生意気なことをいうと「女性に参政権を持たせた社会が間違っていたんだ!」なんて声高に怒鳴られた事もあったなあ。いきなり信じられない事を言われたりするものだ。

  プログラムにあったように既に、実力派がでてくれば、女だけど女だからとか言っていられない。"生きのよい活きのよい東西噺比べ"は何とも!実に小気味よいテンポで愉しめた。
  女性の噺家さん!私は応援し続けます!

ch12.その他 : 都会の孤独


   「年賀状は12月25日までにおだしください」とテレビでアナウンサーが微笑んでいる。この季節になると、会う方々に「年末はいつまでですかぁ?」と聞いてくる。御用納めというと28日という数字が長年刻み込まれているのだが、今年は日曜日。もう来週にはいろいろ納めなくてはならない。しかも来週はクリスマパーティーだ、忘年会だと宴会の嵐も続く。師走は毎年、こんな調子で過ぎていくようだ。
  ネットで東京の代々木の借家から男性の白骨遺体が見つかったというニュースを見た。病死らしく、なんと死後6年以上が過ぎているという。今月になって地権者の男性が借家に入り、ゴミや散乱する本、衣類に埋もれるように洋服を着たままの白骨遺体が見つかったそうだ。なんとも・・・・言葉もない。しかし、例えば、回覧板をまわすなど、近所づきあいはなかったのか?訪れる人はいなかったのか?と不思議でしようがない。
  男性の弟を捜し出し、DNAの簡易鑑定を行い、そのご遺体が失踪したと思われていた男性本人である事が分かったらしい。いやはや。妻とも離婚、子どもと別れ、そして兄弟との縁もきれていたのだろうか。男性は昭和17年生まれ。生存していれば66歳。まだまだ若い。50代後半に病気に罹り、そのまま息絶えたのだろうか。6年もの歳月は長い。師走そして新年を迎え、そして・・・・。
   しかし、都会の孤独死。他人事ではない。高齢者だけでなく、都会に住み、近所づきあいも人と拘わることも煩わしいと思う若者だってあり得る話である。卑近な事例では、団塊世代の離婚組も多く、子どもも独立していれば本当にシングル生活の人々が多い。自由きままな生活かも知れないが、兎に角「世間と拘わることが大切だから」と伝えるようにしている。たとえ携帯電話があったって本人がだめになってしまったらもうどうしようもないのだ。昔、一人暮らしの知人が自宅で急に体調が悪くなり救急車を呼ぼうとしたが電話機に手を伸ばす形で亡くなってしまったことがある。久しぶりに訪れた息子さんが発見した時、彼女は絶命していた。いやはや、いろいろ考えれば何もかもが他人事ではない。

ch10.生活 : "意味ある"事


   いろいろなプロジェクトに拘わっていると、先ず気がついたことがある。その人々の仕事のやり方というか・・・・要は「性格」が丸出しになるということ。良くも悪くもだが。だからこそ面白い。やめられない。ひとつの組織、いわば会社にいる時は「性格」などと言っていられない。先ずは、組織人としてどう動くか?が問題。それが先決だから。あいつの上だ~下だ~ということは勿論、「もし、こんなこと言ったら」「もしこんなことをしたら出世に響く」なんてね。しかし、バリバリイーブンな関係の中ではもろ「ビジネス感」そのもので動かざるを得ない。上も下もありゃしない。だから怖さ100%で、実に面白いのだ。
 
   昨日、無事に、「U-BRAINS」という学生と企業や地域のコラボレーションプロジェクト・未来センスラボの設立説明会が終わった。新聞社時代の大先輩のいるフジサンケイビジネスアイに説明会の告知広告を2回も掲載したり、いろいろな知り合いに「参加してみないか?」なんて誘いの電話やメールをしたり。しかし、「ねえ!飲もうよ~」でなく「U-BRAINS設立説明会」というのであるから、飲み会みたいに、バンバン集まるわけもない。しかし、ああ!どうなるのだ?と思っていたのも杞憂。会場には予定していた35社ほどが参加。もう、参加企業のビシバシ手厳しい質問もいっぱい。皆様の自己紹介も本当にユニークで楽しいものだった。
  ゲストに女優のサヘル・ローズさんを呼び、イランの学生事情、そして日本の学生事情などサヘルの思ったままの事をスピーチしてもらった。イランの学生と日本の学生の違いをわかりやすく解説してくれた。これが本当に良かったのだ。参加者も大満足。帰りには少し興奮気味で「実によかった!」と言ってくださった方もいた。
  このプロジェクトで一緒に仕事をしている茅根大嗣さんもプログで紹介していた。
  「愛らしい表情が印象的です。イランでは自分からことを起こさないと、誰も助けてくれないから砂漠にざくろを植えて、緑化することでお金を政府からもらって、果実を販売もしている。それが結果としてECOにつながっているという。イランも日本も大好きな彼女。「今の日本の学生は、人間に興味を持とうよ!」澄んだ瞳が、参加者を感動させてくれました。未来センス=命のセンス。騒乱を生きぬいてきた乙女の祈りを感じました。とっても素敵な若者です。大ファンになりました!TVのコメンテイターも勤める女優さんですから、反応もいい!!」と書いていました。
   また、今回のプロジェクトに一緒にしている就職課の内田社長のスピーチも彼独特のオーラがあった。「意味のないことはしたくない」。内田さんだから実に説得力がある言葉だ。そうそう、世の中には、人々には、世界にはいろいろな事情や事柄がある。「そうかぁ?」なんて皮肉っている老獪紳士は要らない。やはり、やりぬくためには「意味あること」を推進していかなくてはならない。そう考えれば、方向性もしっかりと見えてくると確信した。

ch06.音楽 : 感謝!


   神楽坂女声合唱団のチャリティディナーショーの指揮をしてくださった辻志朗先生の兄上で声楽家の辻秀幸さんが、今回のコンサートについて、ご自身のプログ上でご紹介して下さった。
  「ビックリしたというか、ガッカリしたというか」という書き出しが実にいい!来年はいよいよ合唱団も結成10周年を迎える。"たかが10年、されど10年"。やはり活動を続けてこられた、この年月。思い出せる様々な人、ことに感謝!感謝である。

声楽家・辻秀幸さんがプログで紹介

ch11.経済 : 欺瞞の日々

   「実は、ビジネスのことで・・・」と言葉巧みにいろいろな話が飛び込んでくることがある。ネットワークなんとやら~手練手管でやってくる。しかし、いいことはない。(と思っている) 先ず、人間関係が壊れていく。何度か見た。その度に「ああ、人間って」と思うものだ。

   さて、所謂"ねずみ講"に似た手口で投資家になんと500億ドルの損失を与えた疑いで米中堅証券、バーナード・マドフ証券のバーナード・マドフ社長がFBIに逮捕されたという。500億ドルというと4兆円5000億円くらい。ちょっと想像できない額だ。世界の金融やファンドに対する被害影響も大きく、日本でも野村ホールディングスも損失は避けられないそうだ。
  社員も立ち入りを禁止した秘密のフロアが史上最大の詐欺事件の拠点になったとか・・・・これは、フィクションドラマではない。現実にこんなことがあったのか?と思う。
  しかし、マドフ容疑者とは別に著名な慈善家の顔も持っていた・・・・というところが、嗚呼!まさに"凶ごと"。1967年のミュージカル「ヘア」杮落とし公演で有名なニューヨークの「パブリック・シアター」に2007年に5万ドルを寄付。また恵まれない子どもを支援する「ロビンフッド基金」や反飢餓計画運営の「シティ・ハーベスト」、マイノリティー学生向け奨学基金「プレップ・フォー・プレップ」などにも大口の寄付を行っていたというから、人は騙されてしまうよね。 彼の逮捕は金融業界への影響だけでなく、こうした多くの慈善団体が資金を絶たれ苦境に立たされることにもなったのだ。 欺瞞とは人を不幸にしていくだけだ。結局、何もないのだ。


   2008年12月16日、第9回目の神楽坂女声合唱団のチャリティーディナーショーが無事終了した。
   "人生最高の日"というのは、それほどにないものだと思うが、今年で9回目のディナーショーは何か、特別な気がした。一度目のあの興奮に満ちたもの、そして、二度目へのチャレンジ・・・・・メンバーや諸々のチェンジもあり、実にいろいろな変化そして変貌をしながら、今回を迎えたわけである。
  今回の曲目は、アメイジンググレイスからはじまり、テーマとなった「青春メドレー」を含め、メーンテーマの動物メドレー、そしてミュージカルからは「サウンドオブミュージック」「私のお気に入り」「ドレミの歌」「すべての山に登れ」。団長の小林カツ代が作詞をして吉岡しげ美が作曲をし、ずっとあたためてきた「いとしご」も初公開。
  本音を言えば、大半が新曲。一時はどうなることか?・・・・と思っていたのは確かなこと。しかし、この夜は歌いきった!とくに「すべての山に登れ」は難しい曲でいつもパートごとにレッスンを重ねても何とも、うまくならなかったのだが、本番は見事に歌いきった。指揮の辻先生は指揮棒をふりながら「鳥肌がたった」と言う。祝杯の中、皆で「何か、のりうつった感じだったね」と話した。会場となった水天宮のロイヤルパークホテル。ステージから客席を見た時、本当に感動するほどの熱気。お客様の本当にあたたかい熱気だった。
  いよいよ・・・・・来年は10回目を迎える。動物愛護の精神をもち、人生の中で、よき指導者、そしてメンバーに出会え、歌うチャンスに恵まれたということ・・・・・実に幸福なことである。
  

ch02.健康 : 柳に風~といくか


   師走ともなると、「走」という文字で、気分だけでも気忙しいというのに・・・・・・
   
   しかし、携帯メールの出現とは本当に便利ではあるものの、やはりなかなか使い方が難しいものだと思えるシーンにぶつかる。パソコンメールと比べると、やはりね・・・・。
   「一体!どういう気なのかしらっ!」「この人、何いいたいのかしらっ!私にっ」と、よくも相手をこんなにもプンプン、プンプン怒らせるものだというシーン。果たして相手さんは知っているのかと考えさせられる。多分、カ-ッとしても冷静さを保ちながら、返信しているのが社会生活というものなりのだろう。相手もそんなに先方が怒っているなんて 想像もしていないだろう。
  私自身だって、過去に「合点承知之助~」なんて書いたものだから「馬鹿にしている」!と先方をカンカンに怒らせてしまったという苦~い経験がある。少しは常識をわきまえているつもりであったが・・・・どうも、相手との距離感というか、何か感じ方ってものが違っていたのだろう。・・・・・。で、それからはたんたんと「了解致しました」と書くようにしている。  まあ、こんな事例とは別に、やはり携帯メールというのには文章力というか、相手に対して好感がもたれる書き方、まとめ方というものがある。しかし、結構これが難しいのだ。しかし、現代人とは日々、こんな繰り返し。怒りも溜まれば知らぬうちにストレスにもなっていくだろう。
   ところで東洋医学の中で、「喜・怒・憂・思・悲・恐・驚」という"七情"というものがある。文字ひとつひとつ見ても、人間として生きている以上、避けられない"情"である。例えば喜は心臓、・怒は肝臓、・憂と思は脾臓、悲は肺蔵・恐と驚は腎臓と"情"がカラダにも影響していく。喜びすぎても心臓に悪く、考えすぎるのも脾臓に悪い・・・・なんてまた考えていると、なんともバランスよく生きていくって大変だねって思う。まあ、柳に風~といくか・・・・

ch08.旅 : 光子さん

kitaunga.jpg   昨夜、打ち合わせに出かける前、いつもながら気忙しくしていた。たまたまつけていたテレビから西田敏行さんの独特なМCが聞こえてきた・・・・・。「小樽」「北運河」「みつこさん」という言葉にハッと反応して、画面を見た。「あっ!光子さんだ」と思わず感動。何と言う偶然だろうか!私が感動している時、慌しくケータイメールが届く。"前がおしているので、打ち合わせの40分くらい後に"と。私にとっては寧ろラッキーなこと。喜んで!これで光子さんの番組をじっくり見られる・・・・・。


  昔、東京での新聞社勤務時代の光子さんの写真が映し出された。「ああ、そうそう」と思わず独り言。懐かしい、新宿の本部で、デスクの前で微笑んでいる光子さんの姿だ。私が馬鹿でおかしなことを言うといつも涙を流して笑った。いわば笑い上戸。自分で駄洒落を言っては少し間があって「ははは」と自分でオチをつけていた光子さん。
  ある日「私ねぇ、ホームレスの人を見て、なんか羨ましいって思うことあるんですよぉ・・・・」と光子さんが言った。なんて変なこというの!早く原稿を!と思ったものだが、毎日毎日、原稿締め切りに追われているだけの自分の姿を発見して、実は、光子さんの言葉にはっとさせられたこともあるのだ。
  そうそう、ある時、ハレー彗星を見に行こうと真鶴までみんなで行ったなあ。結局見ることかできなかったと記憶しているが(いや、少しは見えたのか?)ともあれ、地べたに寝そべってみんなで空を見上げていたあの夜の事はいい思い出。当時゜なは息子さんも小さかったが、もう立派な大人。(言い方がへんでスミマセン)。それだけ年月が経ったということだね。
   あっと言う間に「人生の楽園」という30分番組は終わってしまった。たまたまの偶然で昔、一緒に仕事をした仲間に会えた幸せな夜だった。

写真は「かもめや」のHPから。北運河まで徒歩30秒だという
光子さんのおたる北運河「かもめや」はコチラ


   求人情報サービスのエン・ジャパンが2010年春卒業予定の学生にアンケートを実施したところ、所謂就活が先輩と比較して「難しい」か「かなり難しい」と回答した人は全体の91.2%に上ったそうだ。91.2%とはほぼ全体か。2009年春に卒業した学生よの11.4%の増。企業の人員削減、そして内定取り消しの動きは深刻を極めているわけで、団塊の世代が定年を迎えるから言われ続けてきた"売り手市場"が見事に逆転したのだ。当時は予想もしなかった・・・・・就職大氷河期の中で大不安を抱く学生。志望業界も広告、出版などのマスコミがトップというところも何も変わらず。次位が総合商社ということだ。金融不安で銀行、証券、生損保は軒並み順位を落としている。

 
  ある日某百貨店のエレベーターの中で「もう、どこの会社でも入ってくれればいいのよ!入れば勝ちでしょう?」「ほんと!そうそう。入ればいいのよ」という母親同士の姿を見た。どこでも入れば勝ちって何なの?と思ったけれど、私の思いは、多分もこの母親たちの耳には全く入らないだろうなあ・・・。どこでもじゃないでしょ?

  
  ところで、私ごとであるが、最近、やたらと専門学校関連の仕事が来る。作業療法士や理学療法などの学科もある学校だが、学生はアルバイトも出来ないほど勉強、実技実習に忙しいということだ。 目的が絞られているから就職率もいいと聞く。所謂、手に職をつけて、そのプロの世界で自分の能力を存分に発揮していくというのもひとつの立派な生き方である。
  日本漢字能力検定協会が発表した今年の漢字は首相交代や経済環境の急変を反映してか「変」に決まったが「企業の利益が落ちているから就職できない・・・・」なんて理系で頑張って勉強してきた学生が涙を流す。仕事をしたいのに仕事先もなく涙を流す世の中って、出来ない世の中ってやはり変なんですよ!
   ポテンシャルある学生たちは未来の原動力そのものだ。パワーを生かさなくてどうするんだ?だからこそ、これから私と仲間達でスタートする U-BRAINS には、今の世の中に、やはり"意義"があると感じた。

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ch12.その他 : 愛の亡霊


   俳優の石田純一が9年以上に渡り交際していたタレントの長谷川理恵と"完全決別"するために、彼女からプレゼントされたスーツをオークションにかけるというニュースを読んだ。バラエティー番組の「島田紳助の想い出オークション」というテレビ朝日系の番組内で、決別すべき過去を持つタレントが集合し、その思い出の品を手放して未来を見つめていくという企画らしいが、これにのるのも確かに仕事ならいたし方ない。だが、チャリティーの一貫だといっても、なんとも嫌な感覚しかない。石田純一が長谷川理恵からプレゼントされたというジルサンダー社製のスーツの写真まで見た。「破局してからも連絡は取り合っていたがもう縁がないんだと悟った」と自ら苦渋の決断らしいが公然にさらされるというのも嫌な感覚なのだ。そして今年のクリスマスも狙っていたものの、やはり2006年、2007年と同様に調整が出来ない為、今回で完全に想い出とスッパリ別れたい・・・・ということで遂に男の決断を下したという石田純一の何とも軽いというか、重みのない男の発言。
  どんなに姿がいい男であっても一言とか動作、仕草、対応といろいろなシーンで「あれっ?」と思うことがある。その瞬間に全てはなくなるものだ。だから、姿は目立たなくてもしっかりした軸足、優しさ、強さなど何か光るものがあれば、その男には惹かれるねものだ。
  世の中には例えば、数多くのいろいろな男性と付き合い、彼らに同じ銘柄のアクセサリーをプレゼントしてもらって、不必要なものは質屋で換金。そんな事もつゆしらず、「俺の女」だと男は勘違い。そんな気持ちも理解出来ない愚かな尻軽女もいる。また、付き合っていた女性との間がギクシャクした時、彼女が日々、乗り降りする駅の改札口で待ち、これまで自分が彼女に買った品物、いわばプレゼントした品を全てかえしてもらったという男もいる。何れも、何とも、情けない話しである。そう、みんな、いわば"愛の亡霊"に振り回された人々だ。
  まあ、石田純一は知人でも友人でもないので、こんなことを言うのも申し訳ないが、本当に大切に想っていた恋人であるのなら、彼女との日々で培った思い出の時間や贈り物を"愛の亡霊"にしてほしくはなかった。公然にさらし、且つ話題にさせることは実に品のない事だ。

ch12.その他 : 風化させてはならない事

  
  スタジオALCの菖蒲美幸さんから「いち子さん!是非!」ということで恭子さん出演の『オサエロ』を観にいった。総合統括プロデューサーは勿論、美幸さん。彼女には凄まじい能力を感じる。(凄まじいという表現がピッタリ!)
   「ありがとう・・・・その言葉しか出てこない。大切な人、愛する人を守るため、大空へ飛び立った彼らの魂のメッセージを伝えたい 届け・・・・この想い・・・」と書かれているパンフレットのメッセージを読む。しかし、決して広くはない舞台で果たして?・・・・と思ったのは私の大間違い。次第に、その時代の中にひきこまれていく。客席から、すすり泣く声も聞こえてくる・・・。


   映画『僕はきみのためにこそ死にに行く』が終わった会場で車椅子のご老人がスクリーンにいつまでもいつまでも手をあわせていた事を思い出した。そしてある年の8月15日、暑い夏の日。靖国神社で、やはり一人のご老人が車椅子からすすっと立ち上がり、やはり嗚咽をこらえながら手を合わせていた日を思い出した。
  あの、太平洋戦争の末期、特別攻撃隊の編成により、本来なら新しい未来を担う若者たちの尊い命が数多く失われていった、そんな現実があった事を私たちは忘れてはならない。風化させてはならない。
  

  インターナショナル世界大会を終えた恭子さん。何か大きく変貌したものを感じた。そして恭子さんの他にも力いっぱいの舞台をつとめた皆さん、そしてスタッフの方々。本当にお疲れ様でした!「素晴らしかった」です。

恭子さんのプログでも紹介


   いかにも・・・・紋切り型表現ではないが、"不景気"だから家庭回帰のようで、今年のクリスマスは「うちクリ」というそうだ。家でケーキを焼いたり、料理を作って皆でクリスマス気分を味わうという。子どもでも簡単にお菓子が作れる玩具の売れ行きもいいらしい。"不景気"だからか?「家食」になっているとか。一時、鍋ブームの時もそんな事が言われた。
   しかし、不景気だから~と安直にいうのもなんか変でしょ。例えば食育だと言うなら、家庭できちんと料理をして、家庭料理を子どもに食べさせる。いわば当然の事。そして年中行事と堅苦しいことは言わないまでも、正月にはお節料理を、ひな祭りにはちらし寿司や潮汁など、家庭生活の中で楽しめる要素は沢山あるものだ。不景気だから~という理由でにんでもかんでも片付けないでほしいなあ。
   そもそも、昔は家庭では家庭料理を食べ、外食などは特別な行事であった筈だ。外食する時はそれこそ、"余所行き"を着て、出掛けるものだった気がする。
  ちょっと拘わっているので、どこか心苦しいのだが、マスコミ報道というか、編集の仕方というか、余りに考えていないで、流しっぱなしの気さえする。アナウンサーもお気軽というか何ももが"他人事"。喉もと過ぎればなんとやらの感。ぐたぐた言うとホントに嫌われそうだけれど。たとえ、キャンセルされてしまうかも知れないが、機軸のきちんとしたコメンテーターのしゃべりがもっとあるべきなんだね、特に影響力大の電波では。

ch01.政治 : 正念場

   かつぎだされても、断って、じっとしていたらよかったんじゃないか?と思うほど。「ぼくのおじいちゃんはね・・・」とでも言っていれば良かったんじゃないのと思うほど。(失礼)それほどに、麻生さんという人は総理の器ではなかったのだと思う。あの時、意気揚々と「選挙の顔」として期待していた「麻生人気」。何だったの?この超低下を誰も予想出来なかったのか?内閣を支持しない理由のトップが「首相に指導力がない」という民意。政治のプロは予想できる筈でしょ?私は政治には全くの素人であるが、実に、見ていられないほど、この日本の総理としては不適格であると感じる。もう、自民党にとって、厳しい事態、緊急事態といったほうがいい。あまり支持率と目くじらたてるほどの事でもないと思うが、麻生内閣の支持率は20・9%だという。この数字は、政権維持が覚束無くなる水準だということで。「漢字が読めない」と揶揄している場合じゃない。
  「反麻生派と民主党は一緒に」なんて馬鹿げた記者の質問に小沢さんは「違うでしょ」と、憮然としていた。当たり前でしょ。でも、政党支持率が、民主党に逆転されたという事態は自民党にとって「初」の事。麻生首相と民主党の小沢代表とでは、どちらが首相にふさわしいかという質問では小沢氏が首相を初めて上回ったと聞く。笑っている場合でない。とやかく言っている場合でない。それこそ、未曾有の金融危機の中で、国民の悲鳴が聞こえぬか?貸し渋り、貸しはがしにより日本の企業の大半を占める中小企業は本当に本当に大悲鳴なのですよ。区の融資斡旋に三倍の申し込みが殺到している。「今年のクリスマスイブはねぇ~」なんて言っていられないほど、日本の経済、いや世界は危機なんですよ。
  今が正念場。麻生さんは首相として一国のリーダーとしての指導力を発揮できなければ、政権の立て直しは、ますます困難になるだけだ。そして指導力がなければ・・・・・変わるだけだ。国民あっての政治家である。
 

ch10.生活 : 大人の男


   不景気だ不景気だと何か世の中に勢いはない。金融にしても出版にしても「もうダメだぁ~」なんて声ばかり。そんな空気が蔓延している。
  そんな中で、出版業界では著名な雑誌の休刊が相次いでいるのだが、「大人の男」向けの男性誌が立て続けに創刊されているという不思議な現象もある。しかし、"こだわる男の"といっても時計、万年筆、自動車の商品紹介が中心。勿論、編集だけでなく営業の事を考えれば、テーマ選びも実に大変なことは痛いほど分かる。特集で取りあげる人物でも白洲次郎ではなく大佛次郎の特集。でも、先ずは大佛次郎の作品を何冊か読んだほうがいいんじゃないかとも思う。まあ、記事で読んで興味を持つことは大変重要でもあるけれど。
   だが例えば自宅に送られてくるクレジットカードの会員誌(例えばプラチナ会員向けなど)の中身も最近は「はぁ・・・」とビックリするほどに充実した内容だ。時計、自動車などのグッズは勿論、国内外含めた旅行、宿、オペラ、ゴルフ、観劇・・・・と続く。
  先般も「いやあ、実に日本の文化を知らない大人が多いね」という話になった。のべつ幕なしでなくていい。一度でもいいから歌舞伎、文楽、能、落語・・・その他まだまだいろいろあるが、ふれてみるのもいいんじゃないか。
  "大人の男"といっても、そこは空白でなかなか成功しないマーケットだそうだ。大人の男はファッションに関心がないのか?それとも金銭的余裕がなのか?時間的余裕がないのか?なんていうが、興味も関心もあるけれど、多分ね、思わず「いいなぁ~あの男は」と男が憧れるいい大人の男がいないのかもね?

※大佛次郎記念館は一度訪れたいところ。個人的におすすめ!であります。

大佛次郎記念館はコチラ

ch12.その他 : 百合が好き

    花の中でも百合が好きだ。特にカサブランカ。部屋にあるだけで落ち着く。出来る限り、かたい蕾の百合を買い求め、徐々に開花していくさまを見るのが好きだ。咲き誇って咲き誇って・・・・そしてぱたっと散る。小学生の時、母が勉強机に百合の花を活けて「机の上に・・・なんか邪魔だな~」と思っていた時、花が徐々に開いていくさまを見てもしばし驚いて声も出なかった記憶がある。百合の花とは、そんな思い出がある。
  

   植物の成長や開花などに重要な役割を果たすホルモンであるジベレリンが、細胞内でどのように働くかを解明したと、奈良先端科学技術大学院大・箱嶋教授らとアメリカのデューク大学の研究チームがネイチャーに発表したという記事を読み、昔のそんな記憶が甦ってきたのだ。こうした解明は今後、農作物の品種改良など、農薬開発に大いに役立つわけだ。
  社会人になってから知り合ったのだが、「名曲は名医」など編集された石黒捷一さんの事も思い出した。当時は、植物にモーツァルトの音楽を聞かせるなど、大変面白い研究をされていて、随分面白い話しをお聞きした。多くのクラッシック音楽を聴いたのもこの頃だった。f分の一の揺らぎという言葉も石黒さんから初めてお聞きした言葉で、植物に対するまた別の意味で興味が持てたことも確かである。ついには、石黒先生監修のもとで、f分の一のゆらぎコンサートなども企画して実行した。

  しかし、時間が経つと、いろいろな思い出も忘れ去っていくものだが、当時の事がありありと思い出されるというのも実に不思議な感動がある。もう何年も時間が経ってしまっているにも拘わらず、細かなことまでも思い出すことが出来る。人間の脳と心とは世界が広く、本当に興味深い。"クオリア"をキーワードとして脳と心の関係を研究している脳科学者の茂木健一郎さんにでもお聞きしたら、こんな不思議さえ、分かりやすく理路整然とその不思議について教えてくださるのだろう。

ch12.その他 : 白熱コミュニケーション


   人はどんなに成長したつもりでも、大人になったつもりでも、それはあくまでも"つもり"であり、常にいろいろな気付きがあるものなのだ・・・・・


  コヤマドライビングスクールチャリティーコンサート 「D'LIVE Vol.5」にご招待され、久しぶりに川崎の CLUB CITTAに行った。要は手話ライブ。コヤマドライビングスクールが聴覚障害の方々の免許取得にむけ、手話教習を始めたのが2000年の事。健聴者とろう者のコミュニケーションを広げられるような活動が出来ないものか?と考えられ、ついにこの手話ライブを生み出すことになったという。今年で5回目。満員の客席。アーティストたちが繰り広げるパフォーマンス。心の底からスゴイ!と思い、それは会場を埋め尽くしている白熱した"静かなパワー"であることに気付いたのだ。

D'LIVE Vol.5はコチラ

   本が売れないなんて不況を騒ぐもいるが、出版流通大手の「トーハン」の年間ベストセラー総合ランキングトップ10には血液型本シリーズの4作品がランクインしている。自費出版で知られる文芸社という版元であるが、昨年の9月に「B型自分の説明書」が155万部を売り上げ、年明けから爆発的ヒットで今、大ブームを起こしている新感覚型の血液読本ということだ。続刊のО型に引き続きA型、AB型と累計発行部数は500万部に達したそうである。しかし最初にB型がヒットしたというのはやはりその型の所以か?
   考えてみれば、マーケットとしては4つ。私はО型であるが多分、自分の説明書だけでは飽き足らず、結局仕事仲間だなんだかんだと"説明"を見たくなれば4冊買うことになるのだろう・・・。恥ずかしながらまだ読んでいないのだが。

   そもそも、昔々、この血液型のブームを巻き起こしたのは、能見正比古・俊賢親子。しかしあれだけのブームを起こしても結局「血液型性格判断」は医学的な裏付けがないということで学者たちからは大いに批判を受けた。まあ、そんな素地もあるから、"お遊び""娯楽"の域で「あなた、どーだった?」「キャー、いえてる!」といった会話が交わされるのであろう。まあ会話が弾む切欠つくりにはなるかもね。
   しかし、仲間で集まると不思議と皆が違った血液型ということが分かり、最近はそれが面白い。ちなみに表紙を隠して、中身を読んだなら「いえてる~っ」と言いながら、自分の血液型でないかも知れない。大体、『家庭の医学』(古い・・)の胃の症状のところをみていたら、全てが自分の症状に思える、そんなもんじゃないの?
   この自分を考えてみれば、天真爛漫でおおらかО型の性格で生まれたとしても、長いサラリーマンとしての社会生活の中では妙に律儀でしっかりチェックするA型の性格をしっかりと身につけ、育った環境を思い出せば、モボ、モガと呼ばれ、お洒落で自由気ままに人生を愉しんだ大叔父や大叔母との交流で、何か進取の気性のB型要素も入った気もする。しかし、ABO型の他にもMN式、P式だのを入れると血液型って約300種類もあるというから・・・・いやはや。常に、時代は時流にのってリニュアル、リメイクするから、まあ・・・・"これでいいのだ"。
:自分の説明書はココに!

ch02.健康 : 健康の有難さ

   ある事を依頼して、快く受けてくれた友人からメールが届いた。その文面は本当に焦ったようにごめんなさい、ごめんなさいを繰り返している。家族の介護をしなくてはならなくなり、約束した日には全く外出出来なくなったという内容だった。それぞれの家族が急の出張だとか、既に決まった予定があったりで、結局、優先順位で彼女にそのお役がきたというのだ。ごめんなさいを繰り返しているそのメールに返信する。そのお役を優先してくださいと。これは当たり前のことだろう。謝る事ではない、本音はこちらもかなり慌てて、心の中では動揺もするが、やはり家族の介護を少しは経験すれば、その"突然"は十分に理解できる。
   しかし、その瞬間まで元気一杯で、なのに突発的に?この世を去るとか、そんなことでもなければ、何れ、「介護」という言葉は己のものでもある。決して他人事ではなく・・・・。
   「老老介護」は知られていることだが、最近は「認認介護」という言葉もよく聞く。認知症患者の介護者が認知症になっている・・・・そんな現実が実際にあるのだ。認知症の夫を介護している妻も認知症になる、またその逆もあるだろう。独居または夫婦のみという高齢者世帯が2030年には全世帯の26%になるという予測も聞いた。それに認知症も2035年に倍増するとも聞いた。特に、軽度認知機能障害は本当に分かりにくいらしい。徴候が出ていたとしても、同居の相手が認知症だと気が付きにくいのだそうだ。いろいろ考えれば考えるほどに「健康で過ごす」ということ、それも心身ともにだが、これが如何に大切ということに改めて気付かされる。当たり前ではない現実。
  返信したメールに友人からまたメールが届いた。「本当にありがとう。また時間がとれたらランチでもしましょうね」と。そう、そんな気持ちが大切なのだ。
  


  本日、ある会合の席。たまたま休憩時間に「最近はKYって"空気読めないでなくて、漢字読めない"としいう意味らしいですよ~ご存知でした?」なんて皮肉めいて言っている方がいた。私には"心読めなーい"とも見えるよ。それに同調してあれこれあれこれ口をそろえて、まあおっしゃるおっしゃる。挙句の果てはその中心人物の話しから、卒業大学の学習院について、学力はどーなんだ!最近の偏差値について言うわ言うわ・・・・もうこうなると私は聞いているふりして聞かない。一言!「だから何だって言うんだい?」。「あ~ら、だから話しよ~話しよ~」と言って評価評論する方は実に多い。別にそれが悪いと言っているのではなく、ちょっと考えて下さい。不毛な事はもうごちゃごちゃ言うのはやめないか?

  
   ・・・・ということで、私の頭の奥に何とも消化不良のような気分の悪さとあの麻生さんの顔が残ってしまっていた。帰宅してパソコンをチェックすると、出版プロデュースをしている天才工場の吉田浩さんからめるまが届いていた。「今月で、20年に一度の長い長い天中殺が明けるのですが、今までの不運とは逆に、最近ビジネスと人脈が、どんどん流れ込んでいます。今回の「直江兼続」本も、宝くじに当たったようなラッキーなことが起こりました」とある。ああ、こんな話しは実にいいじゃないか。そして読売新聞のサイトを紹介されていてた。天中殺が明けるとは、目出度い!その記事とは、また、麻生さんを揶揄しているようだが・・・・


「マンガ本は買わず?麻生首相が書店そぞろ歩き。麻生首相は30日夕、JR東京駅近くの大型書店を訪れた。「日本史新刊」の書棚で、吉田浩著「直江兼続のことがマンガで3時間でわかる本」を手に取るなど約30分間かけて店内を物色し、日下公人、竹村健一、渡部昇一著「強い日本への発想」、佐道明広、小宮一夫、服部龍二編「人物で読む現代日本外交史」など数冊を購入した」(2008年11月30日21時36分 読売新聞)ということだ。そして、この記事を読んだテレビ局から取材を受けたという。まあ、何はともあれ、麻生さん、本を"積読"にしないできちんと読んでくださいね。


  
  天才工場の吉田浩さんの出身は直江兼続と同じ新潟県六日町。「現在、追い風」という吉田さんは新潟県にある書店320店すべてに、手書きの手紙を送る決意をしたという。"手書き"ですよ!どうせ、自分の事でしょう?なんて言わないでね。今の時代、こんな努力をする人ってなかなかいやしない。本当に最近の人々は何でもかんでも他人事で、安直に流れる・・・・傾向があると思っている。こんな時代の中を生きているから、もうしようがないかも知れないが、たまにはコツコツと努力をすることもしてみようじゃないか。


ubrains-bar-s.gif  政治、経済、文化・・・いろいろな分野で日本を作っていくのは?そう、「人」でしかないのだ。一過性の事でなく、やはり今後の日本の将来を考えた事業のひとつになると思う。「未来×学生×社会」の、その第一歩にするつもりだ。

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ch12.その他 : まず、深呼吸?


   多分、12月になると毎年、同じことを言っているのだと思う。「気忙しい!気忙しい」と。先ずは落ち着け!ということが大切だ。深呼吸したほうが良いかも知れない。ただ自分が落ち着いても先方様がワサワサしていると一緒に仲良くワサワサしてしまう。もともと、お調子者のおっちょこちょい。ついにというか、やはり師走ともなると、漫画のようなおっちょこちょいをしでかした。


   「で・・・吉田さま?ユーロで換算しますね」と相手。
   「はいはい。よろしく!」で、今1ユーロは何円でしたっけ?」と私。


   少し前に「ルイ・ヴィトンの会議室を是非!」と言われ、「あっ!なんとラッキーな!丁度、銀座でイベント会場を探していた」ということでホクホクしていたのだ。頭の中は「銀座!銀座!」であった。そして、ピロロンとメールで送られてきた料金表をふむふむと見ながら、「で・・・会議室は何階でしたっけぇ?」と聞くと「吉田さまぁ、パリに行かれるのは何日でしょうか?」と言われ、しばし頭の中が"空"になった。何かカラスが"バカァ~バカァ~"と飛んだような気がした。
   「パリ? 銀座じゃないの?」と聞くと、「はい、パリのルイ・ヴィトンビルですが・・・」と。
   数秒後、相手とともに、もう大笑い。暫く、笑いが止まらなかった。今年の締めくくりのような大笑いで終わった。だが、笑っている場合ではない。やはり師走は心して落ち着かないとね!

スポーツ : 実に不可解


   このところ、何とも愉快ではない気持ちになるのが、例の大麻問題で日本相撲協会を解雇された元幕内力士の若ノ鵬の問題。「嘘でした・・・」と虚偽の八百長告発を謝罪した上で、250万円を受け取ったことを明らかにしたあの会見で見せた涙。なんだかんだ言う人も多いが、ふと、自分のはたちの頃を考えてみた。無謀極まる、危なっかしい年齢だったなあ。
  「解雇されたら戻れるなんてあり得ないんですよ!!」とあるテレビ番組で元力士でタレントの龍虎さんが語気強く言っていたけれど、はたちの自分はやはり謎のXさんの言う通りにしてしまったかななんて思う。というより「また、どこかの親方のところに君を~」などといわれれば、信用してはしまうかも知れないなと思った。それも異国の土地での事・・・。
  しかし、「会見の内容は極めて不可解」と講談社側もいうが、謎のXさんが一体何を目的としていたのか、なんだかいくら考えてみても分からない。しかし、世の中には不可解なことが多いものだ。

 

このアーカイブについて

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プロフィール

ichiko.tv

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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