2007年8月アーカイブ

ch05.エンタテイメント : 今年も歌うぞ!  やはり「継続は力」

  昨夜は、初台のオペラシティで神楽坂女声合唱団の公開レッスンがあった。いつもは、リハーサル室でレッスンをしているのたが、昨日の会場となったリサイタルホールは何と言うか!響きというか!兎に角素晴らしい!の一言につきる。


 朝から某地方への出張があり、午後一番からのレッスンには間に合わず、皆にも迷惑をかけて、心が揺れていたのだが、夕方に楽屋に入り、メンバーの顔を見たらなぜかホッとした。
  練習曲の中でも、今年のディナーショーではミュージカル「レ・ミゼラブル」から“民衆の声が聞こえるか”があり、なんと「君よ今こそ共に立ち上がれ~♪」とソロの部分がある。入りが遅れていたため、その曲はもれていたのだが、私が姿を現したところ、さこみちよちゃんが「しろー先生に頼みに行こうよぉ~」と提案してくれた。出張帰りすぐで、気ぜわしくも息もへえ~へえ~とあがっていたのだが、勇気を出して辻先生に「お願いしまーす」と言い、見事?リストに入った。


  2000年に発足した神楽坂女声合唱団。もう7年を迎える。12月19日(水)は7回目のチャリテイディナーショーだ。もうすぐ9月。10月、11月そして12月と、今年も考えてみれば僅かとなった。いつもいつも思う。「継続はやはり力」なのだと。


   新聞社を退職し、暫くフリーライターの期間に大変お世話になった東京ライターズバンクというところがある。代表は朝日新聞出身の児玉進さんだが、人脈の広さもそしてパワフルなめるまが発信にはあたまがさがる。
  執筆代行業というのがうけている?らしい。近々、「団塊世代のための 執筆代行業即席開業術」セミナーが開催されるという。一瞬、?と思ったが、年間に1000件近くの執筆依頼の中で300件近くが執筆代行の仕事だという背景があるという。そして、いまやときめく団塊世代を中心に続々と登録しているという実態が面白いではないか。

   『執筆代行業は朝鮮戦争時代の渋谷・恋文横町が有名です。朝鮮戦争に従軍している米軍人に恋人の日本女性が送るラブレターを代筆する業者がこの一角に大勢事務所を開いていたそうです。
それから60年たった今でも執筆代行業はリタイアしたサラリーマンの副業として人気があります』という児玉さんの文章のはじまりの面白さ。いつも、一人で読んでいてもクスクスッと笑ってしまう面白みがある。
 
  そして「夢のような依頼」や「抱腹絶倒の依頼」があるということで、事例がこまかーく紹介されているのだ。たとえば・・・
「何週間でも屋敷に滞在して自由に取材してオレの一生を本にしてほしい。その間の飲み食いはもちろん自由だし、経費も青天井無制限で請求してくれ」「卒論を代筆してほしい」(これは某新聞でもニュースになったらしい)「ヒューマンドキュメントの公募に応募するので書いてほしい。一等賞金の1000万円を山分けしよう」(これは波乱万丈の主婦さかとか?)「車と女で過ごしたオレの青春を小説に仕立ててほしい」(20代のリッチマン)とまあ、人生の縮図というかなんというか。なんだかんだと均衡をたもっているこの世の需要と供給。

ch02.健康 : 飽食そして餓え


  飽食の時代はまさに日々「食欲」との闘いだ。今、某食品メーカーからダイエット食品のモニター調査の仕事をしているが、モニターの皆さんの日々の食事をみていると本当に感動するほど面白い。とくにダイエットの期間は管理栄養士というプロの指導もついているので、一食一食に神経をつかうからだ。自分流にしていると、日々の食事の献立も、また肌の手入れもいいかげんになるものだ。いつまでも綺麗でいるためには、自然に流されていてはだめだ・・・ということがはっきりと分かる。
  それにしても、欧米もだが、日本人も本当にダイエットに励む女性が多い。女性の話題に「ダイエット」というキーワードは欠かせない。これまでにも座談会やインタビューもしてきたが、本当にみんながダイエット博士というほど知識がある。驚くほどだ。というのに、ダイエットの話題は尽きることがない。飽食の時代、国であるからだ。飽食であれば、永遠に人々はダイエットをし続けるだろう。

  南アフリカ,カラハリ砂漠の奥地に自生するフーディアという多肉植物がある。これは,カラハリ砂漠の先住民が長い間食用にしたもので長い狩猟期間の餓えをしのぐために食べられたものだが、このフーディアを取り入れたダイエット商品も多々あるようだ。豊富な水分とミネラルが含まれているらしいが
このフーディアに含まれている成分は脳にブドウ糖が入ってきたと錯覚させることで満腹中枢を刺激し,満腹感を感じさせるというもの。つまり脳の視床下部にある神経細胞に働きかけ,食欲を抑制するのだ。その力は,ブドウ糖の1万倍ほどだというから、食欲を感じない期間は長く続くだろう。しかし、狩猟時代もおわり、日本に比べればずっとの質素というか貧しい食事をしているカラハリの人々のレポートを見た時、世界のどうしようもないアンバランスを感じる。何十キロも歩き、やっと見つけたフーディアでしばし、家族の餓えを凌ごうといている。まさか、この成分で食べすぎをストップさせようとしている人々の生活など彼らは想像も出来ないだろう。この地球上の、なくならないアンバランス。

  
  仕事で毎日、いろいろな人と出会う。会話の中で、本当に気になりはじめたことがある。「マジ」と「ぶっちゃけ~」という言葉が会話の中でポンポンででくる。もう完全に「日常語」となっている。なんの不思議さもない。でも使い方がおかしいのだ。本来?はなんて表現していたか、みな、分からなくなっているようだ。そして、相手の言葉を肯定?した時に、相槌の如く「ですよねえ~」と言う。まあ、しようがないと思いながら、またまた、あの言葉の意味の違いに気付かない使い方。テレビ番組でも結構、日本語ブームなのに、レポーターや時にはアナウンサーまでが、変な使い方をしている。
  「このお店は、敷居が高いですからね」・・・・・ほらほら、始まった!高級レストランや料亭などは緊張したりして敷居をまたぎにくいのかも知れないが、敷居は高くないのだ。もう、激怒して「二度とうちの敷居はまたがせないから!」なんていうカミナリ親父もいない?昨今だから。不義理、面目ないということがどこかへ飛んでいってしまったのだろう。
  それに、ああ・・・・相手との距離も考えないで今日“スミマセン”や“ゴメンなさい”“ヨロシク”の意味でしょうか・・・・ケータイメールに“絵文字”が飛びかっている。

ch12.その他 : トップモデルの死

 
   日本を代表するモデルで、ファッションクリエイターでもある山口小夜子さんが亡くなった。享年57歳。孤独死だと報道された。
  資生堂の広告で見た、何とも表現しがたい衝撃は今でも忘れられない。10代の頃、広告の世界に行きたいと思った切っ掛けであったかも知れない。あの斬新さ。鮮烈なイメージで私の中に刻まれた。
  ファッションモデルとしてパリやニューヨークなど殆どといっていいほど、デザイナーのコレクションに出演し、米・ニューズウイーク誌により「世界の6人のトップモデル」にも選ばれた。
  女性で身長171センチといえば大柄だと思うが、世界のトップモデルたちの中に入ると一番小さいという。その中で特別なオーラを発していたのはやはり見た目の美しさだけでなく、彼女の中に秘められた才能なのだと思う。洋服をこよなく愛する気持ちは、とかく忙しさと時間の戦いの中でぞんざいに扱われてしまうショーの楽屋裏でも大切に扱ったという。ファッションモデルの他にも、演劇、映画、ダンスパフォーマンスなどの舞台活動もしていた矢先の死。哀しいことだが、常に、美しさを保つために努力をかさねてきた、凛としたものを感じる。


  このところ、暫く、いろいろ考えていた。しかし、やはりおかしい、この国はおかしいと思った。おかしいなんて言葉じゃない、国として危ない。


  小池防衛相が8月6日の夜に守屋防衛事務次官に退任人事構想を携帯電話で伝えようとしたところ、「つながらなかった」という、例の話。言った言わないをマスコミではおもしろおかしく報道していたが、第一クビ!というか次官交代の連絡を携帯電話で言った?なんていうことありえないでしょ。
  それに毎日新聞の特ダネで自らの人事方針を知って激怒したという守屋次官も・・・・次官だ。今回ばかりは記者の前で、しゃあしゃあとしゃべる小池防衛相もどうなっちゃったの?と思った。
  この携帯連絡を巡っては、通話ばかりでなく、お互いの話もつながらないと、まさに水掛け論だ。しかし、たとえ、連絡が取りにくい状態であっても、、大臣秘書官と次官秘書の事務方間は必ず連絡できるという。当たり前のことだろう。夫婦や恋人だのの連絡じゃない。
  サラリーマン時代の人事を思い出してみた。くだらないのだが、ちょっと人事異動を考えてみた。例えば、局長からの人事異動に合点がいかない部長が、激怒して社長のもとに飛んでいくようなことか?・・・・・しかし、いずれにしてもケータイ電話などあり得ないのだ。

ch10.生活 : ブランドのちから


    例えばケータイ電話で、「最近はバッテリーがもたないんだよ」「もう1年半経ったからかな」なんて、機種変更をする人が私の回りでも実に多い。先般も、ケータイは「一年くらいを目安の買い換える方が多いですよぉ」なんていうことを販売店の人に言われた。なんだか、納得できない気持ちわいつも持っている。モノを大切に、何年も壊れるまで大事に使うというものでなく、そんな時代ではないということか。進化し続けるケータイ生活を楽しんでいるのだが。
  テレビ、音楽、カメラ、お財布の機能までとショップで商品を見ているとあまりの進化ぶりに呆気にとられるばかりだ。最後は、デザインやカラー、昔から好きなブランド・・・・となるものだ。

  
  松下電池工業(松下電器産業の全額出資子会社)はフィンランドのノキア向けに製造した携帯用リチウムイオン電池4600万個に発熱する恐れがあるとして、全世界を対象とした無償交換に踏み切ったという。なんとその交換費用は200億円をゆうに上回るといわれている。
  松下電器は。以前、石油温風機による一酸化炭素中毒事故、また電子レンジや冷蔵庫でも発煙、発火のおそれがあるとして回収作業や部品交換など、このところトラブル続きだ。しかし、今回のリチウムイオン電池のトラブルは松下が最大規模のトラブルとなった。 これまでのニッケル水素電池に比べるとリチウムイオン電池は機器の薄型化や高性能化を見事に実現させてきた。つまり。現段階では発火・発煙という危険性を含みながらもこれに換わる小型電源がないというのが実状。

   私たち消費者は日々、パソコンにしてもケータイにしても「進化」を享受している。その中で、確かに
松下というブランド力は、消費者の中にしっかりと根付いている。だが、この「ブランド」というものもあくまでも品質の管理を怠ると失墜していくものだ。ブランドの信頼性は・・・・なんとも脆弱なものがある。


   大和書房さんのメルマガに新刊の紹介があった。いわゆる、日本語ブームの火付け役をしたと思う、あの齋藤孝さんの「100%人に好かれる聞く力」 (定価1260円)だ。紹介に“ 聞く力を上げれば好感度は必ず上がる。親子、上司と部下、恋愛などあらゆる人間関係の基礎を作り、創造的な関係にする聞く力!”とある。私もコーチングを学んだが、これも基本は「聞く力」なのだ。「へーっ、簡単じやない」と思う人が多いと思うが、人の話を聞くというのは、殆どの人が出来ないといってもよい・・・・・だろう。それほどに難しいことなのだ。「聞けるよ」なんて小学生の考える「聞く」では勿論ない。しかし、殆どの大人がなかなか人の話を聞けない。「ふんふん」と相槌うつ主婦さんだって意外と話しのこしをおる人は多い。「プレゼンは俺に任せろ」なんていう営業マンも意外とクライアントの話が聞けないやつが多いものだ。銀座のママにしたって、「あらぁ~そうなのぉ~」と言いながらも、適当なところで話しはカットしている。なんと言っても目は口ほどのなんとやら。目配りは凄い。
  かくいう、私もコーチングをあれほど学んだというのに、いざ!というとせっかちな結論を急ぐ性格が災いして「で、結論は?!」と畳み込む悪い癖は抜けない。やはり、いつもいつも初心にかえろう。夥しい数の出版物の中でも、ふと、目についたご本は「ご縁」だろう。「分かっているさ!」なんて言わずに、さあ、一ページを開いてみよう。



   今日は所謂ユータウンラッシュのピークということだ。実は、いいとしして?帰省ラッシュというものを知らずでありまして。どうしてもお盆の休み中にそうしたラッシュの電車に乗らないとならなかった一週間でありました。知らないということは本当に無知というか、指定席など取れないことも分からず、自由席をウロウロ状態。しかし、何とか一人はおさまるものでしたが、本当に通路に人人人。もっと臨時ではしらせてほしいものだと・・・思い。どーなるんだと思いながら、漸く買えたグリーンの指定席券で乗った車両は、私以外も二組(中年の男女と初老の婦人)以外は全て、乳児と一緒の若い夫婦であった。席の前も斜め前も横も後方も、みーんな乳児が顔を出している。キッズ車両?と勘違いするほどだった。移動をゆったりと過ごすためには、みんなグリーンの指定席を購入しているんだなあ、余裕あるなあと感心。古い体質か、私の中で「グリーン指定席」というのは結構、特別な感覚だある・・・いやあったものだけど。先般も横浜の高級ホテルのフロント前には、高級そうなベビーカーを押している若い夫婦が列をなしていたなあ・・・・・。
 
  猛暑の疲れもあって、電車の中でちょっと眠ろうかと思ったが、子どもの声、声で一睡も出来ずにいた。ちょっと疲れて、打ち合わせの会場に行き、こんな話しをしたところ「全く、格差社会なんだね」と簡単に済まされてしまった。


   連日の猛暑。少しは涼しくなる方法はないのか?ないのか!と考えているが、生活の中の『色』の効果とは大きなものがある。今は確かにブルーやグリーン系が有難い?というのに、いつも真っ赤やピンクのスーツなど着ている人は何か特別な想いがあるのだろう・・・・そう思う。昔、勤務先で何よりもグリーンが好きな男性がいたことがある。スーツは勿論モスグリーン、ワイシャツもネクタイも持ち物が全てグリーン系で統一されていた。いつもただただ感心するばかりであった。
  宮城悟さんのとく心相カラーで、私は心相数「191」ということから1=「銀」、9=「金」ということなので、札入れや名刺入れは金や銀にしている・・・・のだが、周囲の人は多分「ああ、吉田さんは金色や銀色が本当に好きなんだろう!」と思っているに違いない。口には出していないが、札入れを出した時、だいたい「ギョッ」とした表情をするものだ。

  さて、産業技術総合研究所が、山形大学、北陸先端科学技術大学院大学、東京農工大学との共同で、顔料「プルシアンブルー」をナノ粒子化して分散させたインクを電気的に制御することにより、着色・消色の変化が可能な調光ガラスを開発した。通電をやめても色変化は保持されるので、建物や自動車の窓に使って部屋に入る熱を制御する省エネ・ガラスとしての利用など考えられるらしい。
  この「プルシアンブルー」というのが、江戸時代に活躍した画家の葛飾北斎も使ったといわれる顔料で、これが、電気によって色が変化する「エレクトロクロミズム」現象というものが既に確認されている。
将来的には、着色状態にすれば模様が現れるカーテン風の調光ガラスの応用も可能とか。
  しかし、カーテンといえば、あの美人物理学者・リサ・ランドールさんの「異次元」の世界。例えばカーテンに固定、存在している我々と近くにあっても決して辿り着けない5次元の世界の話など、日々「暑いですねぇ、何とかなんないですかねぇ~っ」という繰り返しをしているばかりの自分の存在が「ナノ」よりずっと小さく思えてくるようだ。

 

ch01.政治 : 事なき~ではない


  自民党の小林温参院議員の公設秘書が公選法違反容疑で逮捕された。時間が経てば経つほどに政治と金をめぐる話しはこじれるものだ。自民党は参院選敗北の後も、まさに弱り目にたたり目という状況。「事態を厳粛に受け止めたい」などというコメントよりも潔く解決していくのはそれこそ瞬時の判断が必要なのだ。マスコミはわいわいと追いつめるだろう。不信感は一番いけない。世論は一層厳しさを増していく。 安倍さんのいつもの事なき~の表情は一体どうしたというのだ?

ch10.生活 : 招かざる客

  
  連日の猛暑で海水浴客は増えている。夏休みは海や山でもいろいろ事故が起こるものだが、静岡県伊東市の宇佐美海水浴場の沖合でシュモクザメが捕獲されたというニュースには驚いた。4日から目撃情報があって、一部区域を遊泳禁止にしていたそうだが、背びれや尾ひれが見えている映像はさながら映画「ジョーズ」を思わせる。「ジョーズ」のモデルになったホホジロザメなどに比れば大人しい性格と言われるが体長が約3.5メートルというが、もし自分の近くに泳いでいたら、もう恐怖で身動きできなくなるだろう。シュモクザメは熱帯海域に生息するサメで、国内では琉球諸島や南日本太平洋沿岸で見られるという。これもまた、地球温暖化の影響だろうか?
  漁師さんが「一突き、二突きしたよ」と言っている。もう息絶えたシュモクザメの哀れなる姿。せっかくの夏休みに海で楽しく泳げずに、ただ波打ち際で遊ぶ海水浴客にとっては招かざる客であろう。しかしシュモクザメにとっては、まさかの漁師の一突き、二突きであっただろうに・・・・・

ch10.生活 : いつも貧乏、時々贅沢

 
  TBS系列で放送している「ネプ理科」(情報センター出版局)実験室が出版されたので、早速読んでみた。お笑いのネプチューンが面白おかしく「理科」を楽しませてくれる。学生の頃から、一番好きな教科は理科だったので、今でも書店に行くと自然科学系の書棚に向かってしまう。
  若者にしか聞こえないモスキート音の検証はなかなか。これは、17歳から33歳まで聞こえる魔法の音。どんなに耳をすませても、その魔法の音は聞こえなかった。ああ!33歳はとうに過ぎているもんね・・・・。
  金沢工業大学バイオ学科で神経行動学、神経生科学を教えている長尾隆司さんの日々実践している2時間睡眠のコツから始まりこおろぎの生育環境と生命力の関係実験では「殆ど貧乏、時々贅沢」が一番生命力が強く、一番弱いのは「いつも贅沢」という結果。厳しい環境と逆境こそが強い生命力を育む原動力となっているということ。思わず「ガッテン!」と叫びそうな面白さだ。

ch10.生活 : 太陽と風


  毎日、蒸し風呂のような中を仕事で歩き回っている。汗が噴出している。そして、会議・打ち合わせなどというとキンキンに冷えたところで何時間もいる。そして、また、強い日差し、蒸し風呂のような中を歩き・・・・。都会の気だるい空気を感じる。
  はて?昔はこんな“空気”だったか?と思う。日中、どんなに日差しが強くても、夕方になると、すうっと涼しい風がふいていた気がするのだが。
  今は、一部屋にエアコンがあるのが当たり前の住宅環境だ。いくら、設定温度を上げてとはいうものの、このエアコンの普及は想像出来なかったあの頃の夏。


   今、私たちが理解していかなくてはならないクリーンエネルギー。有楽町マリオン前広場にモデル設置された風力・太陽光発電型街路灯。垂直軸型風力発電機「シグナスミル」は航空工学を応用して設計され、風速1メートル程度の微風でも起動するという。1日の予想発電量は携帯電話138台をフル充電できるほど。しかし、災害時の非常用の電源として確保もできるらしい。


  我が家を眺めながら、私は北風と太陽の話を思い出す。そして、太陽と風をいつもいつも利用したいと思っている。なのに、「でも・・・」と思う。その疑問をひとつひとつ解決していければ、もっともっとマーケットは拡大するだろう。

ch05.エンタテイメント : 巨匠の死


  スウェーデンを代表する映画監督、イングマール・ベルイマンが亡くなった。89歳であるから天寿全うであろうが、何故か、ショックだった。 映画作品は50作を超えており、全ての作品を観ているわけではないが、「秋のソナタ」が心に強く残っている。主演のイングリッド・バーグマンが演じたのは、国際的に著名なピアニストで、恋にも奔放に生き、娘の世話をしなかったという過去を持つ。これでもかこれでもかと繰り返される母と娘の会話。次第に生き方にもコンプレックスを持つ娘の感情が爆発していく。
  そうだ、あの時は分からなかった会話、感情の揺れ。もう一度、観たいと思った。映画の面白さとは人生の面白さと似ている。

ch07.味 : クルミと納豆


  クルミのタルトを作っている洋菓子店のテレビ番組があった。ぼんやりと見ていた上、ケーブルテレビなので、一体何チャンネルのものだったが定かではない。旗の台近くの洋菓子店というのはうっすら記憶に残っているものの、その他の詳しい情報は消えてしまった。本当に美味しそうなクルミのタルトだった。タルトの生地づくりの工程から丁寧な語りで紹介されていてた。ほっとした気持ちで見ていた。商品名に~三重奏?とかつけられていたのが特に印象的だった。私はクルミが大好きなので、フランスパンを焼くときも入れたりしている。とにかく、胡桃好き。

 
  さて、カリフォルニアくるみ協会と、納豆メーカーのくめ・クオリティ・プロダクツが、今日からくるみと納豆を組み合わせた新しい料理を提案する共同プロモーションを始めるらしい。くるみと納豆はどちらも大好物だが、いまひとつピンとこない。納豆にゴマは入れたりするが、クルミとはなんとも・・・・
  しかしくるみの食感と納豆のネバネバ感は意外と合うらしい。8月中の、東京メトロの日比谷線と東西線で「納豆とくるみのジャージャー麺」の中吊り広告が出るらしいが、それもまた楽しみだ。
   動脈硬化の予防効果があるαリノレン酸を多く含む健康食材として注目されているクルミ。また血液サラサラ効果を期待できる納豆のコラボ。さてさて、どんなものか。

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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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