2013年2月アーカイブ

ch02.健康 : 長野は強い!

  ちょつと前までは、長寿の県といえば沖縄だった印象が強い。厚生労働省が発表した「都道府県別の平均寿命」では長野が男性80・88歳、女性87・18歳で男女ともに全国1位とか!。長野の男性の1位は1990年から何と5回連続だということです。雪の多い地域はどうしても塩辛い漬物を食べることになりまた、味噌も多く摂取しがち。要は塩分を控え、野菜をよく食べて運動するように根気よく取り組んだ結果らしい。まさにやれば出来る!ということでしょう。「塩分控えめ」「野菜の摂取」(一日平均350グラム)「ほどよい運動」の3つですね。言うのは簡単でも、やはり塩分はかなり気を付けないと摂りすぎる。野菜も「ジュースでいいか」という時もある。そして運動となると、ああ!本当にきちんとしていないな。まあしかたない。いつも「気にしていること」にしよう。そして、なるべと実行?これが大切かも知れない。


 

いよいよ!の季節。久しぶり?アレルギー検査をした。アレルゲンは、ネコ皮膚、イヌ皮膚、ヤケヒョウヒダニ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、ゴキブリ、そしてスギ。いやあ、やっぱり出ましたか!「スギ」に陽性が。これから暫く辛抱と忍耐の日々ですね。まあ、動物の毛やハウスダストにもダメな時があったので、その時に比べれば、よし!ですね。明るくのりきりたいと思います。

  今、古地図をはじめ、いろいろ調べものをしていると、昔の人は今の街の様子、人々の生活の様子など想像も出来なかっただろうと思う。だから、今、目の前で見えていることなどずんずん過去のものとなっていくのだろうと思っている。3月5日の「記憶の遺産事業」の映像80本もほぼ完了に。なんとか間に合った。その人々の記憶・思い出もあと数年、数十年と時間が経過していったら本当に価値というのだろうか?その掛け替えのない貴重なものであることに気付くであろう。
  さてさて、アメリカのアップルが腕時計のように腕に巻いて使う端末の特許を申請しているようだ。腕にまいてなんだかんだ・・・昔、アニメで見た気がする、『iWatch』と呼ばれているようだが、本当に未来はどうなっていくのだろうか。

ch12.その他 : 三寒四温

今の時期は三寒四温では?と思うのだが、もうすぐ三月というのに本当に寒い。早朝の寒さは・・・且つ、夕方は栃木・日光市で震度5強を記録する強い地震があった。これまた、東日本大震災の余震ともいうが。早く、ぽかぽかの春よ来いであるが、また花粉症の季節でもある。

ch04.カルチャー : ドラえもん100展

  春の光を感じると「どこか温泉にでもいきたいな・・・」とふっと思う。なんでかなぁ?さてさて、箱根地区を盛り上げようと、小田急グループは3月9日~31日、箱根地区や小田原駅などにドラえもんの等身大フィギュア計100体を展示する「ドラえもん100展」を開くそうです。"ぼく、ドラえもん~♪"と、ドラちゃんの声が聞こえてきそう!長年の人気者の魅力を再発見できそうだ。ああ・・・どこでもドア(だっけ?)ほしいよ~!

ch04.カルチャー : 空腹と満腹

先般、友人の一人が「私、75歳くらいでいいかなって思っていたけれど、よーく考えたら、そんな遠い話しでもないことに気付いたの」と言って、まあ笑いあったのだが、やはり人は長寿をのぞむ。ではいくつ?と言われれば、それは分からない。大阪市東住吉区の大川ミサヲさんが、なんと114歳で「世界最高齢の女性」としてギネス世界記録に認定される方向で審査が進んでいるそうだ。114歳・・・すごい。長寿遺伝子とかを活性化する為に腹は七分目とか聞いたことがあるが、最近では腹六分目なんてことも聞いた。満腹を繰り返していては、それもどうかと思うが、今、戦前、戦中、戦後のインタビュー映像をまとめていると、本当におなかいっぱい美味しいものを食べられる、その幸せというものがどれほどに幸福なことかを知る。

ch12.その他 : 梅の香

寒くても春の光を感じる。梅がほころんでいる。本当にいいものだ。梅の花を見るとやはり思い出してしまう菅原道真の「東風吹かばにほひおこせよ梅の花主なしとて春ぞ忘るな」。しかし、申し開き一つさせられないまま大宰府に左遷させられてしまう、もう帰ってはこない、どんな気持ちだったのか?そう、考えると花の香もまたちがったものに思えてくる。

編集の仕事は読んで字の如しとでも言おうか、兎に角、コツコツコツとした作業を繰り返すものだ。新聞社で駆け出しの頃、当時はパソコンだなんだかんだとない時代であったから、必死にメモをとり、録音し、そして無駄を省いた文章を構築していた。派手でなく、兎に角、そぎ落としていく。「何で?」と何度も思ったものだが、こうして数十年も経過してみると、実にその時の作業が身について役立っていることが分かる。その時「何で?」と思うこともきちんとやってみるのもいい。

  以前、ある人が言った。「お金がないから、社会貢献活動をしたいけど出来ない」と。ああ、先ずそこからの発想を払拭してほしいと思った。もし、それに近い気持ちで何か、踏みとどまっていることがあったら是非参加してほしいイベントのご紹介です。
  今年で7回目を迎える「社会貢献活動見本市」。2月23日(土)~24日(日)、東京芸術劇場を会場に開催される。地域の課題を市民の力で解決することを目指して、さまざまなNPO 法人、ボランティア団体、民間企業(CSR活動)が参加する。従来の「見る」、「聞く」ことに加えて、「体験」することで、社会貢献活動に対する理解をさらに深めていく。以下は内容の一部です。お時間があったら是非、いらっしゃってください。「としまの記憶をつなぐ会」もブース出展いたします♪


分科会ワークショップ
【日時】2月23日(土)10:00~17:30
【テーマ】多文化共生/子どもサポート/まちづくり/としまの歴史
【会場】東京芸術劇場、池袋周辺

活動団体見本市
【日時】2月24日(日)11:00~17:00
 約50団体の活動をパネル展示により紹介。ミニセミナー等も同時開催。
【会場】東京芸術劇場
<第一部>11:00~17:00
 展示発表・パネルディスカッシヨン・パーフォマンス
<第二部> 17:30~19:00
 ネットワーク交流会、展示優秀団体表彰式)
【問い合わせ】
NPO法人 としまNPO 推進協議会 事務局
豊島区池袋2-31-3 岸野ビル102 (CB-BOX 内)
TEL:03-5985-4881 FAX:03-5985-4890 
E-Mail:en@toshima-npo.org
詳細はこちら

ch07.味 : 老舗の味


19日の夜のニュース。神田淡路町老舗そば店「かんだやぶそば」が火事になったという。木造の2階建て店舗など約190平方メートルが燃えたという。1923年の関東大震災直後に再建したという。東京都は2001年に歴史的建造物に選定している。
  黒煙をあげる様子を見ながら、小学生低学年の頃、よく父親が連れて行ってくれたことを思い出した。今でこそ、蕎麦の美味さが少しは分かるようになったが、当時、小学生の自分はいつも「何で?」であったな。よく覚えていないが、多分、父親は日本酒でも呑んでいたのではないか?と。昔は、林立するビルもなく、のんびりした風景の中に「かんだやぶそば」はあったと思う。ただ、座る席がいつも窓際で決まっていた。外の庭の景色が良かった。
 さてさて、代々受け継がれた「そばつゆ」を失ったというが・・・それは残念なことである。しかしファンは永遠であろうから、老舗は応援していきたい。

ch12.その他 : 隕石ブーム

  2月15日、ロシア南部チェリャビンスク州周辺に落下した隕石がNASAの発表によると、大気圏突入前の大きさは直径17メートル、重さは1万トンだったそうですよ。ややや・・・空から1万トンの物体が降ってくるなんて・・・。目の前を隕石が落下しているのを見た?パイロットの証言など聞くと、本当に映画の世界のようだ。しかし、私は暫くはUFOではないか?と真剣に考えていたのであるが・・・チェバルクリ湖で見つかった約1センチほどの鉱石は科学鑑定の結果、隕石の一部だったことが判明した。なんでも湖面には直径8メートルの穴があるらしい。既に、インターネット上のサイトで「隕石の破片」と称した石が、1万ルーブルから50万ルーブルで販売されているという。日本円だと約154万円ですって!そういえば・・・昔、ベルリンの壁の一部を買ったことがあるな・・・しかし、どこにも商魂たくましい人々がいるものである。ただ、今後は隕石詐欺も出てくるのではと心配してしまう。暫く隕石ブームが続くのであろう。

ch12.その他 : 若い命

  昼前に知人の息子さんの訃報をきく。言葉が見つからない。まだ働き盛りの30代。家族をもち、さあ!これからという世代だ。昔から知っているからこそ、ふっと小学生の頃の顔が浮かぶ。
  彼が大人になって本当に久しぶりに会った時はその頃のイメージが強くて「大きくなったわねぇ!」「はぁ」という会話をして、お互いに大笑いしてしまうこともあった。お母さんもそんな様子を見て「月日が経ったのですよねぇ」としみじみ、そしてにっこりと笑った。
  この世の理不尽とはこういうことかと。かける言葉もみつからないまま、一日が経ってしまう。まだまだ若い命というのに。残念で無念である。安らかにという言葉しか見つからず。

P2170026.JPG平成25年2月17日、第10回「調べる学習コンクールinとしま」の表彰式であった。小学生を中心に本人は勿論のこと、親御さんやご親戚、一部小学校の校長先生もご出席された。今年で10回目となると、今回受賞した小学年の低学年の子どもたちはまだ生まれていなかったのか・・・とそんな気持ちで生徒を見つめてしまった。子どもにとっての一年一年は貴重だ。表彰状を渡す時、これからも本当にいきいきと「自分で調べる」学習していってほしいと思う。そしてそなに役割の一部でもよいから大いに手伝いたいと思った。 写真受賞したいろいろな生徒たちの自由研究を熱心に見入る子ども達。これからも頑張って!と思わずそんな気持ちになる。

ch04.カルチャー : 「MEDIA AMBITION TOKYO」

CG-ARTS協会が主催する新しいアートライブイベント「MEDIA AMBITION TOKYO」が、六本木ヒルズ52階(東京シティビュー)を中心に2月17日(日)まで開催されている。日本発の新しいテクノロジーカルチャーを世界へ向けて発信していくこのイベント。ジャンルも世代も超えて!ということだそうだ。

ch12.その他 : 隕石が!

  テレビニュースを見てビックリ!青空にまぶしい閃光が!。2月15日の朝にロシア西部の都市チェリャビンスクに隕石が落下した映像が映し出された。落下場所に近いロシア中部地域では、建物のガラスが割れるなどの被害も出たそうだ。チェリャビンスクとは余り聞きなれないものだから、思わず地図で調べてしまう。
  しかし、あの強烈な光と爆音。人々の悲鳴にも似た声が聞こえた。しかし、隕石も上空ではバラバラになり、一部は燃え尽きたようだというものの、何とも自然の現象にはただただ茫然である。テレビのアナウンサーが天文関係の専門家に緊急で電話。「落ちることは分かっていたのか?」などわけのわからんことを聞いていたが・・・。分かるものではなかろう。

ch12.その他 : 朱鷺

時々、こうした情報を頭の中に整理しておくとよいと思いました。国の特別天然記念物トキのことですが正式には「コウノトリ目トキ科」でした。しかし、近年のDNA解析で、コウノトリよりもペリカンに近いことが判明したそうです。ということで、日本鳥学会は「ペリカン目トキ科」に変更しました。勿論、分類が変わったとしてもも保護の位置づけには全く影響はありません。じっくり鳥と会話でもしたものです。ペリカンにも似ているように思えてきました。

ch04.カルチャー : ホロスコープ


先般、機会あって占星術では「満天王」という名で本の執筆やホームページに星占いを連載するなどで活躍中の市川 信二さんに自分のホロスコープを見ていただいた。絶対にかえられないのが「生年月日」。昔は(と言っても一部だけかも知れないが)きちんと出生時間が分からないことが多いと思う。自分も「真夜中」としか母に聞かされていなかった。それも酷い難産の上の仮死産。「いつ?」と母に聞いたところで「だから、真夜中よ」としか母も言えなかったのだろう。
市川先生には、自分の生年月日と家族などの情報のみ。他の諸々の情報は一切なし。確かに疑い深い時分としては「果たして?」という気持ちがあったが、あの市川先生の微笑みを前に、超せっかちな自分もメモ帳を取り出したものの最後まで一字の文字も書かなかった、いや書けなかった。40年以上の研究を続けるとこうした独特のパワーが秘められるのだなと。いろいろお聞きしている中で多分、この時刻というものが分かった気がした。つまり、「そうかな?」と仮定していた時刻ではなかったということだ。
能力、仕事、家庭、友人、その他諸々の事柄がそのホロスコープで解析されていく。能力とと仕事が「書くこと」「話す事」「教えること」と合致したのも面白い。そして「歌が好き」というのも星回りか。他にも諸々あるが、最終的に自分のやりたいと思っている事、出来ること、目指す事が「社会貢献活動、ボランティア」であるということを知り、大いに納得。要はガツガツと金儲けの仕事が全く出来ないタイプである。且つ女性の友人たちとの交流に恵まれるというのも、「ああ、神楽坂女声合唱団のメンバーをはじめ・・・」ともう沢山の友人たち。
人生は必ず良い事もあれば悪い事もある。そしてよい事も・・・その連続ということである。後は逞しい精神力で進むことだ。全体的に余りにもすっきりした星の配置に「吉田さんはね・・・おやじ。ゴメンナサイネ、男ですね。表も裏も」と仰せの市川先生の悪戯っぽい笑みに「はぁ、そうですか」と言いながら心の中では「そうだな」と納得。市川先生、貴重なお時間を有難うございました。

社会問題 : Facebook疲れ

いわば、ITといった世界は全くの無知なのであるが、なんでも「LINE」が世界で1億ユーザーを突破して爆発的な人気ということです。「LINEしないんですか?」と聞かれても「しません」と答える。人気の理由を聞いて驚いた。あのFacebookに疲れてしまったからだと。ここまで来ると、なんだか、どーでもいい気がしてきました。そうそう、「いいね!」病の人は結構います。それほど落ち込む話でもないでしょうに!と思いますが。コミュニケーションについて、最近はいろいろ考えます。Facebook内の氾濫情報にユーザーが疲れていると聞くと、もう一度も人と人とのコミュニケーションの原点を思い出してみると良いかもです。携帯電話のない頃の「待ち合わせ」。会えない時、必死にどんな行動をとったのかしらん?なんて考えてみると、疲れている場合ではなかったことに気付きます。

ch04.カルチャー : 白い分かれ道

白い分かれ道.gif友人の長井和子さんが経営する青山にあるバー「R40」。開店したばかりの店内はまだ誰も訪れていない。まだまだ静寂。私は大好きな、深いルビイ色の葡萄酒を飲んでいた。しかし、その夜、いつもと違う!と感じたのは壁に飾られた「絵」であった。ふっと目にとまった作品が「白い分かれ道」。はて?作者は一体どこの場所にいるのだろうか?と暫し想像をした。この道の分かれ方が、自分にとってのどちらかを「選択」しなくてはならない、そんな行動の示唆になったのかも知れない。惹かれ続けたその時間は、何とも馥郁と。 絵の作者はJose Onoderazさん。私は絵に出会うと、その時に素直に正直に感じとった自分の感動を大切にする。この世は全て「出会い」から始まると思っているからだ。

「白い分かれ道」Vejer de la Frontera ベへール デ ラ フロンテーラ
アンダルシア州のカディス県にあり,海岸線に近い丘の上に広がる白い村の1つ。ベハールの村もそうですが,この付近には"フロンテーラ"の付く名前の町や村が多い。
(ヘレス デ ラ フロンテーラ,アルコス デ ラ フロンテーラなど)。"フロンテーラ"とは国境を意味し,この辺りはアフリカからイベリア半島に上陸したアラブ軍の最前線基地であり,激戦地であったところからの命名だそうです。村の展望台からの眺めが素晴らしく,海辺の白いバルバテ村の頭越しにアフリカ大陸の広がりまで見ることができます。近年スペインでのマグロ漁は,厳しい漁獲制限で以前ほどではありませんが,かつてこの辺りの漁村は,本マグロを追う日本男児の活躍の拠点にもなっていたそうです。残念ながら,マグロの刺身を出す日本料理店を見つけることはできませんでしたが...。村の中に入ると,広場に続く路地,教会,城跡など村全体に歴史の香りが漂っていて,時を忘れて散策を楽しみました。その中で出会ったのが,「白い分かれ道」と題した路地です。白い壁にうつろう光が影を落とし,その変化を追いかけながらスケッチを進めます。この時間が私にとっての至極の時です。


Jose Onoderaz  ( ホセ・オノデラス)プロフィル
  宮城教育大学美術科で絵画を学ぶ。1986年卒業。1999~2002の3年間マドリッド日本人学校で美術を指導。その3年間にスペインの村に惚れ込み,スケッチと写真撮影を続ける。特に惹かれるのは,小さな村の小路の持つ美しさ。 路地裏の強い光と影のコントラスト,日差しを遮る真っ白な家、花で飾られたテラス,地方で異なる街並み,壁の色など,絵の要素が凝縮された個性的なたくさんの村と出会った。そこで感じたスペイン特有の光と風を画面に表現するのが,絵描きとしての自分の仕事であると決めた。
  それから,10年間,ペンスケッチと透明水彩によるスペインの風景画を描き続けている。2011,3,11の東日本大震災で気仙沼市の親戚の写真館が被災した。2012年8月,復旧した「フォトすがわら」を会場に初めての個展を開催。これを契機に,作品を通して多くの人と関わることに喜びを見出し,そのような発表の場を模索しているという。

チャリティの一環として、ホセさんお手製のハガキはおいてくださるところがあれば募金していただいた方にお好きな物を持って行っていただくという活動もしているそうだ。絵に関してはF4サイズ 38000円(額付)F6サイズ 48000円。売上は諸経費を差し引いて宮城の子供達をサポートする為に寄付をしているという。 

◆問い合わせは
jose.onoderaz@gmail.com

ch10.生活 : 言わぬが花

  日々、いろいろなシーンにぶつかる度、実に、古人は素晴らしい言葉をのこしてくれたものだと思う。本日は「言わぬが花」とでも言おうか・・・。用例としては「どんな結末になるのか誰もが容易く想像できるが、それは言わぬが花だよ」などあるが、まさにねぇ~。「言わぬがわぬは言うにまさる」「沈黙は金」とか、いろいろ考えてみる。それにしても、わりと?日本人は言わなく、もの静かにしている、謙虚であることが美徳でもある、そんなところがあるものだ。
  現在、発売中である『文藝春秋』2013年3月号の188ページからの「勝海舟、織田信長からチャーチルまで 100の名言 時代のかがり火」という特集記事が掲載されている。いやあ、「人は理性によって説得されるが感情によって動く」とはリチャード・ニクソン。思わず、仰せの通り!と。実に、すっきりする、名言の数々の清涼剤効果。この記事は大切にしておこう!

ch04.カルチャー : 太古の火星では?

  まだまだ小さな頃、母は私に「これが火星人よ。トマトが大好きなのね」と言って面白い絵をよく描いてくれた。今でも思い出すと可笑しくて笑ってしまう。既に母は亡くなってしまったが、ふっとした日常のひとこまで思い出すという事はいいものだ。
 さて、米航空宇宙局が9日に火星無人探査機「キュリオシティ」が初めてロボットアームの先に設置されたドリルで岩石の表面に直径1.6センチ、深さ6.4センチの穴を開けて、粉末のサンプルを採取したと発表。今後、この粉末の成分の分析が始まり、火星の太古に水が存在していた証拠を探っていくようだ。
 時代が経つにつれていろいろなことが解明されていく。私の頭の中の奥に記憶されている母の描いてくれた面白い火星人。もしかしたら?なんて考えるとふっと笑みがこぼれてしまう。

ch04.カルチャー : メール

  このブログの検索ワードでは「乱筆・乱文」というものが多い。さて、日頃から口には出さぬが、いろいろなメールを頂く度に「人柄、性格、気質」など諸々が見えてくることがある。素晴らしく、簡潔で分かりやすく、そして気の利いた表現などあるメールに出会うと何度も何度も読みなおしてしまうものである。
  最近は「?」が飛び交う表現の自由?みたいな世界観というか・・・何秒かは沈黙の時間が過ぎてしまうことがある。コミュニケーションとは「相手」あってのこと。自問自答の世界ならどんなことでもOKでいいのだと思うが、相手によく伝わるように最大の努力をするのがベストであると思っている。そして、その努力とは別段美辞麗句でも難解な語彙を並べるというものではない。兎に角、「分りやすいこと」である。
  昔、アンケート調査をしたときに「ハイ」「イイエ」と「どちらともいえない」という回答。確かにこの世には「どちらともいえない」ものが数多くある。特に、政治の世界などは多いと思う。が、やはりシングルアンサーの場合は「ハイ」か「イイエ」で回答してほしいものである。
  メールも基本は業務連絡であると思う。ある方が書いていた「こころのくす玉が割れるような恋」の相手であれば何を叫んでもいいと思うが、日常生活の中のメールは徹底的に「相手」に分かるような簡潔なものにしてほしい。「参加するかしないか?」という問いに対して、相手の予定のうだらうだらなど聞いていないのだ。例えばその会合に「参加をするのか?」「しないのか?」出来るのか、出来ないか?の二者択一だ。シングルアンサーに対して、何故、時々、できない人たちがいるのだろう?と思っている。多分、分かってほしい、こんなにも私は忙しい!誉めて誉めてとでもいいたいのかしらん?
  且つ、業務連絡に関しては徹底的にメールを確認したのか、しなかったのか?これは美辞麗句はいらないから、迅速に行うことである。それが相手への礼儀というものである。(怖ろしいほどBCCで発信している場合などは時々無視してしまうことがあるが)
  また、メールの中に、余計な「・・・・」の連続も恋の発露でなければ、出来る限りやめてほしい。まあ、目くじら立てるほどのことじゃないでしょと言われそうだが、出来る限り「相手」を慮った簡潔さがメールには必要だと思っている。まあ、朝からゴタゴタと書いてしまった。どうしたの?というところである。
  さあ!寒いが青空のもと、外へ飛び出そう!!

ch02.健康 : 花粉もそろそろ?

立春過ぎても空気が冷たい。外を歩いていると冷たい空気のかたまりの中を突き抜けていく、そんな感覚だ。さてさて、今年もまた、春の花粉シーズンが到来。日本気象協会によれば今春のスギやヒノキなどの花粉の総飛散量は、関東、東北、北海道で昨年の3~7倍、近畿でも1.3倍程度になるとか。全国的に飛散量が少なかった昨年より大幅に増える見通ということです。そういえば、昨年は目薬も買わなかったな。マスク常用者としては結構あたたかいので日々救われている。

ch04.カルチャー : イクボス

「イクメン」という言葉が定着してきたが、新たな新語が誕生した。この「イクメン」をサポートする上司「のことを「イクボス」と言うそうだ。少子高齢化時代に男女協力して子育てに力を入れるためにはますます共働き環境での企業のバックアップが必要ということで「イクボス」セミナーも大いに企画されている。世の中とは、実に流動するものだ。

ch04.カルチャー : クリスマスローズ

プチドール.JPG今から何年前のことか忘れたが、初めてクリスマスローズを見た時に不思議な感覚になった。見とれていた・・・・ガーデニング人気が高まる中で、早春に咲く可憐な花「クリスマスローズ」の魅力を一堂に集めた「第11回クリスマスローズの世界展」が2月22日(金)~2月24日(日)、サンシャインシティ展示ホールAで開催される。今回は、【ナーセリー大集合!! ~個性豊かな「オリジナル交配」等品種展示~】と題して、全国的にも有名な育種家(ナーセリー)のオリジナル交配種などの展示、クリスマスローズの幅広い魅力を紹介。近年、ブランド化している育種家の、特色を持ったクリスマスローズが一堂に会するこの機会は必見だ。また全国の育種家・愛好家が自ら作った新しいオリジナル交配の花を出品する、日本クリスマスローズ協会主催の新花コンテストを今回も実施の予定。更にトップガーデナー・玉崎弘志氏が造る庭の展示やRHSJコンテナガーデニングマスターによる寄せ植えの展示、同じ季節に咲く美しい花々(スミレ・雪割草・原種シクラメンなど)の様々なスタイルでの花の楽しみ方をご紹介する。特別無料セミナー・体験教室ではNHK「趣味の園芸」で活躍中の金子明人さん、横山直樹さんも登場!初心者から熱心な愛好家まで、すべての皆様に新たな魅力を発見し早春の自然の美しさを感じられるイベント。お時間があったら是非!

  打ち合わせとお祝いも兼ねて、夜は阿佐ヶ谷の『翠海』へ。暫く、杉並区の仕事をしている時はよく通った店だ。というよりも、ここの店主の斉藤ママが前の店にいる時からの知り合いである。しかし阿佐ヶ谷駅の北口からほぼ1分。この最良の立地で、相変わらず元気できびきびと仕事をしている斉藤ママの姿を見て、本当に懐かしく、そして嬉しく思った。
  「翠海」は中国料理を四季の恵みを大切にして、山海の食材を提供してくれる。何となく、パワーが不足しているなと思ったらカラダが要求する食材を使った料理を提供してくれる。特にここの麻婆豆腐は美味。結構ホットなので私は少し苦手ではあるが、得意な方は「本当に美味い!」と額にうっすらと汗をうかべている。 
  今宵は"宮廷料理"というものをいただく。このところ、何となくぼーっとした頭とカラダが「翠海」の料理の数々で元気になっていくのを感じる。やはり人は「食」が基本であるな!
阿佐ヶ谷「翠海」のホームページはコチラ

ch12.その他 : 2013年の立春

2013年の立春は2月4日の1時~。漸く、2013年を迎えました。そう考えると2012年は断末魔の叫びの如く、インフルに罹ったかと思うと月末のとんでもない、喩えるならば息をいつ吸っているのか?と思うほどの忙殺さ。慌てん坊の何とやらである。何となく抜けない倦怠感の中で走り回っていましたねぇ・・・。今年は、少し、のんびり、ゆっくり、まっいいか・・・でいこうかと思います。そうでなくてもせっかち。超がふたつ、みっつつくほどのせっかちですから。そういえば、今年の叔母からの年賀状に「あなたの動きを見ているとお父さんを思い出す」とありました。そのあとに「あはははは・・・」と思い出し笑いのような声が聞こえますね。叔母にとってのお父さん。そうそう、私はやはり、喜一おじいちゃんに似ているのでしょうね。時々、ふっと思い出します。丸の内『常盤家』の創業者である渡邉喜一。明治生まれの祖父に教えられたことは本当に多い。ずっーと祖父も一緒に暮らしていた時代が長いからかな・・・。しかし、余りにもいろいろなことが起こって、今では記憶がまばらではあるが、やはり、血筋というものなのだろう。これはどんなことが起こっても変えられないね。いわば「気質」のようなものは完全に?受け継いでいるのかも知れないな。改めて、先祖の大切さを知る。ありがとうございます。

  2月3日21時59分、十二代目市川団十郎さんが肺炎のため逝去された。享年が66歳。勘三郎さんの死とともに、何か日本の輝く財産がはらり・・・と失った感である。
  2004年には「急性前骨髄球性白血病」と診断されたが2008年には骨髄移植を受けられて闘病しながらの舞台を続けられた。闘病後の年末だったか、吉岡しげ美ちゃんから「団十郎さんと出演するからラジオ聞いてね」と言われ、血液型が変わったなど興味深いトークもあった。えっ?そんなことがあるのか?!とクルマの中でラジオを楽しく聞いたことを思い出した。
  片岡孝夫さん(現・仁左衛門)と玉三郎との華やかなる時代は本当に歌舞伎を鑑賞する為に、足繁く通ったものだ。とくに海老蔵、玉三郎の顔合わせは「海老玉コンビ」とも言われて、本当に人気の舞台であった。あの華やかさは・・・もう無いのか?と、ただただ頭の中のほのかな記憶である。勘三郎さんにしても団十郎さんにしても余りにも若すぎる死である。実に悲しいことである。

ch07.味 : おでん

  寒くなると、やはり鍋物が恋しいもので・・・。おでんも美味しい。なんでも、煮たり焼いたりした具にみそを塗る「みそ田楽」がおでんの始まりで、今のように醤油で煮込むおでんになったのは、野田や銚子など関東近郊で醤油づくりが盛んになった江戸末期からしい。そうそう、醤油文化も素晴らしいもので長野県で「おしぼりうどん」なるものを初めて食べた時もビックリした。当たり前の醤油が実に凄い存在であることを知ったものだ。
  屋台で手軽に食べられる軽食、いわばファストフードとしてまず関東で広まったものが関西にも伝わったようだ。そしてみそ田楽と区別するために関東煮と名付けたということだが・・・。確かに関東と関西は違う。初めておでんに牛すじを見つけた時は本当に驚いた。すじといえば魚しか考えられなかったから。やはり関東と関西はいろいろ違うな。すき焼きの作り方も「はあ!」と発見があった。何しろ、「肉」への思いが関西と関東は違うように思える。しかし、食文化とは本当に面白い。ひとつひとつテーマを頭の中に浮かべてもこれほどに違うものかと感動すら覚える。


  ちょっと前に流行の先取りをしてしまった!今、インフルエンザが大流行しているらしい。既に罹患したものとしては、予防接種をしておいたので少しは症状が軽かったのではと思う。しかし、手洗いの励行、うがいと必ずしていたのにA型に感染してしまった。どうも思い当たるのは・・・やはり外出時にマスクを忘れてしまい、周囲でコンコン、クシュンクシュン、ズリズリの人々のことがかなり気になっていた日が何日かあったようだ。マスクをしていればそれほど気にはならなかったと思う。
  先般、某テレビ番組でマスクと顔の「すき間」がポイントになることを言っていた。マスクは顔との「フィット」が決めてらしい。注意するポイントは1.鼻2.ほほ3.あごの3つ。ワイヤー入りのマスクなら、着ける前にワイヤーを鼻のかたちに折り曲げて横のすき間を減らす。プリーツ式のマスクはあごまでしっかり伸ばす。ほほに゜もフィットさせる為に、自分の顔にあった大きさ・形を選ぶことも重要なポイントとなる。大き過ぎ、小さ過ぎはすき間ができてしまうので注意が必要ということだ。
  使い次第でカット率が0~97パーセントに飛躍的にアップする結果もあり。少し信じられずではあるが、もうあの高熱と痛みは嫌なので毎日、外出時にはマスクをフィットさせることにする。


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プロフィール

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吉田いち子
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。
その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい?人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換?を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立した。2011年春から豊島区の地域紙『豊島の選択』の取材・編集。

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価格1,470円(税込み)

「マヨネーズってわっはっは」
 親友のかっちゃんこと小林カツ代さんのマヨネーズを使って驚きレシピを紹介。遊び心がいっぱいのレシピや薀蓄も盛りだくさん。
価格1,470円(税込み)

「浅草散歩ガイド」
一カ月に一回は必ず遊びにいく浅草。路地裏は最高。どうしても「浅草のガイドブック」を作りたかった。浅草今昔物語から「食べる」「歩く」「憩う」「買う」浅草が満載だ。
価格1,260円(税込み)

2013年9月

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