昼過ぎから案内人の方2人と雑司ヶ谷を歩く。5月に街歩きの企画をたてているからである。法明寺の山門の前で、梅の花が!1本の木に赤い花と白い花が。このように1本の木に赤と白の花が咲くことを「源平咲き」というそうだ。しみじみ見てしまう。平安時代の源平合戦のとき、源氏が白い旗を、平氏が赤い旗を用いていたことから、こう呼ばれているという。なんでも梅だけでなく桃、椿、ツツジなどにも見られるそうだ。そもそもは紅梅。色素ができなくなって白くなる。
赤い色はアントシアンという色素で赤くなるために多くの酵素を必要とする。この酵素が一つでもうまく働かなくなると、赤くなれず白い花になる。