2010年1月アーカイブ

ch12.その他 : とにかく"読まない"


  日々増え続ける名刺。その方の氏名や特長を覚えるのは結構、得意分野だった・・・と思うのだが、どうも最近はもの忘れをする。頭の中が妙に混乱しているのは何故?

  日々、パソコンに届く、所謂"個人名"のメールの嵐。件名が「先日は有難うございました」「覚えていらっしゃいますか?」とあると、「あれ?誰だっけ」と思いながら、メール内容と名刺の束を確認していく作業をしてしまう。しかし、その名前はどこにもない。携帯のアドレスもとりあえずチェックする。
  "現在、インターネットの詐欺被害が多くなっています。だから気をつけて"と。そしてこれでもかとデータが続いている。「あれ?と」思って読んでいくうちについには、投資の話となっていく。また"ご用意が出来ました"と、やはり金融関連商品の紹介だ。そして異性交際関係の内容も多い。
  
  「配信停止希望の場合は、こちらへとあるから、配信停止の希望を出した」と言ったら友人に「相手の思うツボだよ。馬鹿だなあ~兎に角、読まないこと!」ときつく注意された。
   男女問わずの個人名の嵐。そして、知り合いであるような件名の数々。しかし、私のメアドはどこでどう流れたのだろうか?これってインターネットの悪い部分なんだろうかって溜息がでてしまう。これからもいろいろ気をつけないとならないなと考えると憂鬱にもなる。まあ、気長に退治していくしかないか・・・

ch12.その他 : 伝説の作家サリンジャー

  しかし!嗚呼!20世紀の米文学を代表する作家のJ・D・サリンジャーが1月27日に亡くなったという。享年91歳。あの小説「ライ麦畑でつかまえて」を書いて以来は殆ど作品を発表しないという伝説の作家だった。
  とかく有名になりたい、人から注目されたい・・・・そんな事もなくマスコミ嫌いで有名だったという。社会から身を潜めた伝説の作家だったのだ。

  「ライ麦畑でつかまえて」というタイトルを初めて耳にした時の感覚が甦る。何ともいえない気持ちだ!そう、新鋭とか気鋭という言葉はこの作家の為にあるものなのかって思ったあの時の感覚だ!"日々、喜びの為に私は書いている"という言葉は胸にぐっとくるのだ。

ch12.その他 : 安らかにね・・・

  仔犬の時にいだいた愛犬が昨年末に16歳で亡くなった。手作りの犬小屋も結構、ボロボロの状態であったので解体をした。その跡にプランターを置いて、チューリップの球根を植えた。かたい蕾がいつしかほんのりと色づいて、そして今は綺麗に咲き始めた。少しせっかち?に咲いたチューリップたち。

  しかし、愛犬を亡くして一ヶ月の間、実は何か心の中でもやもやとしたものがあった。こんな気持ちでいることが愛犬にとってはいけない事なのかって思ってはみたものの・・・。
  原因は、愛犬の納骨までの事だった。精一杯のお見送りをしてあげようと依頼したペット関連の会社のこと。いよいよかな・・・と言う時期に一度、電話で問い合わせをした事がある。電車内などに大きく広告も出している会社でったし、ホームページもしっかりと見た。なかなかいい感じのように思えた・・・。問い合わせの時に、電話口で対応した温厚そうな男性の感じも良かった。分らない事も多かったので、いろいろ訊ねた。最終的に、これで納得して依頼したのだから、一ヶ月も経っても考えている自分がいけない。しかし、つくづく後悔していることがひとつ。一度でいいから事前に見学をすればよかったということだ。要はセレモニーの当日、どんなシーンに出くわして、どんな感情が生まれたか!など想像もしなかったのだ。

  愛犬が亡くなったあとに初めて、ペットを亡くした方々が「ところで、今はどこに?」とお聞きになる。そしていろいろな情報がその時に分かるのだ。愛犬が苦しんでいる時には考えられなかったことが分る。人にとっても冠婚葬祭に関する情報は大切な事だ。家族同然のペットにしてもいわゆる"クチコミ情報"がいかに大切で信頼のおけるものかということだ。多分信頼できる方々の"クチコミ"にまさるものはないと思っている。決して、広告のキャッチ、ホームページの情報や問い合わせで満足などせぬように。出来れば自分が納得するまで見学するとよいと思う。

  愛用の首輪、愛らしいブーケ、そして大好きだったおやつ、お守り・・・そして愛犬を愛した人たち「さようなら」「ありがとうね」と言われながら抱きしめられ、そして温かい涙をいただいた。「どうぞ安らかにね」と今は思う。漸く、気持ちの整理が出来たよ。


ch10.生活 : がんばれ!百貨店

  ニュースを聞いて「あっ・・・」と驚いた。1984年に有楽町マリオンに開業した西武有楽町店が今年12月に閉店するという。特に若い女性の顧客をターゲットにファッション専門店として営業を続けてきた店だ。有楽町という立地条件、そして所謂、デパ地下もなく、一時は女性店長ということで脚光も浴びた。これほどまでに現在の百貨店業界の厳しい状況を象徴しているといえるのだろう。


  やはり、当時、多大な負債をかかえ、姿を消した百貨店があった。今では業種の違う店が営業しているが、勿論、客層も何もかも変わっている。しかし「内部の柱とか当時のまま。店内を歩くと、ああ、ここには・・・と当時の事が思い出される」と長年勤務していたある人が言う。倒産という現実を目の前にしていろいろな事が変わってしまったと、その人は言う。それぞれ報道はされないが、自らの命をたった人もいたという。

   長引く消費不況。低価格のカジュアル専門店に顧客を奪われて売り上げが急減していたという。今後の黒字が全く見えなければやはり、閉店という結論を出すしかないのだろうか。
  

  随分前の話しだが、私がまだサンケイリビング新聞に勤務していた頃、「がんばれ百貨店」(このタイトルもなかなか・・・)という百貨店を応援する企画をした事があった。専門店が多く出現した時期だった。しかし、まだまだ百貨店ならではの"買い物スタイル"は確実にあった。紳士服、呉服、インポート、宝飾などそれぞれの確固たるニーズがあった時代だった。がんばれ!がんばれ!という応援もいつしか遠くなっていったのか・・・。しかし、百貨店はあの1990年代初頭のバブル崩壊からの落ち込みが確かに激しい。


  しかし、何でもそうだが「否定」からスタートしては何も生まれない。何かヒントは必ずあるだろう。これまでの頑なな価値観や体験や成功事例は少し片隅において、アイデアと求める顧客を探してみるしかない。突拍子もない話だが、裕福な中国の方々が「中国にはないから」と言ってライト付きの爪切りを大量に買い込んだという話しを聞いたことがある。「へぇ?ライト付き爪切りだって?」といわれそうであるが、あくまでも小さな商品の一つであるものの意外と我々日本人の生活感覚だけに捉われていても始まらないのかも知れない。魅力ある人の周りには魅力ある人々が集まるように魅力ある店作りは可能だと思っている。

ch12.その他 : 是非東の空を

  あの火星が今、徐々に地球に近づいるそうだ。なんとその姿も大きさを増しているというから、心臓が妙にトックントツクンしてきた。明日、2010年1月28日には地球から9800万キロ圏内を通過する。東の空が見ごろ?と聞いた。赤い恒星のように見えるらしい。そして今回のように火星観測に適した機会が次に訪れるのは2014年とのことだ。今度~今度と言わずに、こうしたチャンスは見逃せないね。

 


  「 好き」と「嫌い」がはっきりでる食品に「納豆」がある。好きな人は毎日でもかかさず食べるというし、嫌いな人は納豆を入れた器を見るのも嫌!だという。出されれば食べるけれど、敢て食べたいとも思わないという人もいる。本当に人の味覚は面白いものだなあと思う。
  私は納豆好きだ。いざ!という時にこれさえあればというほどパワーのある食品だと思っている。納豆を毎日毎日食べて、東大に入った人もいるが、こういう人は毎日毎日、真面目に受験勉強をしたのだろうと思うが。

  納豆おたく?ともいう世安智典さんの「地球納豆倶楽部」。世安さんが長年開発に開発を重ねて出来上がったこだわりの納豆について聞いた。世安さんは「納豆は地球を救う!」とキッパリ言い切るほどの納豆派。大豆の事を熱く語る人だ。この大豆オタクの世安さんお勧めの""音更大袖振"は限られた量しか生産できないものだとか。粒が大きく味もしっかりしたいるらしい。音更とは「おとふけ」と読み、北海道の地名。しかし北海道には珍しい地名が多い。

  「藁苞納豆~納豆~」と思い、つい水戸まで行く納豆好きの私としては納豆おたくの作る納豆を即注文をした。今週末には味わえる音更納豆。不思議なもので、こうした小さな事も生活の楽しみだ。

地球納豆倶楽部

ch12.その他 : 勝ち虫


  ふと、友人の携帯電話を見るとトンボ柄の印傳のストラップだったので、「私もトンボ柄のポーチと印鑑入れを持っている」と言うと「トンボは前にしか進まないって意味があるとプレゼントされたのよ」と言う。トンボは"勝ち虫"と呼ばれる縁起物で、「不転退」の精神を表して特に武士に喜ばれたそうである。
  思えば、彼女は長い間、癌と闘ってきた。癌が発見され、手術をし、入院生活があった。退院後も再発を怖れながらも日々を送った。アーティストとしての自分の才能を一心に磨き続けてきた。単に"勝つ"というフレーズに揺り動かされている自分が少し恥ずかしい気持ちになる。一時は爆発的?に言われた「勝ち組」「負け組」などという言い方の何と品のない事よ。
  改めて、勝ち虫!と思い、いつも持っているトンボのポーチと印鑑入れを見る。「不転退」の精神こそ、尊い生き方だと思えてくる。大切にしたい。

ch12.その他 : 完成に向かって着々

東京スカイ.jpg  世界で一番高い電波塔の東京スカイツリーが2011年に東京の隅田川のほとりに誕生する予定だ。高さ634メートルとは!東京タワーの約2倍か。今、着々と完成にむけて進んでいる。日本刀の持つ独特の反り、そして五重塔に見られるような耐震構造が駆使されるという。タワー内には、放送施設の他に展望施設(第1展望台350m、第2展望台450m)が出来るそうだ。450mの眺望など考えただけでワクワクする。まさに"絶景かな!"であろう。日本独特の文化が新しいカタチで開花する。本当に楽しみだ。


ch10.生活 : オーシャンズ

   特に、ドキュメンタリー映画が好きである。22日公開の仏ドキュメンタリー「オーシャンズ」」(ジャック・ペラン監督)を観た。最新の映像機材を駆使し、なんと世界50カ所を4年の年月をかけて撮影された。海底、海中そして空中から約100種類の海洋生物の生の姿が捉えられている。生物たちに演出はない。生きるという姿、そのものである。一生かけても決して見ることが出来ない生態が目の前で展開される。「海は何故青いの?」と素朴な疑問を感じた幼い時代、こんな映像を目の前にしたらどうなってしまっただろうと思えた。場内にはおじいちゃんやお父さんに連れらてきた男の子たちの姿が多かった。子ども達の歓声が聞こえる映画館というのもなかなかいいものだ。

映画「オーシャンズ」ホームページ

   ちょっと前から不謹慎?なことを考えていた。民主党の小沢一郎幹事長の所有する都心のマンションを見学するツアーでも企画したら、「行きたい!」という参加者が結構、多いのではないかって・・・。実に不謹慎!

  しかし、自民党の政治資金規正法違反事件を追及する「小沢幹事長・不正資産追及チーム」が21日にバス2台を連ねて視察したらしい。4億円で購入したという世田谷の土地、小沢さんのご自宅、そして千代田区と港区を中心とした都心のマンションなど計11カ所の不動産を視察である。報道関係者も50人以上集まったそうである。
  しかし政治資金で不動産を購入することはないという小沢氏ではあるが、不動産業者と思われるほどの「量」ではないか?たまたま友人の経営する会社の事務所がその都心のマンションのひとつにあるが、日々、近隣のなんの関係もない方々には実に迷惑な話であると思う。21日も自民党のチームと報道の連中が揉みあったなどと聞くと、「ちょっと!ちょっと!」と言いたくもなる。そんなバタバタの中、小沢氏は23日に東京都内で行われる参考人聴取のために、弁護士といろいろ詰めているようであるが、さて成り行きはどうなるかだ。

ch12.その他 : 付録

   街中で、「あれっ?」と思うことが多い。ブランド各社やメーカーとのコラボレーションというか、いわば広告宣伝としてのミニバッグが目につく。勿論、化粧ポーチえミラーなどもあるのだが、やはり女性が持つメーンのバッグ+ミニバッグ。意外と存在感がある。その女性のファッションも含め、バランス感というものなのだろうと思う。パッと思い浮かばなくても書店の店頭で見たものの中でのファーストインプレッションがどんなものだったかが結びつく。
  その付録のクライアントの宣伝がメーンの目的ではあるが、クライアントとしてはより多くの人の手に渡ってほしいということだ。製品そしてサービスを認知してもらうことになるのであるが。しかし、ある書店では、まとめて三冊、五冊と雑誌を購入して、付録のミニバッグを手にして、その次に「これ(雑誌)はいりませんから~」と言われることがあるという。いやはや~!こんなことはあってはならない?というより悲しすぎるな。一冊の本が出来るまでの膨大な時間の積み重ねそしてもろもろ・・・そんな事を思うと、いたたまれない気持ちで聞いているしかない。"消費"という言葉が頭の大部分を占めてしまった。
  実売の数字ではなく、雑誌の収入は広告収入で成立はしているものの、それも膨大な額ではあるものの、必要経費、流通経費を差っぴいて~でも済んでしまうものなのかって思ってしまう。「えっ!休刊?」と何度思ったことか、それほどに相次ぐ休刊。確かに、小学生の頃、付録目当てで、それが楽しみで愛読していた雑誌があったなぁ。出版不況の中で、何を甘っちょろいことを!といわれそうだが、余りにもどちらが付録と思われるほどの立派過ぎる付録は・・・

ch01.政治 : 笑い事ではない


  いちいちカリカリ尖がって、言った言葉にグチグチと文句?言うのもなんだが、本当にこの方の思考回路はどーなつちゃっているのかと思っているうちに、不快感が極まり、変に笑い出してしまった。
  オバマ大統領に「私を信じて下さい」、そして小沢氏に信じています。どうぞ戦って下さい」だと。戦うって?あの小沢氏が訪ねた15分間で何を小沢氏は伝えたのだろうか。邪推だがいろんな言葉は頭には浮かんでる。そうそう、献金問題発覚の時も「みんな秘書のやったこと。私は知らない」「何故、母が一言も話しをしなかったのか」とみんな人のせい。
  たまたまノンフィクション作家の佐野眞一さんの『鳩山一族 その金脈と血脈』(文春新書)を読んでしまった。『文藝春秋』の原稿に加筆されたものらしい。一気に読み終えた後、佐野眞一さんの凄い取材力に改めて感動し、そして最後に"なーるほど"と思うと妙な疲労感が溢れた。

  昨日のことだが、地下鉄に乗り込んできた男性が「内閣なんてぶっつぶしてやる!」とずーっと車内で連呼していた。そのあとの言葉を聞く限り、どうも仕事がうまくいっていないようであったが・・・。男性のあまりの形相に少し怖くもなり、その人とは距離を置いたが、その気持ちも分らぬことでもないと思い聞いていた。
  富豪それも大がつくほどになると「(派遣村について)憲法で保障された最低限の"お暮らし"・・・」云々という言葉さえ嫌味に聞こえてくる。この方にとって「労働」とか「雇用問題」などピンとこないのだろうと思う。
  政権発足からまだ4ヵ月である。天皇の政治利用、日米同盟の弱体化など諸々。笑い事でなく宇宙人宰相の誕生で、日本は危ないんじゃないか。

100119_1119~0001.jpg 「正直者は馬鹿を見ニャい」 いやあ、この言葉、かなり気に入ってしまいました。何か、胸がスキッとしました。

ヒノマル食堂に住む招き猫のプログはコチラ

「人花サカス」 のランチミーティングが新橋の「ヒノマル食堂」でありました。先般の勉強会で初めてお目にかかった株式会社和僑の代表取締役・高取宗茂さんのお店です。「18歳で博多の屋台から飲食業を始め、北部九州一帯に系列7社の子会社を傘下に持つグループ企業の代表。外食産業では様々な業態の多店舗展開を行い、2年前に東京に進出。若き社長」というプロフイル通りの方です。勉強会である経営コンサルタントの方が「獣の目をした素晴らしい男」という表現をされていたが・・・ん!すごい。
株式会社 和僑
ヒノマル食堂
人花サカスプロジェクトとは?

写真 はヒノマル食堂前の招き猫
 義捐金箱。 義捐金は東京都社会福祉協議会を通じて、全国の児童擁護施設に寄付されます。


ch01.政治 : 内弁慶


   政治だけの世界ではなく、人はその"渦中"にいるとやはり周りの事が見えなくなってくるものだと思う。要はそのいわば狭い世界がすべてであると勘違いしてしまうのではないかと。特に日頃から感じるのは"為政者"。権力を持つと、本当に不遜なんてものじゃない。横暴にもなるものだ。


  民主党幹事長の小沢氏が漸く東京地検特捜部から要請されていた任意の事情聴取に応じる方針を固めたという。本当に漸くである。「忙しい」という理由があったのだが。それに東京地検特捜部がカチンときた・・・なんて報道もあり思わず「えっ?」と俄かには信じられなかったが。衆院議員の石川知裕氏、既に容疑者となっているけれど、逮捕前というのか、いろいろ周囲にしゃべりすぎだ。本当に辛かった?のだろう。「忘れた」という一言もまずい。虚偽記載が故意であったことなどその場で言い逃れても、何れ判明することだ。半落ちだとかいう。小沢氏が捜査に協力的でないという批判を受けて動き出した・・・とはいうものの、何故今なのか?。いよいよ時間の問題なのだろうか。支持率の低下が言われるが、こんな事?でやはり?政党に歪が出てきた。時の"為政者"の目だけを気にして、保身して、いわば虎視眈々。息を潜めている。鋭い目で己の野望だけでなく、政治を考えて欲しい。そうでなければ内弁慶というものでしょ。やるべきことは山積しているだろうに、それを政治家がしなくなったら日本の国はそして、国民生活はどうなるのか?

ch12.その他 : 歳月

   "ぼちぼち墓地の事"という広告のキャッチコピーが目に入って、思わずプププと笑ってしまった時期があるが、ふと年齢をかさねていくとそんな事に笑っていられないのかも知れないと気付くものだ。

  「90になる母の見舞いにきています。もう食べ物が口に入らない状況で、もう長くはない事を覚悟はしています。ナースステーションから美空ひばりの愛燦燦が流れ、歌詞が心にしみます」と携帯に友人からメールが届く。お母さんと見詰め合っているシーンが一生の思い出となりそうだとも書かれてある。一日一日、いや、一分一分が本当に大切だということが皮肉にも失った時に身にしみて分る。

  最近では"直葬"とかが流行っているようであるが。本当に身内だけで行うものだけれど、あとから「どうして知らせてくれなかったのか」とか「親しかったのに」と言われることがままあるそうだ。しかし、どのような「死」が待っているか、神のみぞ知る世界である。
  人は元気な時に、丁寧に向かわないといけないとこがあるように感じる。残された家族はまた大変なことが待っている。その目安がやはり年賀状のやり取りなのかも知れない。

   政治と金。やはり切れない関係があるのかと。
  民主党・小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入問題を巡って小沢氏の秘書だった石川知裕衆院議員が政治資金規正法違反で東京地検特捜部に逮捕された。「政治と金」をまつに直撃した事件だ。通常国会はもとより、夏の参院選にも多大なる影響が出るのは間違いないだろう。この時こそ!鳩山さんのジャジが必要たというのに。「法に触れるようなことをしたつもりはない」と明言する小沢氏は幹事長を辞任しない考えを漏らし、鳩山さんも幹事長の続投させる意向を示しているとは、何とも。は記者団に「推移を見守るしかない」と述べる平野官房長官も何も考えていないな。
  

  高校時代に小沢氏に心酔したという石川知裕衆院議員。逮捕前に父親に電話で「政治生命も終わりだ」と漏らし、父親は一言「死ぬなよ」と言ったという。そんな情報を耳にした。純粋に政治をしようと思い、小沢氏の私邸で生活をするうちに何を学んでしまったのだろうか。

  
  高校時代にかじったがその時は分からなかった事。人生を生きていくと、「ああ」とほんの少しばかり分り始めることもある。 カミュ「シーシュポスの神話」を思い出した。ひとが何故に生きて、その中で何が大切かという事。単なるきれいごとをいう心算は毛頭ないのだが。

ch12.その他 : 『星の国から孫ふたり』

  友人の映画監督・槙坪夛鶴子さんが自閉症をテーマに作った『星の国から孫ふたり』が2009年9月から全国への上映会から始まっているのだが、仕事でいろいろお世話になっているあらとえつこさんが映画を見てこられて、プログに書いて下さった。有難うございます!是非、興味、関心のある方は機会みつけてご覧になってください。
あらとえつこさんプログはコチラ

『星の国から孫ふたり』はコチラ


  なんだかんだとこの世は人間関係・・・だと思う。どんなことも人間あっての話だと気付く。時々、人間関係に悩んでいる人の話を真剣に聞く。昔々は"人間関係"に悩むなんて自分も考えなかった、そんな時代もあった。でも日々生活していれば決して避けられないことだ。うまくするとかしないとか、単なる"技術論"で済む話じゃない、それが人間関係だ。そしていろいろ考えていると、ふっと「生命ってなんだろう?」と思うことがある。
  
  話しはぶっ飛びますが・・・難しいけれど身近な問題"生命"。面白いセミナーをご紹介します。


「夢みる遺伝学~そして生命(いのち)が好きになる」

  主催の国立遺伝学研究所は1984年に大学共同利用機関に改組され、遺伝学のナショナルセンターとして機能してきたところ。使命としては生命科学における先端研究とそのための基盤整備、人材の養成そしてこれらをもとにした共同利用・共同研究の推進。
  今回のシンポジウムは、"夢みる遺伝学~そして生命が好きになる~というテーマで各界の専門家が難しいテーマを分りやすく解説してくれます。

主催 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所 
共催 サイエンス日本事務局
企画 株式会社リバネス

実施日時
2010年1月30日(土) 14:00~17:30((開場13:30)

会場
学術総合センター一橋記念講堂
   
会場へのアクセス&地図
参加費
無料
プログラム
詳細はコチラ
基調講演1
  テーマ 「進化する生命」~時を経て変化し続ける「生命」と物質について~
   講師 理化学研究所ゲノム科学総合研究センター 初代センター所長 和田昭允氏
基調講演2
   テーマ 「価値ある研究とはどのようなものか」(仮)
   講師 molecular biology and virology Science/AAAS Dr. Barbara R. Jasny 氏

 < 研究発表と討論 >
  テーマ 研究発表
   発表者 公文国際学園高等部
  テーマ 研究発表
   発表者 iGEM:生物ロボットコンテスト 東大チーム

 < 討論 >
  登壇
   ・和田昭允氏
   ・五條堀孝氏
   ・高校生(数名)

 < 総括 >
  タイトル 「基礎研究の魅力と未来」
   講師 国立遺伝学研究所 副所長 五條堀孝氏

参加申し込み方法
申し込みはコチラ

問い合わせ
03-6277-8041
株式会社リバネス 遺伝研国際シンポジウム担当

   

ch12.その他 : 防災の意識

   12日にハイチで発生した地震。マグニチュード7と聞いてその大きさに本当に驚いた。14万人もの犠牲者を出したという関東大震災はマグニチュード7.9。それほどに大きなものだ。首都ポルトープランスを中心に被災者が300万人という報道もあるが捜索はかなり難航しているようだ。現地の通信状態が悪く、被害の概要さえつかめない状態らしい。
  しかし、日本人は外国での地震などを「対岸の火事」と思ってはいないだろうか。阪神・淡路大震災の事も忘れ去ってはいないだうか?関東大震災のあとに言われたという言葉「天災は忘れた頃にやってくる」はあまりに有名ではあるが、いつでも天災はおこりうる。「防災の日」はたまたま9月1日と定められているが、やはり日頃から防災の事は考えないとならないと強く思う。

ch10.生活 : 一枚の葉書

  Hさんとは、もう何十年のお付き合いになるのだろうか?思い出せば本当に長い。ずっと医療関係の仕事をされているHさんから届いた寒中見舞い状。昔、私がいつも慌しく、時間に追われてガサガサと仕事をしている時、Hさんは、いつもにっこりと微笑んで、落ち着いた方だった。どんなことがあっても慌てない。冷静さが絶必な医療というシーンにたち合うからこそだと常々思っていたものだ。
  「夫婦ふたりの老老介護。家権交代、ぼやきの仲間入りと相成りました」という書き出しがなかなかいいではないか。8年間つとめた大学講師もこの度、辞められたという。そして、同級生の早すぎる事故死、職場の後輩や教え子の突然死など健康でいるということの難しさと別れの辛さを知る機会が増えたと書かれていた。Hさんのいろいろな思いが伝わってくる。
  日常生活ではいちいち連絡や報告などもしないまま時間は過ぎる。そんな中で、毎年の"便り"は一文字一文字が悲喜こもごも、いろいろなことを伝えてくれる。懐かしさでいっぱいになったら、一枚の葉書を書いてみるのもいい。


  「平成」生まれが今日「成人の日」を迎えた。各地で成人式が行われた。まあ、毎年、それほどかわりばえのしない光景ではあるものの、平成という時間がそれほどに早く過ぎた・・・そう感じている。月日が経つのは本当にはやいものだ。
  
  昭和64年1月7日、昭和天皇の崩御を受け元号に関する懇談会で平成と決定した。当時、内閣官房長官の小渕恵三さんが記者会見で「平成」と発表したあのシーンが今でもしっかり頭に映像で残っている。印象深い日だった。自分にとってしっかり心の中に入り込んでいる「昭和」が過ぎた日であったからか。

  

   自閉症(オーディズム)についてより深い理解の輪がひろがるようにと、企画制作パオの代表で映画監督の友人・槙坪夛鶴子さんの作品『星の国から孫ふたり』が昨年9月から全国への上映会から始まっている。
  新年に槙坪さんから賀状をいただき、1月15日の名古屋をスタートに着々と全国をまわる予定だと知った。嬉しい限りである。
  昨年の試写会の時に、不思議な衝撃を受けて、自閉症という言葉を知ってからの長い年月の認識が、一体なんといい加減なものかと知った。この作品を見るまで、実は自閉症について、私は何となくしか理解していなかったことに気付いた。これまでに自閉症のお子さんを持つ方のお話しなどをいろいろ聞いたりはしていたものの、本当に深く理解をしていなかった。何となく・・・が少しでも明確にわかってくることはとても幸せなことだと思う。
  
◆東京では2月13日~26日は、 ポレポレ東中野 で2週間のロードショーが始まる。
ポレポレ東中野
  
企画制作パオのホームページ

世界自閉症啓発デー
4月2日は国連がさだめた世界自閉症啓発デーである。

ch12.その他 : 伊勢会新年会

100109_1423~0001.jpg  本日2010年1月9日は飯田橋にある東京大神宮で伊勢会の新年会が行われた。東京大神宮は「東京のお伊勢さま」と称され親しまれている。朝、本殿にて御祈祷。2010年の安泰を祈願する。

  早朝から若い女性の参拝する姿が多かったのだが、新年会も終わり、外に出た頃、なんと駅の方まで長蛇の列。ただただ驚く。東京大神宮は、天地万物の生成化育つまり結びの働きを司る造化の三神が併せ祀られているので、近年は縁結びに御利益のある神社としても知られるようになり、良縁を願う若い人たちのご参拝も年々多くなっていると聞くが・・・・しかし、これほどまでに若い女性が"ご縁"を求めて並ぶのか!と、本当に心の底から驚いたのだ。可愛らしい若い女性が実に多いし・・・。いやはや・・・世の中とは!

  節分明けて2月4日からが2010年。2010年は「寅」年。十二支の中で3番目にあたり、1は2を生じ、2は3を生じ、3は万物を生じるらしい。まさに胎内にいたものがオギャーと第一声をあげるように状態であるということだ。何かモヤモヤしていたものが明確になる、そんな時代に入るということである。兎に角「有言実行」が良い。宣言して行動することだという。

  御神籤をひく。「古きを捨て新しきにつくが良い」と出た。一つの事に捉われていてはだめだということだ。捨てるべきものは捨て前へ進めと出た。何かふっと、心の中で弾けた。妙に力が湧いてきた一瞬であった。

東京大神宮はコチラ

ch02.健康 : 利き耳?


  "利き手"というものがあるように、耳にもなんと"利き耳"というものがあるという。この話、知らなかった。右の耳はロジカルな思考を司る左脳と直結しているために、特にコミュニケーションのシーンで意識されて使われるらしい。つまり、言い換えれば、コミュニケーション能力の高い人の利き耳は「右耳」ということだ・・・ということは、右耳の聴覚の訓練をすれば、その能力は高められるのだろう。
  そして、その能力というのが凄い!声質も相手に対して届き易いトーンとなり、心地良い声色になるというではないか!そして、相手が心地良ければ「もっとこの人と話していたいなぁ~」と相手に思わせるようになるということだ。所謂、魅力的な声色ということでしょう?
  昔から『好感の持たれる話し方教室』のようなものがあるが、その技術論とは異なり、右耳の聴覚訓練をするというだけで、頭の中がクリアになり、良い声色になっていくとは大きな発見だね!
  

  叔母から電話がかかってきて、よもやま話をしているうちに「最近ねぇ、としのせいかしら?左の耳の聞こえが悪いのよ~」と言う。「大変ねぇ~」と言いながらも、こんな話を聞いたあとだったので「そうそう、右耳がよく聞こえるようだったらいいんじゃなあい?」なんてしゃべっていた。叔母の利き耳がどちらかも分らないというのに失礼致しました。さてさて左の耳の働きは?


ch01.政治 : 4億円

  年末ジャンボの宝くじ。今年も300円が当りました・・・。しかし、山口県の宇部で一等2億円が2本でたそうな。前後賞5000万円がなんと4本だって・・・。宇部には昔、結婚式に招待されて行ったことがあるが、人口18万人くらいのところです。一等が2本だなんて、やはり奇跡ってあるんだなぁ・・・

  新年早々、お金の話しというのもなんですが・・・。

  民主党幹事長の小沢一郎さんの資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる問題。連日、報道されているが、2004年10月の世田谷の土地購入になんと4億円の現金が小沢さんから手渡されたそうで。それも紙袋で。ある友人が言うには、例えばデパートの袋に新券を詰め込むと1億円になるらしい。4億といえば4袋か。1人で2袋運べるか・・・しかし、かなり重いだろう・・・なんてどうでもいいことを想像だけしてみる。億の単位のお金など、財務省の工場見学をした時に見たくらいで、日常の生活にはカケラすらない。
  しかし、土地購入の資金がないと相談して、紙袋で億単位のお金を受け取るなど、本当にテレビドラマのような事が政治の世界にはあるようですね。特捜部が任意に小沢さんに事情聴取に応じるよう要請しているが、一体どうしたら億という単位の資金が生み出せるのか、ただただ不思議ですが・・・

ch01.政治 : 扁桃核ピリピリ

   新しい"春"を迎え、生活も変化する人も多い。それは「新たな一歩」であるのだが・・・。
   
  友人からメールがきた。「もしかしたら、かみさんの両親と同居するかも知れない」と。しかし、文面だけでは分らないものがあるものだ。普通に考えれば、老親の心配は同居で解決する場合が多いのだが、どうも、言いたいことが言えてないような・・・そんな内容だったので、ズバリ聞いたところ要はかみさんの親は好きにはなれないものだというホンネが現れた。メールだけでなく人の会話に潜むホンネというものなのだろう。「もう割り切るしかないよ」と簡単なアドバイスをしたものの、やはり、平成時代とは実に平和な世の中なのだとつくづく思う。

  
  人の脳の機関に大脳辺縁系に属している扁桃核という部位があってここは人間の負の感情、つまり恐怖、不安、不快に関わっているという内容の本を読んだことがある。こうした原始的ではあるが情動が人間の社会を実に象徴してしまうところがあるのだ。つまり「あの人嫌い!」というような感情も関わっているのだろう。だから、時々女性などのクループで見られる、何とも不可解な状態にはこの扁桃核がピリピリ反応しているのだと思うようにしている。


  しかし、この扁桃核ピリピリ!はまさかではあるが、政治の世界にもあるのだろうか?
健康上の理由で辞表を提出した藤井財務相の辞任を鳩山総理が認め、そして後任には菅副総理となった。国家戦略相を仙谷行政刷新相が兼務する。「実績のある菅氏を横滑りさせて早期の決着を」とはいうものの鳩山政権発足からまだ100日あまり。やはり藤井さんの辞意には単なる健康上の事由だけなのか・・・と。「政治のいろはも知らぬ奴に言われたくない」といわれそうだが、やはり予算案の編成作業の中で小澤さんとのいろいろな問題もあったのではないかとも感じてしまう。「全くそういう話ではない。すべて体調の問題だ。100%信じている」と鳩山さんが言えば言うほどに何か別のものが見えてきてしまうのだが。
  まあ、下衆の勘繰りはさておいて。兎に角、18日召集の通常国会での2010年度予算案の審議などを控えているし、忙殺される中、仲がいいとか悪いとか、虫がすくとかすかないとかいろんな確執はおいて、即戦力を発揮して頂きたい。

ch12.その他 : 鎮魂


  1995年の1月17日に発生した阪神大震災。その地震発生直後から7時間以上にわたの被害状況を伝え続けた元NHKアナウンサーの宮田修さん今、出身地の千葉県で神社の宮司をしているいうニュースを読んだ。以前、テレビでも宮田さんを取材されている番組を見たことがある。
  今もなお、1月になると心が落ち着かなくなるという宮田さん。そして17日には当時、大阪放送局で読み続けた犠牲者の方々を思うと書いてあった。
  その日、朝のニュース番組の原稿を下読み中に激しい揺れが来て、なんと約3分後に放送開始をしたという。いつも通り「おはようございます」という挨拶とともにただ、報道フロアから回って来るメモを見ながら被害を伝えていった。死亡が確認された方々の名前を読み上げながら、「なぜ、いきなり命を落とさねばならない」と思った時、「冷静に、正確に」と心を落ち着かせながら報道したという。どんなに辛かったか・・・。
  宮田修さんのこの未知なる世界への一歩にはとてもおもいものを感じる。アナウンサー生活を振り返りながらの決心。多くの方々の魂を鎮めるために「跡を継いでくれないか」という知人の宮司さんの気持ちにこたえた宮田さんに頭がさがる気持ちである。17日の新年の祭礼に、また忘れてはならない時が来る。
  
  あの時に失った、当時勤務していた会社の仲間のことを思い出した。前年の暮れ、「吉田さん、東京までの新幹線のチケット手配しておきましたよ~」という彼女の声が今なお、耳に残っている。


今日は仕事始め。年末から正月三が日がそれこそあっと言う間に過ぎ去ったなあ。

  フォトグラファーの斉藤文護さんから今年の卓上カレンダーが届く。ひと月ひと月が文護さんの作品だ。本当にうっとりとする作品ばかり。嬉しくて小躍りしてしまう。
  何よりも嬉しいのが、文護さんのメッセージ。今年は"君よ 太陽となり 辺りを照らす 人となれ"!その言葉に、その文字に暫く、見とれてしまう。言葉は何よりも人の心をあたたかくしてくれるものだ。
  

  いつだったか・・・あるプロジェクトが暗礁に乗り上げて、その年は年末の夜遅くまで駆けずり回っていた時があった。どうしても越年は避けたい!避けたい!とプロジェクトのメンバーは血眼で夜中まで駆けずり回った。もう時間がなかった。夜中の風は体を切り刻んでいくように冷たかった。
  このまま体内の血までが凍り付いてしまうのではないか・・・そう思うほど辛く、風が強く吹くプラットホームにいた。メンバーの口からはなんの言葉も出ないほど、皆は疲労困憊していた。
  私は意識が遠のくような辛さを感じていた。諦められない、しかしすべてを諦めなければならないのか?憤りにも似た感情で体は硬直していた。
  自宅に戻ると、力強い毛筆で、宛名が書かれている封筒が目に入った。「文護さん?」とふと我に戻った。毎年、いつものように文護さんの卓上カレンダーが届いていた。そしてその年の文護さんのメッセージがあった。そのメッセージの内容は今は覚えていないのだが、(文護さんゴメンナサイ!)私は胸の奥が痛いほどに熱くなり、そして泣いた。新しい年を迎えながら泣いた。そうそう、そんな年もあったなぁ・・・
  
  
   文護さん!有難うございます。
   これからも宜しく御願い致します!

斉藤文護さんのホームページはコチラ


ch12.その他 : 毎年の初詣で・・・


  初詣で車椅子で参拝されている方がいらっしゃいました。迷惑そうにしている方がいて、何か辛くなりました。長い列が続いています。「どうぞ」と自分の前に入られるように言いましたが「大丈夫ですよ」と。晴れていても風は冷たいですから・・・。長い列は続いていました。
  

  いつも編集の仕事でお世話になっているFさんのプログ の「初詣DAY」を読んで、やはり考えさせられました。Fさんも車椅子のお子さんがいるお母さんです。


   『車椅子の子どもを連れて、初詣に行く私たち家族が悪いのか?
   参拝者の中には、車椅子の人がいる事を全く考えずに
   初詣のルートを考える、神社が悪いのか?
   そもそも、段差や砂利道のある神社を設計した建築&設計会社が悪いのか?
   「障害者権利条約」に批准するようになると、
   日本の初詣風景なんかも、もっと変わってくるのかな?と、
   毎年、この時期になるといつも感じます。』


  そうですね、毎年毎年Fさんは感じられているのですね。

プログ「ユニ育ライフ」はコチラです

ch10.生活 : ワンダフル!

  ぬけるような青空。寒いけれど、とても気持ちのよいお正月ですね。
  年賀状も「こんなにいいものなのか!」としみじみ思うのは、もしかしたら「いいとし」をとったからなのかも知れません。本当に大切な大切な方々からのメッセージは素適です。和紙を細かに細工?した、いつもながらワンダフル!というお年賀状をはじめ、びっくりするような達筆、温かいメッセージの数々は本当に宝物です。パソコンメールにはうっとりするようなミュージック♪も流れてきたり・・・。最近の傾向でしょうか、ケータイ年賀状も多く、その楽しい動画に思わず笑ってしまいます。
  さてさて、今日は朝から来客でとてもとても賑やかな一日でした。いいものですね、お正月は!

100101_1900~0001.jpg  ワーイ♪2010年スタート!です。本当に31日から元旦までの時の流れとは何て不思議なんだろう!っていつも思います。まるで時間のトンネルをグルリッと抜けるような、そんな感覚です。   昔は元旦には何もかも新しく!と思っていたのですが、このところ、別段気にもせず、ちょっとぐうたら気味です。しかし、今年の正月料理は本当に"リキ"入れましたよ。もくもくとこなしたというか、ちょっと仕事モードで正月料理を作りました♪   市販のものは蒲鉾。「マメに働け!」とばかりに黒豆(私はふっくら仕上げが好みです。しわがよるまで長生きでという意味もあるようですが・・・)、・大いに「よろこんぶ」と昆布巻き。田作り。金団と名前の如く財産が貯まるようにときんとん。クチナシでつける黄金色は何と美しいこと!また、初めて伊達巻にも挑戦。卵を使った料理は子孫繁栄の象徴とされているようですが「伊達」というように華やかさもあらわして、文化や教養が発展するようにという願いもあるそうですよ。そして紅白のなます。あとは煮しめ。これには、大地に根をはる牛蒡や大根、そして将来の見通しが良いようにという願いをこめてレンコン、芽が出るようにとクワイなどいろいろです。煮しめは一つの鍋に入れ煮しめるので「家庭円満」を願う意味もあるそうですよ。数の子は勿論!また、豚の角煮もちょっと工夫して作りました。これは来客に大人気なもので。久しぶりに正月料理を真面目に作りましたねぇ。お料理はちょっと不思議な什器に詰め合わせてみました。2010年!良い年になりますように・・・


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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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