2010年8月アーカイブ

ch01.政治 : 大丈夫! 大丈夫?

   いつもいつもぼやいているだけでは何も生まれないのは分っているが、厳しい残暑もあってか、またぼやいてしまう。漸く政府が追加経済対策の基本方針を決定したがガチンコ対決だとか言う民主党代表選が告示される9月1日からの2週間は政治は混乱するだろう。結果次第でまたバタバタだ。またもしつこく言いたくなるが、あの日、何を期待して民主党が国民に支持されたのだろうかって。
  
  最近の若い世代、特に感じるのが20代だが、何でもかんでも「大丈夫」という言葉を使う気がする。例えば「~は足りていますか?」「今度の~の手ごたえはどんなものでしょうかねぇ?」など思い出せないシーンも多いが何でもかんでも「大丈夫です」と答えるケースが多い。結局、何がどう大丈夫であるのか?聞きなおすことも多いのだが・・・・・

  政府のこの方に対しても「大丈夫?」という言葉が相応しい、そんな気がしてしまった。小澤氏と菅氏の間を飛び回り、本当に大丈夫?である。「私を総理大臣にしてくれたご恩がある」とか?会見でしゃべっている姿は本当に国民をなめきった人であると思った。小澤さんは嘗て、「担ぐ神輿は軽いほうがいい」と言っていたこともある。
  こんなに混乱した政府を見たことがない。再び結果次第ではさらに混乱が混乱をよぶであろう。その時、まるでオプチュニストといえそうな方は会見でどんなことを言い出すのやら・・・・。「引退する」なんてい言葉も聞いたことがあるぞ。昨年の8月の大勝利からまだ1年でこの混乱。本当に大丈夫か?

ch12.その他 : 6時45分

   多分、性格なのだと思うが、待ち合わせや集合時間より、30分ほど前に到着する「癖」がある。時々、その場所やら施設に興味がわくともう少し早めに到着してウロウロする「癖」がある、なおりそうもないし、しようもない「癖」だと思っている。
  夜、6時に半蔵門に着いて「懐かしいなあ~」とウロウロしていたのだが、目指すところへ向かうがその時にどうも「?」という気分になってきた。第一18時45分集合とはなんか中途半端な時間であると思いながら、何かが違うと。そこで、案内状をくれた友人に携帯電話をかけて、一体どこから入るのか?どの辺から入るのか?など、かなりもたついていると電話の向こうで「いち子さん?朝!朝!」と言う。「えっ?何?」と聞くと「朝の6時45分からですよ~」と彼は言う。「へッ?」とそのまま、かたまってしまったが、次第に自分のトンマ丸出しの姿に大笑いしてしまった。彼が言うには、時間にはしっかりしている吉田さんが時間になっても来ないのはよほどの事があったのだろうと思い、敢て連絡をしなかったのだという。見事に失態!であった。
  随分前に案内状が来て、スケジュールノートにしっかりとメモをした。管理は超アナログであるので、時間や場所、参加人物の変更など訂正がが出来るように付箋紙をよく使っている。ノートを見直すと確かに18時45分のところに記載してある。暑さのせいにしてはいけないが、要は「やってしまった!」わけである。いつもの倍は用意した名刺を見ながら我ながら呆れかえった。
  まあ、半蔵門にきたのだからと「いきなりですが、ご馳走しますよ」と先輩に電話をした。ピールを呑みながらいろいろ話していると重要なクライアントさんが日曜日に予定していたゴルフを断ってきたという。かなり大変な手続きでとったゴルフだったので参加メンバーは青くなったらしいがそのクライアントが言う理由が「息子の結婚式が入っていた」と・・・まさに?という事で「多分ゴルフのダブルブッキングだったんだね」という話ではあるが、こうした方にはきちんとスケジュール管理をしてくれる秘書やマネジャーが必要だろうねと話した。だが、他人にことは言えぬ。今宵の自分の失態に「あはは、ばかだなぁ」と先輩に笑われ大いに反省をしたのだが・・・・。

hibakupiano.jpg    昭和20年8月6日、広島に落とされた原子爆弾によって被爆し弾きて手を失くした「被爆ピアノ」が2005年8月に修復され音を取り戻すことができた。この被爆ピアノはふだんは広島平和記念資料館に展示されているものだが、9月12日に国分寺に運ばれ、ジャズピアニストの河野康弘さんが三品真美(Vo)・MASA(Vo,ダンス)がコンサート「 いずみサンデーライブ」(主催:社会福祉法人万葉の里・就労継続支援事業どーむ・協力:サンタポスト)をすることになった。関心のある方は是非、足を運んでほしい。

いずみサンデーライブ!

日時:年9月12日(日)
開場:13:30
開演:14:00
会場:国分寺市障害者センター1Fロビー・喫茶「いずみ」
国分寺市泉町2-3-8(JR中央線・武蔵野線西国分寺駅徒歩8分)
電話042-321-1212 
入場料:1,000円(1ドリンク付き)
高校生以下500円・就学前児童無料
チケット申し込み
♪国分寺障害者センター
電話042-321-1212 
FAX042-321-1207
担当佐藤さん

♪サンタポスト
電話&FAX042-322-7120
担当粕谷さん

被爆ピアノについて


  空気、水、そして・・・紙もあって当たり前の生活をしている。こうしたものが考えたこともないだろう。まあ、空気や水はなければ命に関わる。しかしもしかしたら紙はなくても生きていけるんじゃないか?って考えるかも知れない。

  ご覧になっただろうか? 昨日8月27日、日本新聞協会の全加盟新聞103社は、新聞協会特別企画として、「紙があって、よかった。」という広告を北海道から沖縄県までの103紙で一斉掲載した。これは、紙の価値を再発見してもらう広告であり、協会加盟全社による同一広告の一斉掲載とは初めての試みであったようだ。
  「昔のように広告がとれない」「新聞が売れない」・・・そんな話ばかりを聞く。だからこそ新聞というメディアの媒体力と新聞広告のパワーを改めてアピールするのが狙いであったわけだか。
  日本製紙、王子製紙、大王製紙、丸住製紙、中越パルプ工業などの5社を広告主とする今回は、手塚治虫の下書きと野口英世の母の手紙の2つを紹介していた。手塚治虫の『燈台鬼』の下書き。これは紙があったからこそのもの。想像が紙の上に表現された瞬間であろう。そして、野口英世の母、野口シカさんの息子へ会いたい一心で書いた手紙。子供の時に学んだ文字を思い出し思い出して書かれたもの。たどたどしい文字が並ぶ。「おまえの出世には皆たまげた。早く来てくだされ。一生の頼みです」と書かれた手紙を読みながら、胸の奥が熱くなり涙がこぼれる。今は海外でも電子メールで瞬時に伝達できる。しかしそんな現代では全く想像も出来ぬほどの母親の想いがそこにある。

  紙の大切さと有難さを改めて気付かされる広告であった。ああ!本当に『紙があって、良かった。』

ch01.政治 : 分裂か?"日本丸"の行方

  9月1日告示、14日投開の票民主党代表選に向けて再選を目指す菅直人首相と、小沢一郎前幹事長の対決がいよいよ活発化してきた。しかし、政権交代から約1年。こんな権力闘争が勃発するとは・・・。思いもしないことが人生?だけでなく起こるものだ。
  菅首相が小沢氏を含めた挙党態勢構築に難色を示したことで、どうなることかと思われた小沢氏の出馬が決まったようだが、今回はそれこそ「命懸けで闘う」と言う菅さんの勝利が見えてしまう。
  鳩山氏との会談で「名誉顧問にどうか」という菅首相の提示した案に対して「名誉職ではダメだ」と鳩山氏は不快感を示したと聞くが、いよいよ小沢氏をあからさまに実権から遠ざける菅首相の態度は明々白々となった。なんだかんだと言ってもこんなにも内弁慶な"日本丸"の行方。日本の政治は本当に内向きで停滞している。不安と妙な憤りを感じるだけだ。鳩山氏も今更友愛だの云々している場合じゃないだろうに。
  回避すべきと言われる代表選後は党分裂はあるのかも知れないな。こんな事ばかり言っているのもどうかと思うが。そして、結果とは必ずあるものだから、今の感情の高ぶりさえどうなるのか?その時の"退き際"も問われ筈だ。

ch12.その他 : 衣食足りて・・・

  ポジティブな考えの人のほうが長生きらしい。そんな事を聞いたが日々の生活の中では「あらあら」というシーンが多い。暫し呆然となってしまうシーンもあるが、ふっと亡くなった父が昔、言っていた言葉を思い出す。「衣食足りて礼節を知るんだ」と、そんな事をよく言っていたが最近になって「なるほど、そういうことか」と思うことが多い。常に肝に銘じて日々真摯に生きることしかないのだろうなぁ。

社会問題 : 唖然な・・・日々


   進む円高。異常だ。「海外旅行で得しちゃった!」なんて馬鹿を言っている場合ではない。それに大臣たちの何ともとってつけたような無策な発言の数々でどんなに我々のマーケットが゜振り回されている・・・・
   
  そしてまた、この問題。ここまでくると開いた口がふさがらない、言葉もなくなる。酷すぎる。怠慢としかいえない。もしかして短編小説の始まりなんかだったらとふと思う。いやいや現実の話だ。
  高齢者の所在不明が相次いでいるがなんと大阪市が同市内に本籍地があり、戸籍上は生存している状態になっている120歳以上の高齢者が5125人いると発表。最高齢を聞いて驚いた。1857(安政4)年9月4日に生まれた152歳の男性だという。120歳代が3953人、130歳代が1093人・・・なんて内訳の発表なんてもういい!。ここまでくると腹が立ってきた。なんでも2008年度に市内24区が保有する戸籍簿の電算化に着手してシステムの完全運用を開始した今年8月になって調査して判明したとらしいが。
  また、愛知県高浜市では、1867(慶応3)年生まれの142歳の女性が戸籍上は生存している状態になっているという。皆さん、江戸時代の生まれ。住民登録のチェックくらい・・・それが日々の仕事だと思うが。



  だいぶ前のことだが、だが、「ホメオパシー」の事をお聞きする機会があり、この何とも不可思議な世界があると感心したことがある。
  しかし、日本学術会議が「科学的な根拠は明確に否定され、荒唐無稽」として、今後、医療従事者が治療で使わないよう求める談話を発表したニュースを見た。そして日本医師会、日本歯科医師会、日本獣医師会など6団体も談話に賛同し、会員に周知する方針ということだ。これまでに、自然に近い安全で有効な治療であるという誤解が広がり、通常の医療を拒否することなどで「死」という深刻な事態に陥ることが懸念されることから、医療関係者が治療に使うことは厳に慎むよう呼びかけられたわけだがなのだが・・・1990年代の後半から、日本ホメオパシー医学協会など複数の団体が実践、普及を進めていた。特に現在では食品添加物や農薬など化学物質を避けようという自然派志向の女性らの間で広がってきた。著名な人々の生の声もあった。
  今回「やはり・・・」とは思いながら、何か吹っ切れないものが残るのも確かである。

ch12.その他 :


   知人が連続して親しい友人を亡くしたと落ち込んでいた。亡くなった方々は本当に元気だったから信じられないと何度も言う。癌そしてクモ膜下出血などによる突然の訃報だったという。激しい落ち込みで、かける言葉もなかったのだが・・・。若い時代には全く考えなかった「死」について最近はいろいろ考えることが多い。


  本当に元気いっぱいの人を見ると、羨ましいほどのパワーを感じるものだが、汗をぬぐいながら「恐縮です」と突撃レポートをする芸能レポーターの梨元勝さんの突然の訃報も驚いた。病院のベッドでも取材を続けているという姿はプロだからこそではあるが、ある意味哀しい。4万人以上の方にツイッターで励まされていると闘病中のサザンオールスターズの桑田佳祐さんにアドバイスを送ったそうである。何とも心優しい人だったのだろう。しかし、タバコは吸わないという人の肺癌や酒を呑まない人の肝臓癌など、信じられないことが多いものだ。
  享年65歳。「65」というもそのあまりにもリアルな数。いくつならいい・・・そんな事もいえないのだが、人の人生とはなんて短いものだと思う。
   
   梨元勝さん。お疲れ様でした。ご冥福をお祈り致します。
  

ch01.政治 : 決着の時


  9月14日の民主党代表選に向けてこれまでにない緊張と高揚で熱気を帯びてきた。しかし、国民はあの日、その党に対して、何を思い期待をしたのだろうか?「政治のいろはも分らぬものに何がいえるか」と言われそうでもあるが水槽の中の魚を見ながら、この魚は水槽の他の次元の世界があるとは全く知らないのだろうなと思い、「政治とカネ」問題に絡んで、2度も党の要職を退いている小沢一郎前幹事長の動向に熱い注目をする、まるで内向きの状況が信じられない気持ちだ。
  鳩山由紀夫前首相は挙党一致を条件にして菅首相に続投を支持するものの「小鳩体制」の復活の如くの行動をとる。金の力はあるかも知れないが、鳩山氏が政治家として全く向いていなかったことが分った今になっても、この方は何を考えているのだろうか?
  しかし、小沢支持グループが結集しようと、他の候補をたてようと代表選後の人事の事しか頭にない?のでしあれば、これほど国民を馬鹿にした話しがあるものか?と。まあ、結党の原点にかえることしかないだろう?"神輿は用意された"?ならば小沢氏は正々堂々し代表選に出馬をして、己の政策を説きしっかりと政治とカネの問題のけじめのつけ方についても語るべき時期だろう。

ch12.その他 : 日の出

うみ.JPG朝陽の犬吠崎.JPG自分が「地球」に住んでいるんだなあと実感するのはこんな風景なのかも知れないと思う一瞬は日の出だ。夕陽もいいのだが何か、もの悲しくなるのに対して、日の出は何か未知へのエネルギイを感じる。この日、8月21日午前4時52分の日の出。犬吠崎の海はきらきらとオレンジ色に染まる。
外川駅.jpg牡蠣中身.jpg 漁業関係者と魚の積み出しで昔は賑わったという銚子電鉄「外川駅」。リニュァルされて、以前の姿が消えてしまう駅も多い中で昔、"そのまま"の魅力を漂わせる。外川港は小型の漁船とびっしりと並んだ家々が一体となって何ともいえない漁港の風景のある、そんな街だ。駅から直ぐのところにある魚の卸「島長水産」のきびきびとそして威勢のよいおかみさんが懐かしい昔話をしてくれる。どんなに賑わっていた街なのかが分るようだ。「美味しいから!」と言われ、旬の岩牡蠣を見せてもらう。片手に乗り切らないほどの大きな岩牡蠣である。あっと言う間にあけてもらい食す。口の中に海のかおりが満ちる。  

ch12.その他 : 記憶を残すという事

  以前、取材をした「記憶の銀行」MEMOROからニュースレターが送られてきた。内閣府にNPO法人設立を申請し参加12カ国中、世界で5番目の法人化へ且つプエルトリコなど参加国追加など、とても積極的な活動をしている。だが、日本メモロ「記憶の銀行」の代表として活動してきたチンツィア・ドルチーニさんが9月にイタリアの帰国することが決まった。今後はイタリアの本部の「MEMORO」で活動を続けるというが・・・。「MEMORO」は現在、アジアでは日本にしかない。今後アジア方面での「MEMORO」支部を増やしていくために、その志にうたれ、私自身もいろいろ企画を考えている。
  現在、副代表として活動を進めてきてくれた冨田直子さんとに原田静枝さんを紹介するためにオフィスを訪ねた。原田さんは再就職アドバイザー・カウンセラーで付き合いは実に長い。月に一度、酒を飲みながらいろいろな事をとことん話すのだが、先般、酔いながらも原田さんの話を聞いている時に「これだ!」と閃いたのだ。直感で冨田さんに紹介しようと思った。翌日になってみると分けのわからんメモが残っていただけだが、冨田さんに直ぐ連絡をして本日の昼に取材となった。原田さんと13歳から友達だという五十木陽子さんのお話も聞いた。しかし、戦争を体験して生きてきた方々の強さは本当に言葉に表現も出来ない。しんの強さってこれなんだと思う。そうした 日本のしんの強さをもった「記憶」をそして世界の「記憶」を残していくことが本当に大切な時期にきていると思う。これも私の直感だ。

記憶の銀行「MEMORO」はコチラ

ニュースレター

http://www.memoro.org/jp-jp/ 

ch12.その他 : 生き様

   いつからか「イケメン」という言葉が流行り、完全に定着したと思うが、嘗てはこの方もイケメンであったと思う。しかし、年月の中で、どんなことを考えどんな人と付き合い、仕事をして生活をしてきたのか・・・そんなこんなで人の人相とはこんなにも変わってしまうのかと怖くなる。


  俳優の清水健太郎が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された。薬物関連容疑で逮捕されるのは今回で5回目?か。全く「どーしちゃったの?」という感想しかない。
  だいぶ前になるが、確か、あるパーティーで歌手としてステージで「失恋レストラン」で歌ったことがあった。しかしデビュー当時のイメージは全くなくなった姿を見て、驚いたことがあった。当時はVシネマで仕事を始めた?というような挨拶をしていたと思うが。
  何度も思うが、どんな顔で生まれてきても、ある年齢になったらそれは遺伝でも何でもない。全て「自分」の生き様が表現されたものでしたかないと思うのだ。出来るものなら、深く深く反省をして、「悪いもの」はきっぱりと断ち切って、また積み重ねて「いい表情」を取り戻してほしいと思う。

ch07.味 : 秋刀魚

  「今年はサンマが高いらしいわよ」「小ぶりのサンマしかとれないらしい」などキャァキャアキャアキャアと言っている方々がいるが、まだ時期的には早いんじゃないのか?サンマは秋を代表選手。大好きな落語にも、また詩歌、そして映画にも登場する。小学生の時、漢字で「秋刀魚」と書くことを知った時、「はぁ!なーるほど」と食べ物の漢字の面白さに魅かれた。もう少し、太らせてあげよう。夏の終わりから晩秋にかけて、ゆっくりじっくりとサンマを味わおうではないか。

スポーツ : 攻めの広報室長


 求む、「広報室長」 年収1000万円なり! 一瞬は魅力的だ。「よし!」と思う人も多い筈だ。


  日本相撲協会の改革を目指す為に第三者機関が、広報態勢の強化策として陸奥広報部長の補佐役をこの度、一般公募する案をまとめたらしい。役職は「広報室長」。勿論、相撲好きであることは大きな要素であろうし、企業などで広報の経験があるというのも即戦力になるだろう。且つ「調整力がある人」という条件だが、これがなかなか難しい。あれこれ考えていくと、年1000万円という数字は中途半端な数字に思える。企業での広報経験と言っても、その世界は想像以上に様々だからなあ・・・。
  しかし、「1000万」という数字だけで、大殺到すると思う。中途半端な相撲好き、中途半端な広報活動だけでは何の改革も出来ないものだ。「待ち」つまり受身の広報活動ではないのと同様。兎に角「攻め」のみか。それに広報活動とは、何と言っても最終的には血の通った人と人を繋ぐものだから「人間性」が一番大切なポイントとなる。
  失墜した信用、黒いイメージの払拭、どうぞ国技の魅力を再発見させよう。


 "攻めの広報室長"か・・・いい男であったら漫画の主人公にもなりそうだな。 危ない、危ない!また妄想が始まった。

ch12.その他 : 永青文庫

100815_1331~0001.jpg  昼下がりの目白台。蝉時雨の中を歩く。深い木立。風格のある佇まい。凛という言葉が相応しい。旧細川侯爵家の家政所であった建物が十六代護立公が設立<細川家伝来の文化財を公開している永青文庫だが9月26日(日)まで「神と仏 日本の祈りのかたち」が展示されている。また、敷地内にある細川家17代護貞邸は改修工事も終わり、別館として一般公開されている。建物は、吉田五十八の弟子で両国国技館、京都南座、日本美術院などを手がけた建築家の今里隆の設計。現在の永青文庫理事長は熊本県知事、総理大臣を歴任した細川護熙氏。1998年に政界を引退してからは焼きもの、書、水墨、漆芸を手がけ、その作品の素晴らしさを目の前にすると時が止まる。昼下がりの珈琲を細川家で使っていたというカップでいただく。歴史の重みを感じながら。ふと、蝉のなきごえがまた大きくなっていることに気付く。真夏の美術鑑賞もまたいい。

永青文庫

ch04.カルチャー : 語り継ぎたいもの

a0028360_15351155.jpg   今、朗読の勉強をしているのだが、今夕は、わが師匠!でもある演出家の永島直樹先生の独り語りに行った。題目が語り継ぎたいものシリーズ「あちゃらかもくれん」ー不思議をおこすモノたちーということなのだが、くどくど説明するよりは先ず聴いてみることが大切でありまして。大宮のスタジオ「M&CAPS」で少し怖くてそして不思議な世界が繰り広げられる。原案は勿論、永島先生であるが、先生の頭の中って本当に天才的な不思議さ。且つ、劇中のアニメーションが彦すけあさんというのだから、真夏の一時間ちょっとではあるが、どこか別の世界に飛んでいってしまう楽しさでもある。

彦すけあ さんの不思議な世界

ch04.カルチャー : 絵もまたひとなり

ecard_10.jpgyumi_symphony.jpg サンディエゴで活躍中の画家・弓クレメイソンさんから元気なメールが到着。日本では茹だる様な猛暑続きだというのに、あちらは「例年になく涼しい夏のおかげで、元気いっぱい♪」だという。ああ!羨ましい!そんな中、今は個展最後の準備中とのこと。しかし"涼しい夏"とは実にいい響きである。8月18日からの個展について「ゆうゆう誌8月号」で紹介されたそうだ。弓さんの油絵にはいつもエネルギイがある。光が降り注いでいる作品が多い。最近、いろいろな絵の個展などにうかがう機会が多いが、その度に感じることは、やはりその人の作品には個性と言ってしまえば簡単であるが、育った環境やらそれによって作られた性格などが反映されている気がしている。筆の技術とは別に醸し出されるものというか。まあ、人柄とでも言おうか・・・。素人の勝手気ままな発言ではあるが。まあ文はひとなり・・・であるのと同様かも知れないな。

弓さんの個展


ch12.その他 : 懐かしい余部鉄橋

   2007年に新橋の建設が始まった山陰線の余部鉄橋の架け替え工事が完了。12日に新しい橋で列車の運行がスタート。新橋には秒速20メートルだった風速規制が30メートルに緩和されたそうだ。
  暫く、行っていないが懐かしい。明治45年に高さと長さ、そして工法など当時、東洋一 としてデビューしたといわれるが、初めてその鉄橋を通過した時のあの感動は忘れられない。 強風で大きな事故があった時はショックだったがまた新しく安全な橋となって良かった。また機会見つけて新しい橋を通過したい。


 

motherweb.jpg  今年8月27日はマザー・テレサ生誕100年にあたる。これを記念した百瀬恒彦さんの写真集「マザー・テレサ 祈り」出版記念展が二つの会場で開催される。写真家の百瀬恒彦さんは1995年インドに赴き、マザー・テレサとその周辺の写真を撮影、今回は約28点の貴重な作品の展示となる。撮影は1995年の2月。マザー・テレサが亡くなる2年前ということでカルカッタにあるマザーの教会で、写真が撮れるかどうかわからない状況のもと、幸いにもマザーがあらわれた。その場で「ミサのときの写真を撮らせてください」と、ご本人に直接お願いしたところ、鋭い眼差しで見つめられ、「よいでしょう」と許可してもらったとのこと。マザーは写真を撮られることを好まず、撮影後に、ひとりのアメリカ人から声をかけられ「ここで2年もボランティアをしているけれど、ミサの写真を撮っているのを見たのは初めてだ、凄いことだ」と言われたそうだ。


開催期間
2010年8月26日(木)~ 9月4日(土) 11時~19時
(会期中無休 日曜・最終日は17時まで)

会場
器・ギャラリ-たち花
〒145-0071 東京都大田区田園調布 2-42-18 2F
TEL: 03(5483)8286
百瀬恒彦 写真集「マザー・テレサ 祈り」出版記念展
会場・会期 ■ 器・ギャラリ-たち花
ギャラリーたち花

開催期間
2010年8月26日(木)~ 8月31日(火) 11時~19時(月曜休み)
会場
プロモ・アルテ プロジェクトギャラリー
〒151-0001 東京都渋谷区神宮前 5-51-3 GALERIA Bldg. 2F
TEL: 03(3400)1995  
プロモ・アルテ プロジェクトギャラリー


「マザー・テレサ 祈り」 
写真・百瀬恒彦
B5判 64ページ
定価: 1500円(税抜き)
発行:株式会社 リブロアルテ

百瀬恒彦 さんプロフィル
1947年 長野県生まれ。武蔵野美術大学商業デザイン科卒。在学中から、数年間にわたってヨーロッパや中近東、アメリカ大陸を旅行、卒業後、フリーランスの  写真家として、有名雑誌などにポートレートのグラビアページを手がける。  仕事、あるいは個人で世界各地を旅行、風景よりもむしろ人間、生活に重きを置いた写真を撮り続ける。

写真は 百瀬恒彦さん写真集より

ch12.その他 : 晩年


   大変、昔々の話ではあるが、サンケイリビングに勤務している頃、夏になると大学の講堂などをお借りして「サマーカレッジ」というものを企画していたことがある。各界の講師をお呼びしたのだが、当時、国会の名物男として「ハマコー」の愛称で知られていた元自民党衆院議員の浜田幸一さんもお呼びしたことがある。
  企画趣旨説明などで事務所にお邪魔した時、あれだ~これだ~、あーだこーだと何かと話が長くなり、笑ったりしている時間の方が長くなってしまった。快くお引き受けいただき、当日は某大学の確か800人の講堂に、立ち見が出たほどだった。"お袋の味"のあたりでは、本当に心温まる話をされた。

 
  時は経ち・・・・

 
  千葉県警が浜田氏を10日に背任容疑で逮捕したというニュース。株の流用などの不正をした疑いがあるという。これまでにも不規則発言はじめ80年には米ラスベガスのカジノでの賭博発覚など、議員辞職に追い込まれ政界を離れたが、まあ齢81とか?もう、人としてゆったりとした晩年を過ごしたいものだと、他人事ながら思う。


  「お袋の味・・・ああ!いつになっても懐かしいなあ」と言っていた、甘辛い干瓢をしっかりと巻いた「鉄砲巻き」。作ってくれたお母さんが泣いていらっしゃいますよ。


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ch07.味 : 夏の味方"ホヤ" 

  しかし、夏は食欲がおちる。年々、その傾向が強くなる。季節など関係なく、飛び回っていた頃の体力がないな、と感じる。35度を超えるなんて、昔はあったかなぁと思う。現在のようにクーラーなど普及していない時代の夏であっても、元気に過ごしてこられたではないかって、いろいろ思い出す。
  会う人、会う人に「暑いですね」という言葉しか出ない日々。そんな中、「夏パテ対策」の記事依頼など受け、バテ気味というのに理性だけはピンピンとして仕事として進めなければならなく・・・。特に、食事などは本当にチェックしていても・・・ああ・・・という気持ちになる。
  この季節になると、常食は「ホヤ酢」かな。これと常温の日本酒だけで十分だ。しかし、ちょっと見が、かなりグロテスクなホヤだが、この旨さに気付いた最初の人は、勇気もあるが、かなりビックリしただろうなあと思う。今日もまた好物の「ホヤ酢」。ちょっと心配になって栄養素を調べてみた。ビタミンB12が実に多い。まあ、なんとかこの暑い夏を乗り越えているのも「ホヤ」のおかげかも・・・と。

ch12.その他 : 未確認飛行物体

  イギリスで4日に過去数十年間、非公開とされてきた「未確認飛行物体」関連の文書数百点が初めて明らかにされたが、この世界だけは本当に何ともいえない。興味ない人は全く興味ないし、また、殆どの人は「見間違えではないか」と思うものだ。だから軽い話でかわすしかない、そんな世界だ。
  しかし、今回、公開されたファイルには第2次世界大戦中に軍のパイロットがUFOに遭遇したことについて、チャーチル元首相がなんと50年間も公開を禁じたとする書簡なども含まれているという。機密扱いの状況メモなど、見られないがかなり興味をそそる。
  目撃情報だって、山ほどあっても解決のまま。そんな話やテレビ番組、雑誌などみてもやはり?マークばかり。しかし。一度でも目撃した経験があると「ではあれは一体何だったのか?」と思う。日中に、それも酔ってもいない時に?だ。冷静に時間も計ったこともある。しかし、それは一瞬の事で、何の証明も出来ない。
  昔から、少し、この"世界"をかじっているが、特にイギリスという国には何かがある!と睨んでいる。あの土地に何かがある!と。宇宙との出入り口とでもいうのだろうか?・・・とは言ってもまだまだ確かな根拠のないのだが。

100806_1240~020001.jpg  偶数月に、昔、中堅社員研修で一緒に学んだ仲間と会って、話をして、そして別れる。別れ際には「じゃぁ、次は・・」としっかりと握手をして。当時は会社がますます成長していく時期で、社会も何かが変わる、そんな時期であった。研修といっても、グループ会社のメンバーであるため、職種も年齢も異なる。ただ、女性は私一人の集まりである。自分も含め、みんなそれなりにトシをとった。当時のように若くはない。当時のような漲る元気もない。別れ際には「元気でいてよ」と心の中で強く思うのだ。思えば、隔月にそれぞれが東京だけでなく大阪からも来て、皆で会えるということに嬉しくなる。こうした事は当たり前のようで、当たり前ではない。実はこうした出会いは幸せな時代を生きているからこそ!のことなのだ。


  じりじりと暑い8月になると深く思う。当たり前の事でも当たり前でない、そんな辛い時代に生まれ、生きて、そして散っていった人々の事を思う。「靖国であおう」という言葉を残し・・・。
  また参拝がどうのこうのという季節がきた。しかし、何故だろうか?する、しないにもそれそれの理屈をつけて。私は只管に御霊への感謝の気持ちをもっている。

ch10.生活 : 熟しきったゴーヤ

我が家のベービーゴーヤ.jpg   毎日の暑さの中で、ただただ、ぼーっとして、すっかり忘れていた。毎朝、庭の水まきをするのだが、最近は"朝顔"ばかりに関心がいってしまって・・・・。今朝、ふっと目の前にポッと黄色いものを発見した。「あぁぁぁぁぁぁ」の気分であった。猛暑続きですっかり関心が薄れているうちに熟しきってしまったゴーヤ。種をまき、芽が出て、「かわいいなあ」と思っていたのに・・・・。ごめんね。しかし、熟しきったゴーヤもよく見ると可愛いものだ。


  昔、まだ小さなお子さんを亡くしたお母さんが火葬場で、いよいよお棺が・・・という時に棺にしがみつき「私も一緒に焼いて下さい!」と半狂乱になったという悲しい話を聞いたことがある。
  私自身も辛い思い出がある。社会人になってから親しくなった友人のあまりに突然の訃報に驚き、その日、半日は声が出なくなったことがある。やはり火葬場で彼女のお骨を拾いながら、哀しみというより、数々の思い出がかけめぐる頭の中と目の前の現実をどう考えたら良いのか?分らなくなった日があった。
  気持ちというのだろうか、愛というのだろうか、人の魂ってそれほどにも深いものなのだ。


  例の事件?の発覚以来、連日マスコミが100歳以上の高齢者の所在不明が発覚!騒いでいる。ふつう100歳以上まで生きられるなど稀でしょう。住民登録上、119歳と115歳が・・・などと分った分ったという前に、今回、一体何が問題であるのか?そこを考えないと。
  しかし、20年間?親との連絡をとっていなかったとか、30年前に家を出たきり行方不明とか・・・。そんな家族がいるという現実に改めて悲しい現実を見た。血肉わけた親だ。激しい恨みつらみがあったとしても「生」か「死」は知るべきだろう。「仕事が忙しい」などの理由ではないだろう。何か、人として、根本的に欠如しているとしか思えないな。悪意で思ったらしようもないことであるが、親たちの年金にしても書類を書けといわれたから書いた、孫の入学金に親の口座から引き出して使った?経緯を理解するのも難儀だ。親族の安否の確認もせず、存在の把握もせず、ただ、だらしなく流れていったのか?役所の「人手不足」などというエクスキューズも聞きたくないな。長寿国だとか、上っ面の評価などいらないでしょ。人を愛さない、あまりにも愕然とする日本の一部の現実。まだ考えもまとまらない。

スポーツ : 日本の心

   野球賭博問題、暴力団問題などで相撲界も暗い話題が多かったが、天皇陛下が白鵬へ書簡でお気持ちをお伝えになった。
  陛下からの書簡は「困難な状況にありながら、連日精励奮闘して幕内全勝優勝を果たしたのみならず、大鵬関を超え、歴代3位の連勝記録を達成した。今後とも元気に活躍するよう願っている」とのお言葉で、白鵬も「これ以上のものはありません。心から喜んでおります。光栄でございます」と満面の笑みを浮かべていた。
 この光景をテレビニュースでみていたのだが、本当に白鵬の"品格"を感じた。一言一言が美しい日本語であった。、そしてその表情に胸がつまった。「この国の横綱として・・・」という言葉にも感動で胸がつまった。モンゴル出身ながら日本の心をもった白鵬に国技である相撲の発展に頑張ってほしい。

ch02.健康 : 風の集い

風のようにきて風のように去って・・・・理想だな。
広島大学大学院教授で、また禅僧でもある町田宗鳳先生の座禅会 「風の集い」のお知らせです。

日時
8月7日(土)東京:14時~

会場
「大松寺」
(東京都港区三田4-1-38、田町駅から徒歩約9分「慶大正門前」左直進、交差点角
参加費
 一般:1500円、学生1000円

予約は不要で、「 風のように来て、風のように去って行ってください」とまた理想のお言葉!気楽に集まり、気楽に語らえる場所、寝転がっていてもいい、また理想! 聖書では「風」という言葉に、プネウマつつまり聖霊という意味があるそうだ。どこからともなく心地よい風が そよそよと吹いて、心も体も軽くなった、元気になる。SOHO禅を実践するのでなるべくカジュアルな恰好で参加を。

開催日時について直前にはこちらで確認を!

  
  よく「ドライだ」と言われることが多い。大して意識はしてはいないのだが、多分、それは後天的なものなのかと思っている、人は、やはりどのような環境で生まれも育ったか?ということが大事ではあろうが、その後のその人のもろもろを決定していくのはどうも成人してから、特に就職というか社会人になってからの時間がかなりの要素になっていくと思っている。

  この1~2ヵ月、仕事でいろいろなシーンにぶつかっていたのだが、兎に角、自分のポジションを考え、これ以上ないというほど、客観的に考えてしまうことが一番だった。いわば「他人事」のようにね。
  あるプロジェクトで一緒に仕事を進めていたTちゃんがある日、「いち子さんが、言ったことがしみじみわかりましたよ」と言った。はて?なんだっけ?と思って「なんだっけぇ?」と言うとTちゃんは笑って「私はね!最悪の事態をいつも想定して仕事をしている!って言ったことですよぉ」と言い、また笑った。笑ったということは、その暴風雨というかすごーい嵐が静かに過ぎ去ったからであろあろう。だから私も「そうだったね」と言い笑った。別段、マイナー志向でもないし、夢がないということでもない。ただ常々「最悪事態」を想定して動いていることは確かだ。

  まあ、人間には感情というものがあるから、冷静なフリしていてもその感情にキテしまった場合は、こちらは一切、感情というものを入れないようにする事だ。しかし、人は血の通った人間だ。ツボがある。からからに乾いた中に、最後の一滴。それがツボであろうなあ。


  いつもいろいろ引用させていただいているが、陰陽五行の伊勢瑞祥先生のプログに「運の悪い人というのは、決断力がない人ともいえる」とあった。まさにズバリである。確かに。同じ音がずーっと続いていれば嫌になるだろう。断ち切って、断ち切って、一つの方向に動きだす。これが決断。断というのはオノで糸を断ち切ることらしい。なるほどね!と納得してしまう。

  どうもいろいろなことを引きずらないで、前進してしまうから「ドライね」と言われるのかも知れない。しかし、いつも考えていることは「その人の立場にたって物事を考えること」。これはどんな感情をたとえもったとしてもビジネス上では鉄則だといえる。他者がいてこそ、仕事が成立しているということだからね。
  ・・・とは言いながら、人はやはりたまに流されてしまうんだよねぇ。

ch12.その他 : 侮らないこと

  オシャレな山スカート、カラフルなウエアの身を包み、週末にハイキング気分で山に行く若い女性を山ガールと呼ぶそうだ。リフレッシュ!ストレス解消!日ごろの自分リセットする!とかいろいろ言っているようであるが、自然をあまり甘く見ないように是非とも気をつけてほしい。侮らないで欲しいと思っている。自然はいきなり豹変するからだ。想像できないことが目の前で起こるからだ。夏山で凍死することもある。それは、頭で理解していても本当に分かっちゃいないだろうから。

  自分自身、昔、谷川岳で遭難しそうなことがあった。「あと数分で到着だ」というところに霧が濃く出できた。想像を絶する霧にまかれた。しかし。頭の中ではあと数分で到着、あと数分で・・・という考えしかない。しかし、数秒間、何かが頭の中か、体の中か、走りぬけた。進んではいけないと、そう思ったのではなく感じたのだ。数時間かけての下山。雨も降ってきた。足元はますます不安定になる。霧が濃く、体をすっぽりと包んでいく・・・。
  その夜の「よかった、よかった、ああ、よかった」という地元の方々の言葉か忘れられない。その日、他のパーティーの遺体収容をしたばかりだったという。

   埼玉県秩父の山中で防災ヘリコプターが墜落した事故現場の取材のためで、日本テレビ報道局記者とカメラマンが遺体で発見されたが、同行した山岳ガイドの人が、彼らの軽装が気になったのなら何故必死に止めなかったのかと思う。それがプロの判断である。予測できることがあったのではないか?とつくづく残念に思う。尾根は意外としんどい、ふっと、簡単に思えて、沢におりてしまったのではないか?とも思う。
  日本テレビの担当者も必死に「彼らは今までにも」云々かんぬん記者会見で言っているが、やはり豹変する山の天候など自然の中では不測の事が起こることは再度認識して欲しい。それだけだ。

ch07.味 : 野菜!

100801_2123~0001.jpg 日々、野菜を食べようと思ってもなかなか。それに意外と野菜の選別も偏ってしまうものだが、たまには野菜専門のレストランに行くのもお勧めだ。毎日契約農家から新鮮な特選野菜が届く「農家の台所」。野菜のレストランだ。サラダバーはおかわり自由。生でバリバリ、シャキシャキ食べると「ああ、こんな味がするんだ」と五感がピンピンしてくる。今は「帰ってきただだちゃ豆フェア」を開催中だ。

写真 おかわり自由のサラダバー。変わった野菜も生でバリバリ旨い
「農家の台所」

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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