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2021年6月21日 | ichikoTV ichikoTV

2021 年 6 月 21 日 のアーカイブ

大人ふう

2021 年 6 月 21 日 月曜日

書類等の断捨離していると・・・昔々のある印刷物が出てきた。「新しい女性の街づくり」というテーマで私が司会進行している座談会の記事である。黄ばんでしまって、もう数年たったらオンボロロ~オンボロロ~になって消えてしまうと思える。真っ白い用紙にコピーして友人に送ってみた。結構、迫力あり!すぐさま反応あり!友人は言う。「この時代ってズバズバとみんながイキイキ意見出しているのね!凄いね」と。多分、1980年代って〝ホンネ〟を引き出せ!という時代だった?のだと思う。なるほど!すごいねぇ!と思う。自分たちの生活や仕事に大密着したホンネをしっかり意見として出している。

昔、学校で、先生にさされて何か答えるときに「間違っているかもしれませんが・・・」と前置きする子どもがいた。私はそれは「おかしいよ」と言った記憶がある。間違っていてもいいもここは学校なんだからと率直に思っていたからだ。

今って・・・同調過多だと思っている。この「間違っているかも知れないですが・・・」は許されず、なんとか、自分も、出来ればそつなく、周囲の意見をすんなり聞いて、自分の意見風に物申す!どこからつつかれてもある意味、逃げられるように。時折、専門用語入れちまえ‼とかね。本当に、私は大嫌いな言い方だが、みんな「大人」になったのだろう。そう、「大人にならないと」。

しかし、目の前のオリンピックに関する諸々。どうもいつも意見がバラバラ。筋を通すという「テイ」でも、周囲にビクビクしている感じしか取れない。そもそも!よく原点に返って考えて見れば分かることでしょ?といつも思っている。

例えば・・・スポンサー絡みだとは思う。その辛い世界だって十分分かっているが、お酒が提供されて、お酒を飲んだ場合、人間ってどうなるか?くらいは想定できるじゃないか?何時までなら何人までならお酒は良いとか駄目よとか。人の心くらい読めるよね。もしこう言ったら・・・とビクビクしている時間ってないよ。現況みれば判然。会場でのお酒提供はダメでしょ。


そうだ・・・禁酒法時代のアメリカの小説が読みたくなってきた。