2011年2月アーカイブ

ch05.エンタテイメント : スピーチ


  トム・フーパー監督の「英国王のスピーチ」が米アカデミー賞の作品賞獲得。それに監督、主演男優、脚本賞までも受賞した。
  エリザベス女王の父ジョージ六世は幼少の時から吃音障害を抱えていた。そんな障害から内気な性格であるジョージ6世だが、妻のエリザベスは母のようなあたたかい愛で見守る。実に行動的な女性だ。彼女と言語療法士のローグの助けを借りて、ジョージ六世はついにその障害を克服していく。歴史の裏側というか、例えば父親の死の後に王位を継いだ兄・エドワード八世がひきおこしたシンプソン夫人事件などいろいろなエピソードを知っていればそれだけ面白さが増す歴史ドラマである。
   しかしそんな兄弟の関係の中で、否応もなしに王にさせられた弟ジョージ六世を待つ緊迫した社会情勢。ドイツとの開戦前夜に国民に語り掛けるスピーチが人々の心を打たずにはいられないものとなる。勿論、役者たちの演技もさることながら兎に角、脚本がいい。
英国王のスピーチ


  電子メールがこんなに世の中に浸透するなんて思っても見なかったが・・・別段、名文を書く能力が必要というわけではないが、なんと言うか、ニュアンスを伝える文章を書くのには、かなり文章力というか、特殊な勘みたいのが必要だと思う。相手の心を傷つけない、ぐっとこさせる、じんとくる、わかってくれたか!と感動させるエトセトラ。
  あんなに人を激怒させるのならださなきゃいいのにと思うシーンがある。「ちょっと見てよ」と言われても100%は理解出来ないがもその人は激怒してしまうのだね~。まして激怒しているなんてその発信者は知らないわけだしね。しかしメールとは難しい。出来れば、簡単な連絡事項の発信だけにしておいたほうがいいかも知れないね。

  想像外というか、ネット社会だとこんなことも起こるのか?と思った。大学入試の所謂カンニングや替え玉事件などは昔からあったが、問題が試験時間中にインターネットの質問掲示板「ヤフー知恵袋」に投稿されたとか?そんな事があり得るのか?と。
  京大は「偽計業務妨害の疑い」(このコトバも初めて聞いたが)があるとして京都府警川端署へ被害届を出すらしい。だが他にも入試問題漏洩はあるとか?試験時間中に何が起こったのだろうか?まさか携帯で長文など打てないだろうし・・・・ところでaicezukiとう人はどこで何をどうやってのけたのだろう?こうした今も、何食わぬ顔してしれっと涼しい顔して、もしかしたら爽やかに笑っているのかも知れないと思うと、本当にネットの怖さを感じる。

ch12.その他 : 防げないもの


  ニュージーランドの南島クライストチャーチ市の地震は未だ行方不明の方が多く心配だ。生存率が著しく下がる「災害発生から72時間」と言われる所謂"72時間の壁"。しかし人間の生命力はそんなにやわじゃない。奇跡ともいえるほどの強靭さを持つものだと信じている。

  地震は誰にも防ぐことは出来ない。地震国である我が日本の場合も、今後懸念される東南海地震の不安は免れない。約300年前の宝暦地震に似たアスペリティが動くと考えられている。データを見れば冷静に認めるしかない・・そんな事もある。懸念と言っても防ぐことなと出来ない。いつ、どこにいて、どんなことをしているか?いろいろ心配は膨らむが、これはどうしようも出来ない事だとあらためて思う。最近は本当に強く思う、日々、いろいろな事があっても、毎日精一杯真剣に生きること。そう思いながら、早く、救助が進むことを願っている。

ch12.その他 : 逃げ月

  分っているつもりで、カレンダーが目に入っていささか慌てた。"逃げ月"というように2月は本当に逃げていくように早く過ぎる。しかし、今月の嵐のような日々。今日、あらためてほっと手帳を見ると今月は28日で終わり!ですね!

   唐突ではあるが・・・
カンフーというと「アチョーのあれ?」武士道というと「ハラキリ?」「サムライ?」と言う方が多く、時々可笑しくて笑う。
  さて、そんな中「大和心・武士道」を通して生き方の根本を考え、一緒に人間力を高めていこうとする『人間力向上セミナー』が開かれます。講師はCWニコル氏。時は春分も過ぎた頃。またいろいろ考えさせられます。

日時 3月22日(火)18:00 ~ 20:15
開場は18:00、開演は18:30 レ・ベル・フルール生演奏会
講演 19:00~20:15
講師 CWニコル氏
テーマ
武士道 &大自然との調和』  ~天地自然の理法と共に生きる~
会場
主婦会館プラザエフ
アクセス JR四ツ谷 麹町口 前
会費 2,500円
申し込み
〒163-1320 東京都新宿区西新宿6-5-1
アイランドタワー20階DCS内 私書箱1581号
mail: npo-bushido@live.com
FAX :03-5325-1615 (武士道協会宛と明記下さい)

ch12.その他 : 婚活

  就活だ婚活だと今では会話にぽこぽこ出てくるが、最初聞いた時は「トンカツの種類」かと思った。さて、ある婚活の様子を見たことがあるが、箸の使い方で、豆を皿から皿へうつす練習をして、まるで小学校入試の為の塾か?と思ったが、驚きだ。無料ではあるまいし、30歳~40歳台にわざわざ学校に来て教えられるものでもあるまいに・・・と思った。躾とは、家庭でなされるもので箸の使い方などは先ずは家族が教えるものだろうね。ただ、箸の使い方が酷いと絶世の美女もかすんで見えて哀しくなる。やはりきれいな使い方はしたいものだ。
  ずーいぶん前に流行った"チャーミング教室"に通っていた友人にその内容をしつこく聞いたことがあるが「んんん・・・」と言って詳しくは説明してくれなかった。もしかしたら、そこでも箸の使い方の練習で豆を皿から皿へとうつしていたのかも知れないな。・・・となるとあとは「靴紐の結び方」、そして「雑巾の絞り方」か・・・。最近では「婚活」と聞くと、恥ずかしくなるのはどうしてだろう?

ch05.エンタテイメント : 二人の芸術家 

  加藤健一事務所の『コラボレーション』(作・ロナルド・ハーウッド、訳 小田島恒志、小田島則子 演出 鵜山仁)を観る。2002年の「戦場のピアニスト」でアカデミー賞受賞、舞台「ドレッサー」でも知られる英脚本家、ロナルド・ハーウッドの作品。映画同様に今回の新作は戦時下に、ドイツの作曲家、リヒャルト・シュトラウスと、オーストリアのユダヤ系作家、シュテファン・ツヴァイクの二人の芸術家のドキュメンタリー劇だ。シュトラウスを加藤健一さん、そしてツヴァイクを福井貴一さんが演じている。またナチスの将校・ハンス・ヒンケルの役を加藤健一さんの息子の加藤義宗さんが演じているのもなかなか!
  シュトラウスとツヴァイクの二人が生んだ唯一の歌劇「無口な女」はすんなりとは世に出ない。何故って?台本を書いたのがユダヤ人であるからだ。ナチスの理不尽ともいえる圧力の中、第三帝国音楽局総裁の職を引き受けたことで1935年に初演にこぎ着けることができた。絶大な権力の前で、家族を守るためになすべきことは?まさに抵抗か迎合であるのだが、その時代に多くの人々は飲み込まれていく・・・。
  公演は2月27日(日)まで新宿・紀伊国屋ホールで。加藤健一というと本多劇場で出かけてしまいそうだが紀伊国屋ホールです。紀伊国屋サザンシアターではないのでご注意を・・・慌てて間違ったのは私だけか?


加藤健一事務所ホームベージ

  また再びパンダがブームになりそうですね。明日21日に中国から2頭のジャイアントパンダが上野動物園にやってきます。名前がちょっと難しい?比力(ビーリー)と仙女(シィエンニュ)。でも「ようこそ!」という感じです。1972年にパンダが初めて日本にきた時、入園数は前年より100万人増え、2年後には野動物園史上最高の764万人を記録したさう。パンダ不在になった2008年から、何とも活気が消えた感じでしたから何となく、昔の上野動物園の活気が戻るかと思うと嬉しい。何とも溜息ばかり出そうな最近のニュースの中で、あの愛らしさに出会えると思うと気持ちが和む。

  先般、特定非営利活動法人 福祉コミュニティ大田の代表をしている浜洋子さんに「認知症の具体的な介護方法と福祉サービス」についてのお話しを伺った。「あれ?何を取りにきたんだっけ?」とか「あの人の名前が・・・」という事はよくある。しかし、こうした加齢による物忘れとは違うのが認知症。特に、最初の症状では欝病と見分けがつきにくく、つい鬱病の治療を進めてしまうケースがあるそうだ。要は"セカンドオピニオン"が必要だということだろう。

  浜洋子さんが日々、様々な相談にものっているが、そのまさに"生"の仕事ぶりを聞けば聞くほどに、人間とは本当に一人では生きていけないものなのだなと思う。どんな人も必ずトシをとる。いつまでも若者ではない。そして現代の"無縁社会"。この中で縁者がいなくなり独り暮らしをしているうちに認知症に罹患していく悲劇さえある。日本全国で年間900人もの高齢者が「行旅死亡人」となっているそうだ。この「行旅死亡人」という言葉。なんとも悲しい言葉ではないか・・・。

  人は家族がいれば、その家族達とかかわり、また地域の中で生きているのだからその地域とのかかわりをもっていかなくてはならないだろう。ひとりひとりが認知症を予防する生活を心がけ、地域ではみなでの見守っていくという気持ち、活動がますます必要な時代になってきたということだ。

ch09.超常現象 : 一瞬の出会い

UFО拡大.jpgUFО複数.jpg今年1月7日に富士山を撮影した時にたまたま、偶然に?謎の物体を撮影した!田久保正人さんにお目にかかる。実際に拡大した写真を見せていただきながら、ただびっくり。「ダイヤモンド富士」を撮影しようとした田久保さんだがこれまた、たまたま「鮎沢PA」で撮影した富士山に今回の謎の物体が撮影されていたというのだから驚きである。それもパシャパシャ連写していたわけではないという。パソコンで写真を整理している時「あれ?最初はゴミかなあと思ったんですよ~」と田久保さん。「トリかな?」と思って拡大していくと・・・・「あっ!」。お話しを聞けば聞くほど、また宇宙への限りない想像で頭が一杯の夜になった。写真は私が複写したもの。見せていただいた本物の写真は目がさめるほどに美しい青空に謎の物体が撮影されていた。複数飛来しているのも分る。拡大したものは一つはお釜のようであり、もう一つは光を浴びてか?輝いて見える。

写真/「鮎沢PA」にて2011年1月7日・田久保正人さん撮影

ch07.味 : 足か尻尾か


   「えっ!信じられない」「やだぁ・・・」と、まあ一部の人にはよく言われることがある。最後の晩餐ではないが、想像するにやはり「泡盛」かな?と思う。それも43度くらいの古酒に限るが。・・・となるとつまみは豚足がいい。沖縄料理屋では「アシテビチ」というがこれと古酒さえあればと思う。別段、自分は沖縄生まれでもないし、沖縄が好きでたまらないというわけでもないが、兎に角旨いものは旨いと思う。
  パリの市場(レ・アール)に近いところに豚足が食べられる「ピエ・ド・コション」という簡易な食堂があるらしいが。訳せば「豚の足」か。ここでは豚足に葡萄酒一杯とでもいくのだろうなぁ?
  
  さて、戦後すぐの1948年(昭和23年)に池袋に開店した沖縄料理店「おもろ」という店は何故か、開店当時から現在まで、多くの文化人・著名人がこの店の常連に名を連ねるという。詩人の山之口漠は入り浸っていた(失礼!)というし、金子光春、佐藤春夫、丸山薫、水上勉、檀一雄、五味康祐、火野葦平・・・そうそうたるお顔ぶれである。都内における沖縄料理店の草分け的存在だという。今もなお、そのおもかげを残している店というのも凄いことではないかと思う。
  メニューだが、ゴーヤチャンプルー、ミミガー、沖縄そばとよくきくものの他に他店ではないという、一品。豚の尻尾を沖縄の焼酎・泡盛と黒砂糖で煮込んだ「おもろ煮」というものは想像できないほどの旨さに違いない!足そして・・・今度は尻尾か。

ch12.その他 : メッセージ?

  この話題・・・ちょっとしつこいが、今回の"転送メール"には驚き、絶句。その後、余りにもびっくりだと怒りもなくなり、思わず笑ってしまった。確かにあて先は私あてではあるのだが、一体、どうしたのか?何を言いたいのか?皆目分らず。多分、送信者にとっては「何か」があったのだろうが・・・手書きの手紙のやり取りの時代には決してなかった現象でしょう。多少、編集(というほどでもないだろうが)面倒であっても受信者に対して、少しでいいからメッセージをつけることも大切でしょうねぇ。
  今月、三通目の転送転送また転送メール。男女の別はなさそうで。まあ、ざっと気質というか性格なんでしょうなぁ・・・。

ch10.生活 : 3年ぶりの積雪

  昨夜は23時過ぎに地下鉄から外に出た。雨だと思い込んでいたら、目の前は真白な銀世界。なんでも3年ぶりの積雪だったとか。きしきしと雪を踏みしめて歩く。午前零時の静寂。いつも見慣れた景色も幻想的である。雪には不思議な魅力があるなぁと、小泉八雲の「雪女」を思い出す。   


ch04.カルチャー : 静と動


  フォトグラファーり齋藤文護さんの「湖東記念病院・写真展」が2月16日から3月28日まで開催される。多くの方の善意で今年で2回目の作品展示になるという。

  「昨年12月、現代の病に心の刺激が有効なのか?また今回の様な写真展が有効なのか?そんな問いを抱きながらも、それでも病と闘われる患者さんや病院関係者への応援をしたいという気持ちから、湖東記念病院、写真展「生き方への提案」を行いました。本当のところの効果が何処まであり、見た方の心を何処まで癒せたか分かりませんが、それでもまた展示の許可が出ました。善意の応援のおかげです。」とメッセージが熱く心に響く。

  文護さんの作品はいつも「静」と「動」がどこかで一体化している気がする。「静」であるのに、とくとくと熱い鼓動が聞こえたり、風や水の音が聞こえたりする。「動」であっても、一瞬、静寂が流れる・・・そんな作品が多い。今回も"笑顔や静けさに宿る大事な力"と生き方への提案をしている。ほっとした心のビタミン、清涼剤か・・・。あたたかい気持ちが伝わる。

齋藤文護さんホームページ

湖東記念病院

ch04.カルチャー : 金子みすゞの心


  「会場で私のメッセ-ジ探してね、フフフ」と音楽家の吉岡しげ美ちゃんからいただいたチケット。気がつけば会期が14日まで。「あっ!大変」とばかり朝一で会場へ。大正末期から昭和初期にかけて活躍した詩人の金子みすゞ没後80年を記念した毎日新聞社主催「金子みすゞ展~みんなちがって、みんないい」。何枚かあったのでプレゼントしようとある女性に言ったところ「ああ、ざっと読みました~。でも、それで? なに?という感じでしたけど」という方には渡さず、「何が何でも行きます!」という方に渡した。
  確かに、詩には好みもいろいろあるだろう。生活になくてはならない・・・そんなものでもないだろう。ただ、「それで?なに?」という女性は、まだいろいろな意味で若いのだろうな・・・というより、自分だってもう何十年も前から金子みすゞの詩は知っていたけれど、今の感動と昔は違う。そう、年月とはそういうものなのかも知れない。
  時代とともに廃れて行くものもある流行歌。金子みすゞの詩は本当に純な感性で溢れている。自然の音がいる。息遣いというものなのか。
  会場には小学生の女の子も沢山来場していた。そしてお母さんやお祖母さんと一緒にその写真、詩、遺品などを眺めている。そんな風景がなかなかいいものだ。

 いずれにせよ、2月14日(月)で終了。お時間のある方は是非会場へいらっしゃってください。
金子みすゞ展

ch04.カルチャー : 時代の空気


  ただ、コトの成り行きをテレビで傍観しているだけだったが、エジプトのムバラク政権の崩壊・・・驚いた。しかし、その時代の空気を時間が経つと人は忘れてしまうものだが、勝谷誠彦著「坂の上のバカ」(扶桑社)。スパ! 連載の時評コラム110本を収録したものらしいが、政権交代、中・露・北朝鮮、マスコミのぶった切りなど相変わらずの過激な勝谷節が炸裂している。ここでしか読めない危ないライブトークも収録。のっけから司馬先生の書き出しのパロディ化。「ちょっと!何?!」とは思ったのの、よくぞバシバシ言ってくれるとつい笑みが・・・。一時、ある事を言ってしまってメディアを暫くお休みしていた勝谷さんだが、本当に忘却しつつあった時代の空気が甦る。しかし、人間とはどんかどんいろんなコトを忘れ去る動物だから生きていられるのかも知れないな。

  ミツカンにいらして現在、すし研究家の松下良一さんに江戸時代の寿司に使われていたといわれる酢のサンプルをいただき、どうしても寿司を作りたくなった。
  立春も過ぎれば、もう気分は"春"ではあるが、今日は春の雪。雪見酒にも寿司はいいだろう。握りではなく、具沢山のバラ寿司を作る。材料は簡単に。冷蔵庫に残っていたニンジン、ゴボウ、タケノコの水煮。そして春らしく菜の花。それにカツオとイカを加えてみる。寿司飯は本当に美味しいと思う。これに先日いただいたフキノトウを煮たものを少し食べれば味覚は既に春そのもの。余りに美味しくて・・・写真を撮り忘れた!江戸時代の庶民の食卓を思えば、なんと現代の贅沢なことよ。

ch10.生活 : 日本庭園の美意識


   米メジャーリーグ・シアトルマリナーズのイチロー選手が出演するキリン一番搾りのテレビCMに、島根県にある足立美術館の日本庭園が登場している。以前、この庭園を訪れた時、何か「国民性」というか「美意識」というものに対する違いを「ああ!なるほど!そこね」と感じたものだ。
  今回のコンセプトは『世界が認めた日本の技』。ドイツでキリン一番搾りの製造が始まり、評判を得ていることを伝えるイチロー。ビールを片手に満面の笑顔でたたずむ背景の日本庭園(生の額絵)ということだ。
キリン一番搾りのCMについて、詳しくはこちら

足立美術館

  以前、「乱筆乱文お許し下さい」というものが一体何かしら?と思ってプログを書いたことがあるが、このワードで検索されてわがプログにいらっしゃる方が多いのだが・・・
  どうも、現代の玉手箱?とでも言えるパソコンメールが、文章力というのか・・・落ちてもなんとなくかっこうはつく、そんな感じがする日々である。
  何度も何度も読んでも何が言いたいのか、意味が分からないもの。人のメールの転送から転送~?した、全く意味不明になるもの。だから、電子メールだって相手を慮って、少しは編集する努力をしてから送るべきじゃないの?と思うものばかり。
  昨夜から5回ほど読んだがさっぱり分けわからんメール。「・・・・・どう?とは何なんだ?何がどうなんだ?どーしちゃったの?」と爆発寸前になる。且つ、このメールに振り回されたのは一部の漢字の変換ミス。多分、変換ミスなどに気付いていないのだろう。その変換ミスがたまたまある編集者の名前になっているから、暫し、まるでミステリーであった。ああ!無駄な時間を過ごしたものだとまた腹立たしくなる。要は何が言いたいのか?喧嘩売ってるのか?目的は何か?全く分け分からぬ。即削除へ。
  電子メールでも手紙。手紙の基本の「き」を無視してはまずいでしょ?

ch09.超常現象 : UFO現る!?

  朝一番?とでも申しましょうか。写真家の永島浩二先生から電話が入って「今、忙しい?」と。月のはじめと終わりあたりのバタバタ。実は想像を絶する・・・のだが「ええ、大丈夫ですよ~」と軽く言うと「今日の夕刊フジ見て!」と言いワハハ!と豪快に笑っている。何事か?と思ったところ、先生のお弟子さんが富士山での何とUFOの写真を撮ったとか?。午後一に夕刊フジを見ると、なんとスクープで記事が掲載されている。なんでも、田久保さんという方が今年1月7日に「ダイヤモンド富士」を撮影しようと山中湖村の花の都公園を目指していたという。しかし、道中、余りにも富士山がきれいだったので「鮎沢PA」に入り一眼レフをむけ、撮影をした。しかし現像するまでその謎の物体には気がつかなかったというが・・・。
  UFOといえば、矢追純一さん。田久保さんの写真の鑑定をしてもらったところ、なんと「UFOと考えるのが自然」との回答らしい。新聞記事なので、画像はそれほど鮮明ではないが、「ああ!なるほどね」と何ともいえない感動はある。永島先生によると「5機?あったそうだよ~」との事。しかしそのシャッターチャンスは凄いね。まさに神業だね。

  実はUFOといえば、私も過去に一回だが、それらしきもの?を見つめていたことがある。千葉に行く途中の車窓から。ぼーっと空を見ていたところ、キラッキラッキラッと光るものが飛んでいるのか移動しているのか?兎に角、その動き方は普通じゃなかったのだ。「もしかして?UFO?」と思い、「ちょっとの間でいいから、姿でも現してくれ!」と念じているその瞬間、視界から消え、そしてまた現れ上空にビューッと移動して、そしてまた消えた!のだ。それは、ほんの数秒の出来事であったと思う。暫く車内で興奮がとまらなかった。本当に実在するのかしないのか?全く不明ではあるが、「ある」とも言い切れないし「ない」と言いきれないな。あの千葉の上空を見ていた時も昼前で、別段酔っ払っていたわけでもないし。しかし、UFOの地球侵略と怖いことは考えず、ロマンでも感じていたい。
  
  意外と得意分野?ではあるが、今日のプログは久しぶりのカテゴリー「超常現象」!

ch11.経済 : 不透明な時代に


  政府は1月の月例経済報告を7カ月ぶりに上方修正したが、景気の先行きは依然として不透明である。
 東京商工会議所の主催する金融部会のお知らせ。今回は東京大学大学院教授・政府の審議会等、テレビコメンティターなど活躍中の伊藤元重さんを招いた講演会が開かれる。我が国および世界経済の話とともに同氏が考える経済・社会環境の構造変化、持続的な経済成長に向けた方策について。興味のある方は是非、ご参加ください。


伊藤元重氏講演会~内外の経済情勢について~
テーマ
「内外の経済情勢について」
講師
伊藤元重さん(東京大学大学院経済学研究所教授・総合研究開発機構(NIRA)理事長

日時 2011年3月10日(木)15時30分から17時
会場 東京商工会議所ビル
アクセス
参加費 無料
定員 150人

プログラムと申し込みはこちら
詳細

問い合わせ
東京商工会議所 中小企業部TEL: 03 -3283 -7759
FAX: 03 -3283 -7235 E-mail: chusho@tokyo-cci.or.jp

ch02.健康 : 冷えは大敵

  ずっと雨が降っていない。乾燥しきっている。この乾燥がカラダにはまずい。
  「インフルエンザにかかったようで・・・スミマセン、日にち変更して下さい」「喉にきました。高熱で・・・」といろいろからだ不調の連絡がとどく。そんなこんなで、いろいろ予定が変更される。何をするのも健康第一だということがこんな時に分る。
  かくいう自分も一週間少し前から、「あれぇ」という感覚があった。妙にカラダのしんが冷えてきた・・そんな気がしていた。そして、かなり寒いところでのミーティング。「ああ、きついな」「あれ?」と思っていたらついにやられた!「もしかして、くるかな?」と思っていたら、やはりきた。ついにやられてしまった!。カラダの冷えは大敵です。とにかく温めることが大切です。

  所属している神楽坂女声合唱団も今年の年末に12回目のチャリティディナーショーを行なう。12月14日と実施日時も決定した。2000年に料理研究家の小林カツ代さんが「この指とまれ」でスタートした合唱団。文章だは「この指とまれ」といとも容易く書いてしまうが、実は言い出して、実行にうつすことがどんなに難しいことか。これが出来る人はやはり天才なのだと思っている。当初、カツ代さんに誘われた時は料理関係者だけの集まりと勘違いをしていたが、「あなた!だってカラオケ上手いじゃないのっ!」と言われた時は「え~っ!それでいいのぉ?」と驚いた記憶がある。
  なんと言ってもカツ代さんの気迫は凄かった。動物愛護の為のチャリティーディナーショーというコンセプトがきちんとあったのだ。ただ、何となく集まろうか(著名人もいればとか?)・・・・が多い世の中で、これだけかたい信念を持っているカツ代さんの応援団の気持ちも固まったのだ。結成してから暫くは音楽が専門でもなかったがパートリーダーというお役目をいただいた。まあ、メンバーへのもろもろの連絡係りとでもいおうか。人間コミュニケーションが一番大切だと思っている自分には相応しいお役目であったと思う。
  そして今期、事務局担当となった。事務局が大切なのはバランス感覚。とにかく総合的な視点で団の運営にかかわったいかないとならないだろう。技術的には12月に向かって、レッスン日は月に3回。そして2月から12月までの時間をこなす。夏には「暑い」の「忙しいの」という団員に対して集中レッスンも計画する必要があるだろうが・・・。精一杯やろう。立ち向かおう。社会貢献のためにメンバーの力の結集だ。指揮の辻先生方にも感謝しつつ、ダッシュ!だ。


   実は・・・最近記憶が薄れて、時々「あれぇ・・・なんだっけ?」ともう一度確認しなくてはならない事が多い。その為、デスクの上には山川出版社の詳説「日本史」と「世界史」の教科書を置いている。仕事の上で教科書が欠かせなくなるとは・・・想像もしていなかったが。

  本日は天平芸術研究所の衣装技術顧問の中村芳子さんにお目にかかり、興味深い話を聞いていた。あまりの面白さに少し興奮気味。その時代の確認の為に、教科書を捲る。学生時代とは全く違う視点で、本当に教科書が面白くてたまらない今日この頃。不思議なものだね。
  女性の服飾の歴史とは時代をおってみると実に興味深い。とはいうものの、その服飾の世界に残るのものは非常に僅かな一部の人々の"もの"ではあるのことを再認識しなければならないが。また、中村さんは、色彩心理も学ばれているので、「色」の知識も豊富で、聞けば聞くほどに何故、その「色」を選び、身につけるのかも分る。ああ!タイムマシンでもあれば、是非、その時代に戻って天平の美女たちに会いたい気持ちになる。

ch12.その他 : ♪梅は咲いたか

  いよいよ春の訪れか。梅は咲いたか 桜はまだかいな♪・・・ではないが、そろそろかな。
  梅ということで話はとぶが、織田信長は花の中では梅が好きだったそうだ。茶の湯を広めた信長は茶器と茶花に理解があった。信長の主催した茶会では沢山の白梅をいけたという。しかし、安土城にソテツを初めて持ち込んだ信長。突飛というか派手というか、そんなイメージが強かったので、あの梅のような、花が好きだとは少し意外でもあった。また豊臣秀吉の桜好きも有名である。そして徳川家康は椿が好きだとも。椿が好きだったとはこれまた意外。たまたま戦国武将の例ではあるのだが、"男性の好きな花"・・・かなり興味をそそられるテーマである。

ch10.生活 : 未練断ち切って・・・

  立春も近い。そして明日は節分か。しかし、陰陽五行の伊勢瑞祥先生曰く「鬼がダブルだ!」と。「えっ?」ですよねぇ。「鬼が2匹来るんだ」なんて・・・最悪じゃあないですか。何でも今年の1月は「己丑」月。また節分の2月3日も「己丑」日ということで赤鬼さんと青鬼さんの2匹がダブルで来られる?そうですよ。過去への未練の力が物凄く強くなるそうです。「そういえば・・・」という気持ちある方は新年に向かってすべきこと。3日の朝3時から5時の間に起きて、西南西の方角を向いて、拍手を3回ですって。「えっ・・・」ですが。しかし、もし早起きできなかった場合には、午後3時から5時の間にどこでもよいから掃除をすること。何でもよいから無心になって掃除をすればよし。そして昼間のうちに豆をいつもの倍の数をまく事ということです。生活の知恵というものなんですねぇ。しかし、ふっと・・・ああ!未練・・・と呟いてしまう。どうも未練に引っ張られるタイプでありまして・・・いけない・・・いけない。

ch12.その他 : かかわること

  ある方のメルマガを読みながら、「本当にそうだなぁ」と。主が亡くなって数年がたち、お隣の家の取り壊し工事が始まるという。家屋はずっとそのままの状態だったので、主を失った後も、季節ごとにウメ、ユズ、キンモクセイの木々が楽しませてくれたという。取り壊されれば、その木々たちともお別れ。きっと主の記憶さえ薄れていくのだろう・・・と。
  我が家の周囲を見回してみても、なんと駐車場が多くなったことか。その土地に昔、どんな家が建っていたのさえ、忘れている事に気付く。人は取り壊されて更地になってしまうと写真にでもおさめていない限り、完全に忘れ去ってしまうものなのだとつくづく思う。我が家のあまり手入れのゆきとどいていない庭の木々たちも、何れ主を失った時には、なくなっていくのだろうなぁ・・・と思う。そして駐車場になったり、シングルユースの賃貸アパートが建ったりするのだろう。
  

  先般、NHKの番組で、閑静な住宅地として人気の高い東京杉並区の空き家の追跡レポートをしていた。ドアにツタが絡まり、荒れ放題の放置された空き家。近所の人に訊ねるとそこは昔、ある家族が住んでいたという。奥さんは画家で自宅で絵画教室を開いていた。スポーツマンの気立てのよい息子達も住んでいたそうだ。
  しかし、空き家になった今、近所の人たちからは苦情が。ブロック塀の表面は脆くなり触ると崩れてくる。何年かしたら、倒れるのでは?と不安を募らせる。そして、不審者がその塀をのぼって住んでいたりするらしい。そして木の枯れ葉が一番怖れる火事をひきおこす要因にもなる。それに、実際、昨年は港区では住宅・店舗など13棟が火災で消失したこともある。
  こうした事は決して他人事ではない。いつも"そこにあある"不安とでも言おうか。過干渉にならない程度に、地域住民が関わるということ、そして行政もせめて担当の地域のひとりひとりの密な確認はしていくことが大切だろうと思う。

  


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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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「浅草散歩ガイド」
一カ月に一回は必ず遊びにいく浅草。路地裏は最高。どうしても「浅草のガイドブック」を作りたかった。浅草今昔物語から「食べる」「歩く」「憩う」「買う」浅草が満載だ。
価格1,260円(税込み)

2013年9月

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