作家・本多孝好の人気小説「at Home 」が映画化。はたからこれば、両親に長男、長女、次男の5人で暮らす森山家でしかないのだが、それぞれが苦しい過去を背負った寄せ集めの家族。父は泥棒、母は結婚詐欺師、長男も偽造職人と犯罪で生計を立てている。母親の結婚詐欺がばれて、物語ははじまる。父親役に竹野内豊、母親役が松雪泰子。子ども達の演技も抜群。血の繋がっていない人間が寄り集まったと言えばそれだけの事だが、家族について思う事多々。なかなか!
「日本のいちばん長い日」が上映されている。昭和42年にも公開された。今回の作品も烏滸がましいが、役者さんたちは現場でかなり緊張しただろうな・・・と思う映画である。鑑賞の前に、一通りというか、歴史をざっと頭の中に入れてみるとより分かりやすく感じる映画である。終戦の裏で何があったのか?日本人としてもう一度、考えさせられる。
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ビートルズファンにとって奇跡の一夜となったであろう。
元ザ・ビートルズのポール・マッカートニーが28日、1966年のビートルズ初来日以来、なんと49年ぶりに東京・日本武道館のステージに立った。昨年は体調不良で急遽キャンセル。
しかし、49年という月日を考えると、まあ、いいあっても自分も生きてきたものだと思える。
「イエスタデイ」をはじめ、2時間20分にわたって全28曲を披露とか。この曲数にもただただ「神様!」と叫びそうである。
松竹創業120周年ということで、スーパー喜劇「かぐや姫」を鑑賞する。かぐや姫は勿論!藤山直美さん。舞台を見る前からなんか笑ってしまう。最高に楽しい演技の女優さんである。直美さんの喜劇と三代目市川猿翁のスーパー歌舞伎の夢のコラボレーションの待望の第二弾『かぐや姫』ということだ。
太陽の王と月の女王との間に生まれたかぐや姫。月の掟を破ってしまい、その罰としてなんと!蒼い星地球に流刑されることに・・・。
八重子さんをはじめ、上條 恒彦、市川 笑也、 市川 猿弥・・・豪華出演陣が繰り広げる盛り沢山な内容。新!かぐや姫物語である。
ラッスンゴレライ~とかぐや姫。そんな現代の流行ギャグまで時折織り交ぜられて・・・大いに笑えて肩こり解消。3月末で終了。ああ、もう一度見たい!
朝一番から映画製作のミーティング。小学生対象のものとシニア世代のもの。企画書とにらめっこしながら、いろいろ意見をかわしていく。映画製作に関わる事なんて、全く想像もしていなかったなあ。なんだか、今年になって毎日が不思議不思議の日々。シニア世代のものはストーリーをざっと書き上げた。ちょっと大人りの恋愛エッセンスを盛り込んだ。まだまだつめていかなくてはならないこと山もりでありますが・・・2016年の3月完成予定でガンバロウ!
午後一番で池袋駅前ライブハウス&バー「Absolute Blue」代表オーナーである星川あゆみさんをインタビュー。3年弱過ごしたNYから日本に戻り、今年2月1日に「Absolute Blue」をオープンしたばかりである。本当にビックリするような実力派ミュージシャン達が次々出演しているライブハウスである。しかし、お話ししながら、実に小気味よい女性だと思う。いそうでなかなかいないタイプである。時に大人の時間を過ごしたい方は是非!
五十嵐大介原作人気コミックを映画化した『リトル・フォレスト』が公開中である。何が気になるって女優の橋本愛が主演であるがその主人公の名前が「いち子」。よく間違われる「いちこ」でも「一子」でも「市子」でもなく「いち子」。まさに、私の名前が気になってしようもない。
約1年にわたったという岩手県奥州市でのオールロケは素晴らしい。簡単に言うと主人公・いち子が故郷に戻り自給自足の生活の中で、生きる力を充電していくという物語。とにかく移ろいゆく四季の美しさはただただ感銘。そして旬の野菜や食材を生かした食事の数々。素材のかおりが伝わってくる作品である。
監督は森淳一さん。「食を扱っている映画ではあるけれど、むしろ人々の暮らしぶりを描きたいと思った」と強調しているが、地元の素材でつくるあずきマフィンや凍み大根。お母さんが上手に作っていたパン・ア・ラ・ポム・ド・テール。野山で採った山菜の天ぷら。また母親役の桐島かれんがいい。ささっと料理を手際よく作る母親。理想のように見えて突然の失踪。いち子の一歩前進していく成長と次々とつくられる料理の数々。
常日頃、スーパーで何の感動もなく購入している野菜たちの強さと命。安直な生活に反省しつつ。感動を与えてくれる作品である。
公式ホームページ
http://littleforest-movie.jp/sa/
なんか・・・健さんの訃報に続き、今年はがっくりです・・・
東映やくざ映画の一時代を支えた菅原文太さんの突然の訃報。ショックです。
「仁義なき戦い 広島死闘篇」。見ました見ました!
そして・・・もうとんでもなく昔の話ですが確か、「雷おやじの会」で父権復活をテーマに語ってもらい、文太さんの教育論をぶちまけてもらいました。1981年12月12日のことでしたか!この会は、母親任せにしていた子供の教育にも関心を持ってお父さんの存在価値を認めさせようとの狙いで菅原文太さん、そして八代英太さん、加藤芳郎さん、花籠親方、植村直己さん、ガッツ石松さんのめんめんが設立。つい昨日のことのようです。永遠のテーマでもありました。
天気予報では小雨ではなかったですか?!結構、雨脚が!それら何という寒さ!
そんな中でも、大好きな柳家三三のJ亭落語会 月替り独演会喜怒愛楽シリーズ・愛「柳家三三 独演会」へ。JTホールは満席でございましたよ。落語はいいですねぇ。とくに三三さんの噺は好きですなぁ~♪
柳家三三 オフィシャルサイトはこちら
ニュース速報で知った。映画俳優の高倉健さんが今月10日に亡くなっていた。享年83歳。
ああ悲しい!
「網走番外地」「日本侠客伝」「昭和残侠伝」などがシリーズは人気だった。「網走番外地」は何度みたことか・・・覚えてないほど見たな。ドラマなどには徹底して出演せず、映画俳優として生きた。最後の作品は、2012年に公開された「あなたへ」(降旗康男監督)。田中裕子が演じた亡き妻の面影をたどり、富山から九州まで自らハンドルを握り、旅をする刑務官を演じた。「いつもの健さんじゃない?」と思う、何というか、時は流れたのだなと思う作品だった。
仕事がとりあえず一段落して・・・時間が出来たら、もう一度、いや、何度も映画をみたい。いや見るつもりだ。
健さん・・・どうぞ安らかに。