2006年9月アーカイブ


中央線に乗っていた。
 中途半端なこみ具合。
 不思議に感じるほど、乗客があっちこっち、バラバラな方向を向いている?・・・そんな感じ。
 

 高円寺駅で若い三人組の女性が乗り込んできた。車内の中央にミニスカートの女子高生のグループが陣取っている。彼女たちに比べれば、20代の学生さんだろうか。その三人は車内に乗り込むや否や、それぞれのケータイの画面を見ながらなんだかんだしゃべり続けている。そのうち、一人が「ウワァーッ、本当だ」と歓喜とも言える声を出した。すると横にいた女性が「でしょ!」と微笑み、また三人はくちゃくちゃケータイのある機能について実験開始しているようだ。どうも三人はそれぞれのケータイの契約会社が異なっているようだ。暫く会話をふんふんと聞いているうちに、違う会社のケータイ同士でも何かの工夫(これが良く分からない・・・)をすることで、絵文字がおくれるるようなのだ。ひとりが「ハート二つはOKだよね」といい、また一人が「ひよこはだめってことか」と言った。ああ!私も参加したいと密かに思っていると、一番詳しい女性が「やっぱ、女子高生とメールしているとすっごく新しい情報キャッチできるよね、あたしたちはダメだよ、ふふふ」と笑った。彼女たちがダメなら、あたしはダメの三乗くらいか?と思っていると、「ワァーッ」と中央で陣取っている女子高生が笑いの渦の中で大きく揺れていた。何かとっておきの話題で盛り上がったのだろう。
  なかなか楽しい土曜の夕方の15分のドラマ。


   定期的な生活情報誌を発行している中でも、せかせかと切羽詰るほど忙しい一瞬というものがあるものなのだが、そんな生活の中で、このところいきなりいろんな新規の事業関連の仕事がドドドッと雪崩のようにきている。誰のシナリオ?と不思議に思うこともままある、それくらい不思議なご縁で仕事が決まる。でも、一人で出来るキャパなど決まっている、単行本のタイトルで「キャパの大きい人間が・・・」なんていうのを見ると、何で今更!と言いたくなる。

  時間の追われた人間を心底ほっとさせるものはグリーン。
10月1日に東京の原宿にグリーンを取り入れた新しいタイプの商業施設「b6」が誕生する。開発を手がけるエルカクエイだ。(ふと、社名変更前の名前が何だっけ?と思い始めたら気になって仕方がない・・・)
 地上6階、地下2階建て。「ロイス クレヨン」「アドルノア」といったファッションブランド19店舗や、飲食店6店舗など、日本初上陸の2店舗の39店舗が入居するらしい。
  注目しているのが1~3階部分の螺旋階段。ちゃっちいものはやめてほしい・・・。まあ、さておき、コンセプトが都市型ガーデニングモール」とかで、中庭が設置される。私の大好きな中庭。ふふふ。施設内に入るにつれて豊かな自然が目に入るような設計?ますます興味が湧く。ほっと寛ぎたい人にはぴったりかな。公園の中を散歩する感じでゆったりとグリーンの空間を楽しんで欲しい・・・といいつつ、初年度に年間200万人の来客と、60億円の年間売り上げを見込んでいるそうで。やはり売り上げ上げないとね。


  疲れたかなぁ・・と思って、ちょっと時間があったら明治神宮に足を運んで木々をすり抜ける風、木の葉などと会話をするのもいい。

  有明の東京ビッグサイトで開幕した「第33回国際福祉機器展」で、ナムコが、業務用ゲーム機をベースに、介護や医療に役立つ機能を持たせた「リハビリテインメントマシン」を出展したという記事を読んで何だかとってもウレシイ気持ちになった。
  「ドキドキへび退治」というネーミングもいい。足元に交互に出てくる4匹の蛇を踏みつけるシンプルさもいい。それでいて足の筋力を鍛えられる!というポジティブな感じがいい。

ichiko : C'est la vie


  夕方に新宿で「アエラ」の取材を受けた。昨夜の依頼で今日の取材。締切日間近というスケジュールだから・・ということは痛いほど分かる。本当に「締切日」というものに追われる・・・というか体内時計にセットされるものなのだ。
  サンケイリビング時代の山谷えり子さんのエピソードエトセトラ。記者の斉藤さんに懐かしい紙面のコピーを見せてもらった。昭和60年。本当に懐かしい紙面の数々。大手町の七階フロアで行き交う声が耳元に蘇った。本当に楽しかった。新鮮だった。
  えりちゃんが担当していた「山谷えり子のフレッシュジャーナル」。なんと懐かしい特集記事が。タイムスリップしてしまう。
   
  「なかなか思い出せないことが多いですねぇ・・・」
  「20年も前ですから」と斉藤さんが言った。
  ふっと「これから20年経ったら今のことが思い出せなくなっているんじやないですかねぇ・・・・はて?それまで生きているかな?」と言ってしまった。
  「生きてますよ、吉田さん」と斉藤さんが言った。


 人生、長いようで短い。辛くても楽しくても「時」は過ぎていく。良い人との出会い。そしてあとになって微笑んでしまうような思い出づくり。
  昔々、「人生って楽しくても辛くてもねそれが人生なのさ」というオーナーの経営するヴィラに行ったことがあった。ワイン片手に会話が弾んだ夜。そう、まさにC'est la vie !なのさ。

ch10.生活 : 心相数の不思議な世界


 今、何とか完成させたい「本」がある。厳しいものでなく、人生にジンしくるものでありながら、いつも傍においておきたい、あるいみ軽い感じの本にまとめたい。宮城悟さんの心相数についての本だ。
  

  今日も宮城先生のブログを読んだ。

市川昭介  1933年1月4日  心相数  652

大ブレイクの時期での死去です。運気は解釈学ですから、この時期での死はひととおりの役割を終えたという意味でしょうか。大ブレイクの年はチャンスの時期でもありますが、反面、思わぬ落とし穴に陥る時期でもあります。


丹波哲郎  1922年7月17日   心相数  562

運気的に診ますと上昇期にあります。このような時期にもお亡くなりになるという例でしょうか。
運気は解釈ですから、丹波哲郎さんの死は安らかな旅立ちではなかったかと推察されます。親族のコメントにも「みんなに看取られた安らかな死でした」とありました。良い旅立ちだったのですね。


  音楽、映画とそれぞれの世界で大物お二方の死。それも大ブレイクの時の死。人の死はとめられない。ただ、宮城先生は亡くなった方のデータを元にした分析をされはじめている。
「死期など聞いたら、普通の人は気が狂うでしょうね」と私は言った。
「癌宣告のようなものか」と少し、コトバを濁されたが、病気にしろ事故にしろ「死」とは人間の本能的忌避である。
しかしこの「死」を巡り、人間の悪徳などがさらけ出される・・・これもまた人間界だ。
心相数、知れば知るほど不可思議な世界。


   プリッとしたソーセージにビールは格別だ。そんな中、 ドイツで腐った古い肉を正常な肉として売る食肉偽装事件が欧州連合に今、衝撃を与えている。国内だけでなくフランスやオランダ、ベルギー、イタリア、デンマーク、ルクセンブルク、オーストリア、チェコの計8カ国にも流通しているとみられている。
  偽装表示の発覚は8月下旬に南部バイエルン州でのこと。現時点では被害は確認されていないものの、四年前のものも含まれているというのだから深刻な問題だ。独警察はこれまでに牛肉や豚肉、鶏肉など計120トン以上を押収した。
ドイツのソーセージ生産は有名で所得の11・7%を食肉購入に充てるほどの「肉大国」だ。それだけに国民に与えた衝撃は大きい。ミュンヘン近郊の業者は破産寸前に追い込まれたことが偽装の動機になったという。
  ドイツでは、昨年11月にもこのような偽装事件が発覚している。国家が食肉の衛生問題を管轄せず、国内16州にそれぞれ独自の権限を持たせていることが背景にあるということだ。
迅速に法制化されなかったつけは消費者に回ってくる。偽装業者に罰金が科されているということや、一人の業者が自殺して終わるということではない。

社会問題 : 何のための偽装?

一体、あの事件は何だったのか・・・・と思う。

  耐震強度偽装事件で、建築基準法違反などの罪に問われた、元一級建築士の姉歯秀次被告の第2回公判が21日に東京地裁で行われ、保釈が許可されたにもかかわらず、保釈保証金の500万円を払えないため、拘置が続いていることを弁護士が仄めかした。
「保釈っていうのはねぇ、お金積まないとできないでしょ」と姉歯さんはキレちゃった!らしいが「あなた一人のもんだいじゃないんだよっ」と言いたい。
  保釈金の金額は被告の資力などから判断して裁判所が決めるらしい。弁護士が一時的に肩代わりをすることもあるというが、今回のように国選の弁護人では、やらないようだ。
  保釈保証金とは、「裁判前に拘置を取り消す代わりに、保証金として裁判所に預ける金銭で金額は、裁判所が犯罪の性質や情状、被告人の資産などを総合的に判断し、被告人に逃亡のおそれがないよう設定。裁判が終了し、判決が確定するまでに保釈の取り消しがなければ、判決確定後に返還される。保釈が取り消された場合は、全額または一部が没収される」というものらしい。
  しかし、嘘で固めて得たお金で、ベンツだBМWだと高級外車に乗り、愛人に30万円くらいのネックレスを買って貢いでいたというのも・・・・実はそれも「偽装」であったということか。


  昨日9月20日に無事、自民党総裁選が終わった。安部晋三官房長官が第1回投票で全体の66%を得票し、谷垣禎一財務相と麻生太郎外相の2候補に大差をつけ、第21代総裁に選出された。自民党史上最年少の総裁で、初めての戦後生まれということだ。
 安倍さんは大学卒業後に戸製鋼所に入社、サラリーマンを経験している。工場勤務で体調も崩したことがある、コツコツ型でそんなに目立つタイプではなかったなどとテレビで昔の上司がしゃべっていた。
父が故安倍晋太郎氏であることはおくびにも出さなかったという。退職して父親の仕事を継ぐようになってから、それこそみるみる変身をしたと上司が付け加えていた。
  両院議員総会での席で「改革の炎、たいまつをしっかりと受け継ぐことを宣言する。美しい国日本をつくるため全身全霊を打ち込む」と決意表明。
  任期の2009年9月まで、地味でもいい、コツコツと美しいニッポン国づくりのために打ち込んでいただきたい。

 

 


  今年4月に行われた下院選が無効、やり直しとなったことで政局の混迷。公共投資などの遅れによって経済全体に悪影響がでたタイ。ここへきて 相次ぐタイ南部で爆弾テロ。観光地ハジャイにまで拡大したことで、タイ経済全体への影響が懸念される。ターゲットとなるのは大型商業施設や観光客相手のホテルだ。7000人近くがハジャイへの旅行をキャンセル。この経済的影響は約一億バーツ。日本円では三億くらい。
  あのインド洋大津波の被害からようやく立ち直ってきたプーケットをはじめサムイ島、クラビなどタイの主要な観光地へも影響大だ。天災と人災。

台風13号は19日に北海道の西の海上を北東に進んだそうだ。明日にはサハリンの東の海上に達し、温帯低気圧に変わる見込みとか。しかし、今回も九州各地で台風は大きな被害を与えた。

  そんな中、昨日は、全日空ホテルで開催されていた「日本臨床代替医学会」のイベント最終日だった。朝早くから強風と激しい雨降り。「来場者の足は・・・・」ととても心配だったが、9時過ぎだころから随分とおさまっていった。
  会場に到着して、セミナーを聞いているとメールが入った。夕方からの打ち合わせが急遽、昼過ぎにという連絡だ。
  慌てて銀座に向かう。本当に沢山の外国人が並んでいる歌舞伎座の前を通り過ぎる。交差点を小走りに・・・・横断歩道の中間に黒いものが落ちている・・・鳥の死骸?と思っていると後方で女性二人が「ずら?もしかしい、ずら?」と囁いている。本当だ、鬘のようだ。なんとも・・・突風に吹き飛んだのだろうか・・・・
  
 そして、映画館の銀座シネパトスの前を通り過ぎる。なんという長蛇の列!何なんだというくらい混雑している。イッセー尾形が昭和天皇を演じ、公開が危ぶまれていたロシア映画「太陽」の上映を待つ人々の列だ。終戦間際の1945年8月の地下の防空壕から始まり、御前会議、マッカーサーとの対面、1946年1月の人間宣言までを描いている作品で2005年2月にベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品され話題になった作品だ。
  待つ人々の渦の中をすり抜けていく。映画そのものにでてきそうな映画館の通路をまたも小走りに抜けていく・・・・
  
  イベント会場を後にしてから、そんなに時間も経っていないが、地下鉄を乗り継いで、地下道を沢山歩いて地上に出たころからなんとも非日常的な風景の中にいた。


   運が良いのか悪いのか・・・時々考えることがある。敢て他人には聞かないものだが、この年頃?になると、ある「差」を感じる。2007年問題のさなか、団塊世代製との飲みの中でふっと感じる。
そう、住宅に関する費用について。未だ住宅ローン地獄に喘ぐ人もいれば、大人になっても住宅費って何さ?なんていう人もいる・・・・・。


  現在、住宅ローン市場は年間約25兆円。このうち新規は約16・5兆円、借り換えは8・5兆円。このマーケットの中で新生銀行は、新規で住宅ローンを組む顧客の開拓に乗り出す。2倍の市場規模の新規需要を取り込み、住宅ローン事業で攻勢をかけるというのだ。 新生銀行は2002年2月末に住宅ローン事業に参入した。他行からの借り換えを占めている顧客開拓に遅れをとったものの斬新なサービスが人気を呼んでいるともいう。現在、国内の住宅ローン市場は、新規需要が借り換え需要のおよそ2倍。新生銀は借り換えが全体の過半数を占めているために需要の多い新規需要を本格開拓するというのだ。


  確かに、このところマンションの売りが一時に比べると渋っている感。
マンションなどの集合住宅も含め、戸建て住宅など、生活の器をどうするかはそれこそ毎日の大切な問題だ。
 所謂、バブル期に、何がなんだか分からないほどの「状況」を経験し綱渡りの如くに不動産の売買をして住宅購入をした自分。本当にあの時はなんだったのか・・・・・
思い出すだけで背中にすーっと冷たい汗が流れる。

 

社会問題 : 常習性


  帰宅途中の駅の売店で「またか・・・・」と思う新聞の見出しを見つけて溜息が出た。

  名古屋商科大大学院客員教授・植草一秀さんが痴漢の現行犯で逮捕されたということだ。2004年の「盗撮」に続いて2度目の逮捕。JR品川駅で女子高生のスカートの中を手鏡で覗き、罰金50万円と手鏡没収の有罪判決が確定している。彼を支援するブログには3時間で500を超える書き込みが殺到したという。
 昔、植草さんの経済セミナーには結構、参加していた時がある。顔色一つ変えず、淡々と講義するクールで真面目な印象。本当に人は見かけによらず・・・あの事件以来、本当にイメージが変わってしまった。
  田代まさしもそうだ。昔々だがスポーツフェアというイベントで田代ファミリーをアテンドしたことがある。駄洒落を飛ばす楽しい人。綺麗な奥さんと可愛いお子さんも一緒で本当に素適なご家族だった。しかし、あの事件以来・・・・人の気持ちも変わる。

  社会的立場のある人のこういう犯罪。本当に自覚してほしいものだがしかし常習性があるのかも知れないと考えると実に哀しい。

ch10.生活 : ダイヤモンドの煌きに

  フランスの高級宝飾ブランド・ショーメの銀座店がグランドオープンするという。銀座にオープンして、4年経つ。重厚なブラウンを基調とした店内、シンボルカラーのコバルトブルーが所々に配されているという。今週末に、買いには行けず?目のほように行こうか。
クリエイティブで美しいものに敏感な日本人に、圧倒的な支持とともに迎えられている・・・らしい。
リニューアルオープンを記念した日本限定商品の“アトラップ・モワ”ペンダントをはじめ、ジュエリーや腕時計の受注販売を開始された。
  


  今から、4年ほど前のことだったか・・・・ちょっとした勘違いからジェラシーで熱く興奮したあるご婦人が、気持ちを落ち着けるためか、衝動的というか、ショーメのダイヤのリングを買って、銀座のホテルで私に見せつけた昼下がりのあの日のことを思い出した。
  

 

  いよいよ、「その日」がやってくる。盛り上がらないとか盛り上がるとかじゃなくて、「ニッポン」の問題なのだから。


世界から尊敬される美しい国・・・・安倍晋三官房長官
国と国民が信頼の絆で結ばれた日本・・・・谷垣禎一財務相
都市と地方が一緒にやっていく姿勢が大切・・・・麻生太郎外相
 

  3候候補の掲げる、財政再建の重要性。歳出削減の徹底でも尚、不足する財源への対応。
 財政再建で最も強い危機感を打ち出す、谷垣禎一財務相は最も早く立候補を表明した。財政健全化には2010年代半ばまでの10%以上に引き上げることを公約に掲いる。税の引き上げには国民支持は得られないが大切なことを「国民と政府との信頼感が重要で、政治家が消費税の議論から逃げるべきではない」と言い切るところは、私自身は評価している。
この点で、麻生太郎外相は消費税率引き上げについては全く否定的。名目成長率で2%が2~3年続くことで税収を伸ばし、財政、地方経済の問題に対応できる」と谷垣氏を強く牽制している。
  今、一番人気の安倍晋三官房長官。スローガンには「成長なくして財政再建なし」。経済成長による自然増収で対応することを主軸に据えている。技術革新による経済成の実現か。

  今日も聞いた一言。
「多分、安倍さんだよ・・・」の多分って?


 

ch10.生活 : 風に向かって


   あの光景は夢でよく見るし、実は漠然と将来の夢でもある。宮古島で見た風力発電が印象に残っているからか。夢に出てくるのは、広々とした草原で大空に向かってゆうゆうと回っている風車。将来的には、エコロジーな風力発電に何らかの形で関わりたい、そう考えている。
  今、原油高を背景にして風力発電が注目されている。風速によって出力が変動するネックはあるものの、自然の風の力で動く風車。太陽光発電に比べ夜間発電も可能などメリットも多い。しかし日本においては地形的に不利なことも多いらしい。
  風力利用としては、いまいちという評判も聞くが、京都で走るエコロタクシー。屋根に風車を取り付けて走行している。走行時に発生する風力を利用している。排出されるCO2の削減に役立っている。
車両で使用される発光ダイオード約300個と、携帯電話充電サービスを自前の電気で賄うことができるとか。

ichiko : 楽に生きる


  先日、あるセミナーに参加した。テーマは「心」。こうしたテーマの話は、バタバタとした日々の生活の中でふっと自分を見つめなおすいい機会となる。
  その中で印象に残っていることは「思い込み」を捨てるということ。捨てていると思っていても、人は「過去」に拘るものだ。潜在意識の中で、瞬時にいろいろな判断をしてしまう。私も気づくと「思い込み」で行動している・・・そんなことに気づかされるセミナーだった。


  そして、日曜日に気持ちの整理が出来た。その日は身の回りの品々。ブランドの服もバッグもじっくり見ると「思い込み」であった。そのセミナーで講師が「1年間、着ない服は気に入っていないのだから」というコトバも印象に残っていた。そうか・・・ブランドに何かを思い込んで、着ることもない服を後生大事にしまっている。考えててみれば馬鹿げたことだと気がついた。


  最近、妙に楽に生きている。気持ちが実に楽になってきた。多分、「思い込み」の重さが少しずつ、減ってきているのかもしれない。



   聴きたい時に聴きたい場所で・・・・そんなことが当たり前の現代。「ええっ」と時々車内でつい睨んでしまう傍若無人な人々の耳には必ずイヤホンなるものが入っている。多分「聴いている」のだ。

  おりしも、好きな場所に音楽を運ぶロボットが登場。ベンチャー企業のゼットエムピーが、ケンウッドなどと提携、部屋の位置を自動記憶して動く家庭用音楽ロボット「miuro(ミューロ)」を開発した。場所を登録しておけば、ロボットがカメラやセンサーなどで部屋の様子を把握し、指定の位置に移動するらしい。リモコンや携帯電話で、いつでも好きな場所に呼び寄せることができる! iPodを内蔵するかパソコンに接続すればその場で音楽が聴ける。価格が10万8800円と、まだ値ごろ感は感じない。自律移動や遠隔操作のためには数万円の別途料金がかかる。初年度は1万台販売目標らしいが・・・売れるのだろうな。


   健康おたくというほどではないが、大体の栄養補助食品は試した。それこそ三日坊主というものもあるが、本当に様々なものを摂取した。黒酢、にんにく球、ビタミンB・・・・といろいろ。しかし、この数ヶ月、全てのサプリメントと完全に別れた。そして、今衝撃を与えてくれた物質に気持ちはメロメロなのだ。
  それは一時、大ヒットしたコエンザイムに台頭している白金ナノコロイド。多分、これはアンチエイジングをテーマに来年当たりからかなりの人気を集めるだろう・・・そう予測できる。高校時代にもう少し、化学の基礎の勉強をしておけばよかったと思う。白金ナノコロイドとは白金を2ナノメートル(ナノは10億分の1)というごく小の粒径にしたもの。しわやたるみ、動脈硬化、糖尿などの原因とされる活性酸素を半永久的に除去する効果が既存の抗酸化素材より優れている。いつまでも若々しくいたい、健康でいたい、綺麗でいたい・・・そんな願望に対してまさに直球の効果を出す。知れば知るほど深い世界だ。あくなき人間の美と健康への欲望。

このアーカイブについて

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プロフィール

ichiko.tv

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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