本当に久しぶりに電話をもらい、このコロナ禍でどうしていたか?と。聞いたり聞かれたり。会社の社屋移転の話、新しい事業の相談など諸々。
いろんな話の途中で「あっ・・・」と相手が声を漏らす。そして「吉田さん、訃報って・・・話していいですか?」と。「いいですよ」と言いながらも、何が心臓がドクンドクンとなった。
それはある男性の死。広告代理店のSさんの亡くなった話だった。新聞社時代はよく一緒に仕事をした・・・笑ったり、文句いったりと。交わした会話など切れ端部分のような連続を思い出す。
「癌だったそうです」と彼は続ける。その報せはもう悲しい気持と若い頃の姿しか目には浮かばない。そして、「とにかく、元気でいる事しかないよ」と言う。そして「万が一ね、「訃報」として自分の死の報せを知った時に、その方、どなたですかぁ?などとキョトンとわざとらしい態度をとられたくないな」と言うと彼は「まったくですね・・・」と笑った。
とにかく、健康に生きるということの大切さを改めて認識した次第です!
Sさん!安らかに。そして今まで有難う!!