昼間に久しぶりに銀座に出る。何とも体力不足を感じてしまうのはしかたないか・・・と思いながら、ふと、バブル景気時代を思い出していた。やはり、この狂気にも似た時代のにおいは何かに記録しておかないとなと思って歩いた。
異常な景気感覚だった。纏めてみればたかが51カ月、されど51カ月。営業の成績がアップすれば記事も気が狂うくらい書かないとならない時代。ちやほやされて(笑)銀座のクラブのはしご。てっぺんまわらないとタクシーはつかまらない。黒塗りハイヤーでクライアントをお送りしたあとのどんちゃん騒ぎさえ普通にあったか・・・騒いだ先輩たちを随分、みおくっているな、最近は。
あの頃の景気という「数字」をもう一度見つめなおしてみるのもいいかも知れない。平成3年の2月に幕は下りた。