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6月, 2021 | ichikoTV - Part 2 ichikoTV

2021 年 6 月 のアーカイブ

雷様!

2021 年 6 月 17 日 木曜日

梅雨入りして、雨降りはいっこうにかまわないのだが、「雷」を伴うと本当に恐怖のズンドコとなる。もうどーにも落ち着かないのだ・・・「気持ちいいよねー」とかいう人もいるが、信じられない・・・

何故?こんなに雷が怖く、嫌うようになったのかしらん?と思うと、やはり、登山中に雷様に遭遇した時のあの恐怖を思い出してしまう。

昔々ではあるが、登山中にゴロゴロが始まって、大きな池の向こう側に、山小屋が見えていたのであるが、始まった!えーっ!と思った時に私の前を歩いていた友人が岩の間に誤って落ちた!もう必死。彼女を救い出したのであるが・・・雷様はなんと岩場を「横走り!」?していった。もうその光景を思い出すだけでブルブルしてしまうのだ。

天気予報で「雷雨となるでしょう」なんて言われると、本当に尾っぽをクルリと丸めてしまう犬状態となる。

雷様!

怖い!

どうか・・・

病院での事

2021 年 6 月 15 日 火曜日

先般、脳のМRIを撮影した結果を聞きに、朝一、病院へ行く。しかし病院というところはどうしていつもこうも混雑しているのだろう?医療関係者の方々には頭がさがる。

診察の方も混雑は続く。たとえ予約していた時間が来てもピッタリ!ということはない。高齢の男性がその遅れに対して担当窓口の女性に文句を言い始めた。「例えば9時に予約していてもそこに5名の患者さんがいらつしゃるので・・・」と受付の女性が延々と説明をする。そして「ちょっとお待ちくださいね」と調べはじめ「次の次です」と言われ、その男性の表情がほっと明るくなった。要は「次の次」という具体的な説明が良かったわけである。

具体的って分かっているようでなかなかできないものなのだ。こうした順番だから!待っていて!という方もいると思うが、人間っていうのは出来る限り「具体的に説明」をされる事が良い。「もう少しだから!」「全力をつくしますから」そして・・・・「コロナに勝った印に!」などというリフレインは本当に人々に不安のみ残してしまうものなのだ。話が少しそれてしまったが、そして時の権力者というか、そういう立場になったら腹をくくって責任をとる!くらいの発言が必要なんだよね~と、私の予約時間もとうに過ぎているが、長椅子で新書をペラペラ捲りながらあれやこれやと思っていた。

私の番号が掲示された!

ほーっ!

さあ!診察室へ行こう!

梅雨入りで~す

2021 年 6 月 14 日 月曜日

なんでも東京は6月14日に梅雨入りしたそうてすな。一週間ほどの遅れといいますが、いずれにしても梅雨時期は雨~雨~が続きます。そして梅雨明けはワワーッと猛暑の予定(笑)とか。熱中症のニュースが続くのだろうと思います。

梅雨といえば私の誕生月。よく母親から赤ちゃんの時は梅雨時期だから、あーだーこーだーとよく言われたものです。何の記憶もなく、いろいろお世話になった親に感謝感謝です。そんな事を思えるのも誕生月です。

そして誕生月は必ずというか覚えやすいので「脳の検査」もする月にしています。基本「脳」の状態かなぁ~といつも思っているので。たとえ記憶力が悪くなっても、高校生の時の数Ⅲもすっかり忘れてしまっても(笑)いろいろ日々の出来事が整理整頓出来ればいいかなと思っています。



平常心でいるということ

2021 年 6 月 13 日 日曜日

先般、友人と長電話をしてしまった。実は私は、長電話があまり好きではないのだが、メールのやり取りとは全く違う、その世界に入りこんでしまい、ついつい時の経つのを忘れた。お互いに「忙しく」していたので、イタリアンレストランでワインを飲んだあの日からはずいぶん時間が経っていたことに気づいた。電話の向こうの声からお互いに時間を縮めるように、と~んでもなく昔の話までする。事件にも似た出来事まで話して、笑ったりため息ついたりそして笑ったりした。彼女もこれまでの仕事の膨大な書類の処分に本当に時間はかかっているるもののやはり、このコロナが切っ掛けでか、潔く決心出来たと言った。心の中から整理整頓できたと。そして。人の整理まで・・・そんなニュアンスまで語っていた。「それでいいと思うよ」と私はいったものの、人間の「煩悩」というものなのか?とも思った。例えば離れたくても離れられない関係。それは恋愛だけではなくても仕事の関係でも生じる。煩悩といえば煩悩。逃れられないどうしようもない世界が繰り広げられるのだ。人間関係はいつも友好に!とも思うが、「時」がその決別を教えてくれる事もある。そして「はらわたが煮えくり返る・・・とは古人はよくいったもの」と。そんな事を言う彼女にもいろいろあったのだと思うが・・・「私はね、怒りがまるでミルフィーユのように重なっていって、はて?どこから片付けるか?と日々、思っているよ」と返し、二人で笑いあった。平和でもコロナ禍でも、きっとどんな世でも人間って煩悩ばかりなのだろう。喜怒哀楽ばかり。「平常心」に戻れるか?そんなことを常々思い、そして考える事なのだ。しかたない!

昔の書類の片付けも大切で且つ大変な事だが、名刺の整理も大変!本当に大変だ。ひとかたまりの名刺の一番上の名刺を見て、心が震えた。表現の出来ない感情で心が震えた。そう、阪神淡路大震災の時だった。彼女は自宅でまだ就寝中に壁の下敷きになって亡くなったと聞いた。あの日の震えだ。出張で大阪にいて明朝に東京に帰る時、てきぱきと新幹線のチケットを取って渡してくれた。私の掌にある彼女の名刺。トクントクントクン・・・心臓が悲しいといっている。時が経ってしまったね。



今年の夏も暑そうです

2021 年 6 月 10 日 木曜日

このところ30度ごえが続いている。外に出ると日差しが痛い!いよいよ日傘の出番となった。今年はお気に入りの真っ白な日傘。

関東地方ではあるが、梅雨がまだ来ない?どうも遅れているようだ。この遅れは2007年に似ているとニュースで気象予報士さんが言っていた。その年の暑さは40度をはるかに超えたらしい。40度って?何?体温より高いよね?それでそうだ!と2007年のちょっとした事を思い出した。

暑いからと言って冷房のきいた部屋にずっといればそれなりに体調を崩す。その上、昨年、今年とコロナウイルスという脅威の存在が加わった真夏を迎えるわけでありまして・・・

暑くてもマスクは絶必ですね?。しかし暑い!。試しに「冷感マスク」を購入した。つけてみると最初はひや~っと気持ちもいい。でも外を歩きまわっていると、「あああ!」と、いつもの感じである(笑)。

汗が流れる。

夏だものね~

今年は暑いぞっ!

アルツハイマー治療薬 未来は明るい!

2021 年 6 月 9 日 水曜日

人は加齢すれば心身ともいろいろ「昔」とは違ってくるもの・・・それは十分に分かっていても、実際に認知症の方の症状をみると本当に悲しい気持ちに沈み込む。家族の顔さえ分からなくなっていく症状・・・言葉は無くなる。そんな時にはいつも思った。たとえ、カラダは衰弱しても最後まで相手が誰であるかを記憶していたい、そして本当に最期には記憶する全てを総動員して感謝して「ありがとう」と言いたいと、ことあるごとに思い、そして涙が流れた。

さて、アメリカのバイオジェンとエーザイが共同開発したアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」が承認された。FDAの発表によれば「この承認でアルツハイマー病の治療は劇的に変わる可能性がある」ということだ。閃光をみた気持ちである。アルツハイマー病の根本的な原因に作用する治療薬としてFDAの承認を得たのはアデュカヌマブが初である。病状の進行を遅らせる効果があると認められたが、まだまだバイオジェンとエーザイは今後も同薬の効果の確定に向け臨床試験を行う必要があるそうである。エーザイの株のアップにはビックリたまげたし、現段階での費用を聞けば目玉がおちそうだし・・・・先ずはこれから!というところだろう。しかし、未来は明るい。

目の疲れ・・・

2021 年 6 月 8 日 火曜日

仕事の関係からずーっと江戸時代の古地図とにらめっこ状態が続いている。地図が好きなので、ついつい夢中になってしまうのだが、さすがに長時間経つと目の奥がジーンと痛くなってくる。目を休めるしかないのだけれど、さて、どうしよう。手っ取り早く目薬が欲しい!と思い、久しぶりに眼科に行く。いつも通りのテキパキ女医は相変わらずテキパキ検査と診察そしてアドバイス。そして、今後の眼鏡選びの事も相談する。「ブルーベリーエキスとか効きますかね?」と聞くと「飲みたかったら飲みなさい」と至ってシンプル回答。思わず微笑んでしまう。「吉田さん、先ずはきちんとした食生活をして、その上で」と付け加えられた。よっしゃー!とても分かりやすい説明!

少し、目を使うのをお休みして、ぽーっと大好きな雲でもみているか・・・と。あれ?おかしいぞ!クリニックを出た頃に雨粒が‼

労働歌の強さ

2021 年 6 月 8 日 火曜日

人の日常生活には「たまたま」ということがよくある。私は最近、この「たまたま」は「ご縁」だと思うようになってきた。今までは単なる「たまたま」と思っていたが・・・

あれこれと考える事が多くて・・・どうも寝ていればいいのに、ある日の夜中にパシッ!と起きたはいいもの、「ああ~困ったなあ~」と思い、テレビのチャンネルをまわした。大概、経験のある人はご存じだろうが、夜中の番組には「通販」が実に多いのだ。なんでだろう?と思っているうち、あの通販のプロたちの巧みな商品いアピールによって、多くの人が多分!おちるのだろう。たとえ、その商品名は正式に知らなくても、商品の本質が本人の心深くに思っているコンセプトと「たまたま」ドンピシャはまれば、おちる‼のだ。

さて、通販ばかりか・・・と思っている私の目の前にあるドキュメンタリーが飛びこんできた。ドキュメンタリーが大好きな私は一瞬、くぎ付けとなった。それは、19世紀に日本人労働移民が組織的にハワイに送り込まれ、ハワイ各地の砂糖耕地で重労働についた時の話。ハワイの日本人一世が生み出した労働歌である「ホレホレ節」の話だった。 「ホレホレ」とは、サトウキビの枯れ葉を手作業で掻き落としていく作業のことで、ふっと「惚れ~惚れ~」?と思った自分を恥じた。比較的力がいらなかったた作業だったので主に女性の仕事だったらしい。しかし、炎天下での作業は苦しい。決して快適ではなかろう。励ましあい、力を合わせるために、気持ちを即興的歌いこんでいったものだ。

「ホレホレ節」は、おそらく日本人移民がアメリカで生み出した唯一の民謡だろうということだ。要は、この歌には作詞者も作曲者もいないからだ。おおらかに歌う歌詞には日本語、ハワイ語、英語も入り混じる。

ハワイ 、 ハワイと夢見てきたが

流す涙は甘庶(きび)の中

行こか メリケン 帰ろか 日本

ここが思案の ハワイ国 

「メリケン」とは、「アメリカン」がなまったもの。ハワイは1898年にアメリカの準州となった。アメリカの法律に基づいて1900年より契約労働が禁止。日本人移民は契約から解放されたものの「思案」するのだ。

今日のホレホレ 辛くはないよ

昨日届いた 里便り

横浜出るときゃ 涙ででたが

今は子もある 孫もある

条約切れても 帰れぬやつは

末はハワイの ポイの肥

ハワイ ハワイと 来てみりゃ地獄

ボースは悪魔で ルナは鬼

カネはカチケン ワヒネはハッパイコウ*

夫婦仲良く 共稼ぎ

ダンブロウのワヒネ*にゃ 気が残る

条約切れるし 未練は残る

「ポイ」とはタロイモを発酵させて作ったハワイ原住民の主食のこと。3年契約の労働を終えても蓄えができず日本に帰国できなければハワイに骨を埋めてポイの肥料になってしまうよと歌う。カネとワヒネはハワイ語で、それぞれ男と女。カチケンはcut caneという英語がなまったものらしい。ダンブロウは、英語のdown belowがなまったもの。労働契約が満期になるが、耕地で働いている女性に気持ちが残るよと歌っている。

歌詞はまたまだ続くが・・・三味線の「音」がこの歌詞を盛り上げる。決して、バシバシの演奏をつけてはこの歌詞が・・・死んでしまうと思った。

労働歌の持つ、逞しさに心打たれた。

江戸糸あやつり人形 結城座

2021 年 6 月 7 日 月曜日

昨日、6月6日は、結城座旗揚げ 385 周年記念公演第一弾としての結城数馬改め 十三代目結城孫三郎襲名披露公演「十一夜 あるいは星の輝く夜に」の千秋楽であった。劇場はソーシャルディスタンスもなく?満席状態で人気の高さを知る。 原作は W・シェークスピア「十二夜」。一応、アタマに入れておくと分かりやすい。しかし本当に久しぶりに江戸糸あやつり人形の舞台を観たが、感動である。とくに今回のシェークスピアの喜劇がなんとも福島弁で語られている・・・妙味であった。

「結城座」

https://youkiza.jp/

食べるということ

2021 年 6 月 6 日 日曜日

「正しい食事」という本のタイトルから食生活の事を改めて考えてみた。「食」といえば、これまでにもいろいろなブームのようなものがあった。とくに・・・と言えば、たいがいのテーマがダイエットに繋がっているものなのだが、コンニャク、バナナ、ゆでたまご、リンゴと、もういろいろありすぎて混乱してくる。しかしよくよく考えてみると何とも偏っているなと。

偏っているといえば、本当にご本人の前では、口には出せぬが猛烈な偏食の方を知っている。「えーっ!」というほどの偏食の上、ほぼ毎日、酒を飲み、かなりのヘビースモーカーである・・・にも拘わらず。至って元気である。しかし、一報で、一生懸命に野菜を多くとり、また薬膳料理など丁寧な食事を続けられたが、割と若くして亡くなった方も2人ほど、また「オリーブオイルしかない!」となんでもかんでもオリーブオイルといって亡くなった方を知っている。人は必ず死んでしまうものなのだが・・・少しでも美味しく食べて長生きはしなくては!と最近は特に思えるのだ。

さて、動画編集をしている中で「二度と芋は食わぬ!!」と戦争体験をされた、特に男性の方々の口からは出る。彼らのいう「芋」はサツマイモではあるが、〝おいも〟スイーツなど様々な商品に囲まれている私たちには全く想像も出来ない「芋」であることが、いろいろ調べると分かる。「色は紫と灰色を混ぜたような色だった」「筋ばかりしかなかった」など、?マークがアタマを占める。「食わぬ」と言うほど、超まずい。それでも戦争中は食わねばならない。本当に当時の食の貧しさと辛さを仰る。。灰色で筋ばかりの芋は決して美味しくはなかろうと思う。そのようなものでも必死に必死に食べて、生きてこられた。そんな時代があったのだ。だから「今は天国ですよ」と皆さんは言うのだ。「今はね、このお腹に」と言ってポンとたたいて笑う。しかし、現代はなんだかんだいっても飽食の時代である。

健康番組の氾濫。あれは駄目これも駄目・・・駄目づくし。情報の氾濫の中で、どんな情報を得たら良いのか?さえ混乱する時がある。そんな時は耳をすましてみるのだ。ダメダメばかりでは話もつまる。これがいい!と言えば、翌日のスーパーからその野菜だなんだかんだがあっという間に売り切れる。じゃあ!どうしたらいいの?とまでいいたい時がある。よく考えれば分かることなのかもしれないけれど・・・

小学生の時の担任の先生が戦争体験を話してくれたことがあった。もう何も食べるものがなく、配給制度の中では、いつもいつもお腹が空いていた。古い古い記憶の中を辿っているので曖昧な点も多々あるのだが、その先生が確か、妹さんとふたりに、あるご婦人が真っ白な握り飯をくださった。手のひらにのせられた真っ白な握り飯。そしてそれをほおばった時の〝美味しさ〟の話だったと思う。勿論、小学生の時、実はあまり食に興味もなかった当時の私にとっては「ふ~ん」くらいの事だったが、今、戦前戦中戦後、復興期等の人々の「記憶の遺産」として、動画を撮り続けていると、その時の担任の先生の様子、そして真っ白な握り飯の味やにおいなど優しい温もりと感覚が伝わってくる。

やはり、現代の日常は「食」が氾濫しているのだ。「超デカ盛りランチ」とか、今はあまり人気がないのかも?「大食い競争」などは好きではない。寧ろ、最近は所謂「健康番組」の内容にも確実に興味が薄れてきた。でも、ふっと「毎日、私、ハンバーガーとポテトでもいい」「気が付けばカップラーメン」などと言っていた昔の勤務先の後輩の顔も浮かぶ。少しばかりの心配がそんな思いにさせる。彼女や彼らは元気にしているのだろうか?

真っ白な握り飯は糖質も多かろう。塩分は控えめにと言われれば味噌汁も厳しい。漬物もこれも塩分過多だろう。甘く煮た豆も。しかし、日本人の味覚にあった、昔ながらの食事について考えて見れば、これってかなりいいと思えるのだ。お浸し、糠漬け、汁物も具沢山にして、豆腐や湯葉、新鮮な刺身、魚の粕漬もろもろ。仕事で汗をかくこともあるだろう。そうすれば十分な塩分だって必要。歩き回って歩き回って「腹減った!」時には真っ白な糖質たっぷりの握り飯もよかろう?と思ってしまう。

健康で「味」が分かって「におい」も感じて、ああ!美味しい!と思える事が一番かなって。適切、適度・・そして適当!