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ch01.政治 | ichikoTV - Part 10 ichikoTV

‘ch01.政治’ カテゴリーのアーカイブ

天災は忘れた頃にやってくる

2021 年 10 月 9 日 土曜日

10月7日の夜に発生した地震。現在の地震学ではどうも首都圏直下地震と関係しているのか?いないのか?分からないという。それを聞いて「ああ、そうなんだ・・・」と思った。

しかし、あの夜の地震。誰も予想だにしなく発生した。もう寝ていた人もいた。お風呂に入って慌てたという人もいた。そして、ある人は仕事帰りで、なんと地下鉄内に1時間少し閉じ込められ、恐怖だったと言っていた。

「お客が減っていて、大変ですよ~」と乗れば愚痴る運転手さんの多いタクシー。しかしこの日の夜はタクシーを待つ客の長蛇の列であった。

「帰宅困難者の問題が浮き彫りになった」とかテレビ番組ではまたもサラリ~サラリ~と軽くかわしているが、東日本大震災の時の状態をもう忘れたのか?おいっ!と言いたい。

9月1日の「防災の日」が終わり、9月という「防災月間」も終わったら、あの「防災グッズを揃えておきましょう!」から始まって、いろいろな防災特集が組まれるあの安直な発言やら企画ものの連続。もうやめにしないか?本当にリスクは目の前に迫っていると私は感じている。

さて、NPO活動で語りべの方々の証言を動画でのこしているが、1923年9月1日に発生した関東大震災。この記憶を持っていた方ももう亡くなられている。要は、人の記憶とは受けついていかないと間違いなく「風化」することを知る。

その時代を代表する物理学者・防災学者の寺田寅彦が残した「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉がある。物理学者の寺田寅彦は第五高等学校(現・熊本大学)で夏目漱石(なつめそうせき)に英語を習い、漱石が主宰する俳句結社に参加したことから、生涯親交を結び、「漱石の一番弟子」と呼ばれることもある。漱石の有名な小説『吾輩は猫である』に登場する水島寒月は寺田寅彦がモデルとされる。風変りな物理学者として描かれている。また『三四郎』にも、寺田は野々宮宗八の名前で登場している。日本より外国で知られた物理学者として登場する。

「天災は忘れた頃にやってくる」という警句、つまり起きてしまった災害を忘れることなく日々の備えをしようというものは書かれたものではなく、講演の中での発言とされる。この警句をのこした寺田寅彦は物理学者としても業績をあげたが、防災学者として地震・台風・火山などの被災地を調査し、そこから得た教訓を一般向けに著しているのだ。専門家の中で分かればそれでOK!OK!でないのだ。

人間って、本当に目の前の事しか興味がなく躍起になって想像するということが欠落する生き物だ。辛い、面倒な・・・様々な過去は振り返らない!と敢えて掘り下げようとすることもしない。むしろ、過去は葬ってしまいたいという感覚なのかも知れない。

今、先日の地震で見えた「帰宅困難者」。もうわかっていることだと思う。今後予測されるマグニチュード7以上の地震を想像、想定して準備はコツコツ、そして速やかに、継続し続けなくてはならないのだ。まだ分からない・・・いつ来るか分からないではなく、想像し想定しないとならない。

総裁選

2021 年 9 月 29 日 水曜日

自民党総裁選挙が9月29日投開票が行われ、菅総理大臣の後継となる新しい総裁として岸田前政務調査会長が決まった。1回目の投票の結果もいずれもが過半数を獲得できず岸田、河野の上位2人による決選投票が行われることになったのも予想通りである。もしかして日本が変化する時ではないか?という気持ちもあったがやはり派閥が動いたのか?という感覚である。

ふと10年後の未来

2021 年 9 月 22 日 水曜日

ふと10年後の世界を考えていた。

「進化するテクノロジー同士が融合する「コンバージェンス」により、テクノロジーは加速度的に進歩しているのだという。コンバージェンスは破壊的なイノベーションをもたらし、社会を大きく変えていく。たとえば、スマートフォンの登場はごく最近のことだが、私たちの生活を一変させてしまった。カメラや地図、電話、メモ帳、ゲーム機など、多くの機能が標準装備となり、多くのものが必要なくなってしまった。破壊的なイノベーションは市場そのものを破壊する影響力を持つ。今後も、私たちは次々とコンバージェンスから大きな影響を受け続けることになるだろう。」

こんな一節を読んだからか?

あるイベントの参加者募集方法で改めて「盲点」に気づかされた。「QRコードなんてできないよ!と叱られた。「FAXがないよっ」と叱られた。大半の人はインターネットで申し込みしてくださるが、対象の年代そのものの幅によってひらきがありすぎるのが現代。

実に混沌としている2021年・・・もしや、2020年の記憶かぶっ飛んでいるからか?

今後の10年後に対して、何故かワクワク感が生まれてこない。どうしたものだろう。遺すもの、見失ってはいけない・・・いろいろ考えればかんがえるほど・・・冷静にコツコツ進もう。

先ずは健康でボケないで生きていられれば!

慣れちゃいけない

2021 年 9 月 8 日 水曜日

人間って慣れてしまうものなのか?

政府は今夜の“5大臣会合”で、現在21の都道府県に出されている緊急事態宣言について、宮城・岡山を除く19の都道府県で9月30日まで延長する方針を固めた。

緊急事態宣言・・・本当に出来る限りのすべての事を守っての生活。続けている日々のルーティン。

コロナ・・・あと数年はいろんなことがあるのだろうな。

えげつないほどの決断力?

2021 年 8 月 19 日 木曜日

「もう面白すぎるから~読んで~」とある友人から電話。

ビジネス小説 「もしも徳川家康が総理大臣になったら」という 単行本である。

どうするのか

2021 年 8 月 19 日 木曜日

コロナウイルス感染。前例がないと言えばそれまでである。あの、医療関係のトップの人が俯きながらの記者会見はやめてほしい。不安なのは一般人ですよ。「今後死者も増える」などと冷静に言う前に専門家としてやれる事はないのか?と思う。マスコミもなんの疑いもなく、病院の満床ぶりをただただ報告するだけでなく、もっと突っ込んだ取材班の情報はないのか?と思える。じっとしていたら・・・デルタ株はなくなる・・・嵐はじっと過ぎ去るまでじっとじっとしていようと思っているのか?政治家たちは秋の選挙でアタマは一杯であろうが・・・

東京オリンピック 閉会の日

2021 年 8 月 8 日 日曜日

東京オリンピックは本日、2021年8月8日に閉会式です。

金メダル27

銀メダル14

銅メダル17

日本は56個のメダルを獲得しました。

応援で声が枯れました。

寝不足にもなりました。

そして涙も流れて・・・

こんなにも日本人には実力とパワーがあるのかと。

とくに試合の後に対戦相手の肩に手をあてたりハグしたり。

国を超えた絆を感じました。

いろいろいろいろあったオリンピックでしたが・・・有難う!感動を。

いろいろ見えてきた!緊急事態宣言の中で

2021 年 7 月 12 日 月曜日

夕立ちとかじゃない!昨日のどじゃぶり・・・あんなに晴れていたのに?いきなりです。雷までゴロゴロとくるもので、本当に落ち着かない夕方。いよいよ、梅雨明けなのでしょう。

・・・と思っていも、8月22日までの緊急事態宣言。中止だ延期だなんだかんだもあるが、とにかくグタグタです。大臣が「言ってしまった」ことに対して、慌てて撤回?ちょっと信じられないですね。多くの優秀な官僚があっちだこっちだと作り上げているものでしょ?大臣一人の暴走じゃないよ、多分。行政もグタグタしている。

夏休みも何もありゃしない。

旅行業界もあたふた。土石流で箱根の強羅の一部では温泉が出ない?

本当にただただ自分に冷静にと呟くだけです。大人は辛抱(これもまた大変ですよ)もできるでしょうが・・・修学旅行は中止、その他、「友たちの家にも行ってはいけない」とか「部活だ飲食も中止」など言われる子どもたちって・・・本当に可哀そうです。

4回目の緊急事態宣言

2021 年 7 月 8 日 木曜日

もうね・・・腹くくるしかないのよ・・・いろんなことが大変でも。

東京に4回目の緊急事態宣言です。

7月12日~8月22日までです。

沖縄県の緊急事態宣言も延長。期限は8月22日まで。

「どっとキャンセルの電話が入っています」とニュースが流れる。箱根など温泉旅館が閉口している。むろん、箱根だけではない。

今、土砂災害で大変な熱海も毎朝早くから作業が進められている。行方不明の方もまだたくさんいらっしゃる。その上、崩落した土砂以外、残土があるという。

雨は人の気持ちなど分からずに降り続ける。

SNSの闇

2021 年 7 月 1 日 木曜日

今や、パンデミックという言葉は一般的になったが、何でも同時にインフォデミック(インフォメーション+エピデミック)と言う言葉があるようだ。

とくに、今は、ワクチンに関してのデマや陰謀論などの拡散が実に多い。例えば「ワクチンは絶対に接種しないでください。何故ならば・・・」とその理由がとうとうと述べられる。

自治体に対しても「年少者へのワクチン接種をやめろ」と抗議や脅迫の電話がかかり、それは常軌を逸しているという。

mRNAワクチンが歴史的に初めて実用化されたものであるから何とも根拠のない言説が不安を煽る。「mRNAワクチンはヒトのDNAには影響がある」といろいろな情報がてんこ盛りだ。そして「ワクチンを接種するとDNAが変化して数年後には死んでしまう」という所謂デマは拡散する。「死んでしまいますよ」としっかり言われる。

最近、悶々としたストレスは何なのか?と思ったらどうも一部のネット社会のネガティブ側面のなせる世界のようである。目には見えないウイルス。恐怖そのものであり、そんな中である者たちがこぞって発信する意図的な陰謀論など、そんな情報に対して個人・社会がどう対峙していくのだろうか?