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ch05.エンタテイメント | ichikoTV - Part 9 ichikoTV

‘ch05.エンタテイメント’ カテゴリーのアーカイブ

リトル・フォレスト

2015 年 2 月 15 日 日曜日

五十嵐大介原作人気コミックを映画化した『リトル・フォレスト』が公開中である。何が気になるって女優の橋本愛が主演であるがその主人公の名前が「いち子」。よく間違われる「いちこ」でも「一子」でも「市子」でもなく「いち子」。まさに、私の名前が気になってしようもない。

約1年にわたったという岩手県奥州市でのオールロケは素晴らしい。簡単に言うと主人公・いち子が故郷に戻り自給自足の生活の中で、生きる力を充電していくという物語。とにかく移ろいゆく四季の美しさはただただ感銘。そして旬の野菜や食材を生かした食事の数々。素材のかおりが伝わってくる作品である。

監督は森淳一さん。「食を扱っている映画ではあるけれど、むしろ人々の暮らしぶりを描きたいと思った」と強調しているが、地元の素材でつくるあずきマフィンや凍み大根。お母さんが上手に作っていたパン・ア・ラ・ポム・ド・テール。野山で採った山菜の天ぷら。また母親役の桐島かれんがいい。ささっと料理を手際よく作る母親。理想のように見えて突然の失踪。いち子の一歩前進していく成長と次々とつくられる料理の数々。

常日頃、スーパーで何の感動もなく購入している野菜たちの強さと命。安直な生活に反省しつつ。感動を与えてくれる作品である。

公式ホームページ

http://littleforest-movie.jp/sa/

 

 

 

 

嗚呼!菅原文太さん

2014 年 12 月 1 日 月曜日

 なんか・・・健さんの訃報に続き、今年はがっくりです・・・

東映やくざ映画の一時代を支えた菅原文太さんの突然の訃報。ショックです。

 「仁義なき戦い 広島死闘篇」。見ました見ました!

そして・・・もうとんでもなく昔の話ですが確か、「雷おやじの会」で父権復活をテーマに語ってもらい、文太さんの教育論をぶちまけてもらいました。1981年12月12日のことでしたか!この会は、母親任せにしていた子供の教育にも関心を持ってお父さんの存在価値を認めさせようとの狙いで菅原文太さん、そして八代英太さん、加藤芳郎さん、花籠親方、植村直己さん、ガッツ石松さんのめんめんが設立。つい昨日のことのようです。永遠のテーマでもありました。

雨夜の落語会

2014 年 11 月 20 日 木曜日

天気予報では小雨ではなかったですか?!結構、雨脚が!それら何という寒さ!

そんな中でも、大好きな柳家三三のJ亭落語会 月替り独演会喜怒愛楽シリーズ・愛「柳家三三 独演会」へ。JTホールは満席でございましたよ。落語はいいですねぇ。とくに三三さんの噺は好きですなぁ~♪

柳家三三 オフィシャルサイトはこちら

http://www.yanagiya-sanza.com/

健さん・・・安らかに

2014 年 11 月 18 日 火曜日

ニュース速報で知った。映画俳優の高倉健さんが今月10日に亡くなっていた。享年83歳。

ああ悲しい!

「網走番外地」「日本侠客伝」「昭和残侠伝」などがシリーズは人気だった。「網走番外地」は何度みたことか・・・覚えてないほど見たな。ドラマなどには徹底して出演せず、映画俳優として生きた。最後の作品は、2012年に公開された「あなたへ」(降旗康男監督)。田中裕子が演じた亡き妻の面影をたどり、富山から九州まで自らハンドルを握り、旅をする刑務官を演じた。「いつもの健さんじゃない?」と思う、何というか、時は流れたのだなと思う作品だった。

仕事がとりあえず一段落して・・・時間が出来たら、もう一度、いや、何度も映画をみたい。いや見るつもりだ。

健さん・・・どうぞ安らかに。

頑張れ!叶鏡敦士さん

2014 年 10 月 28 日 火曜日

陰陽五行に基づいた四柱推命で大人気の叶鏡敦士さんから「TV出演&放送日が正式に決まりましたので、ご案内差し上げます」とメールをいただいた。律儀でいつも礼儀正しい叶鏡さん。がんばれー!がんばれ―!です。
 
なんでも、関ジャニ∞の村上信五さんとブラックマヨネーズの吉田敬さん・小杉竜一さんがMCを務める関西テレビの『村上マヨネーズのツッコませて頂きます!』というTV番組出演ということです。
日時は11月2日(日)深夜0時40分~1時35分放送!!結構、宵っ張りさんの時間帯かも知れませんが・・・

※「地域によっては違う日、時間帯での放送・単発放送もあるみたいですが、基本は近畿広域圏の放送になりますのでそれ以外の地域にお住まいの方は、後日「村上マヨネーズ 11月2日放送 動画」などで検索して頂き、ご覧になってみて下さいね」ということです。
 
番組HPを拝見すると・・・
「占い師の恋愛事情にツッコませて頂きました。普段、他人に恋愛指南をしている占い師自身は、はたしてモテるのか?番組でイケメン占い師に密着し、占いの力でどのくらいモテるのかを大検証!! また私の出演シーン以外にも、番組内でMCの3人と今回のゲストの2人(AKB48の北原里英さんとグラビアアイドルの橋本マナミさん)を、鑑定させて頂きました」まあ、どんな編集になるか?お楽しみです。

◆番組HP

http://www.ktv.jp/muramayo/

◆叶鏡屋ホームページはこちら

http://www.kagami-ya.com/?page_id=5

グレース・ケリー

2014 年 10 月 23 日 木曜日

確か、小学生くらいの時か?グレース・ケリーを何かで見て、なんて美しい人だ!と思った。それからは、彼女ほど美しい人はいないと思っている。

現在、ニコール・キッドマン主演映画『 『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』が上映中であるが、なんでも息子であるアルベール2世が、父レーニエ3世の描写に憤慨して激怒したらしい。

伝記映画ではなく、あくまでもフィクションではあるのだが・・・やはり家族としては、ストーリーの展開とニコール・キッドマンの演技力に何か、ちぐはぐさを感じてしまうのだと思う。

 グレイスがモナコ公妃だった1960年代前半を舞台にしている。夫でモナコ大公のレーニエ3世と当時のフランス大統領シャルル・ド・ゴールとの間に起きたモナコ公国の税金法案改正問題にモナコ公妃が一役買ったという話はなかなか面白いのだが、実在の人物を取り扱う作品は本当に難しいのだなとつくづく思う。

 

ブルージャスミン

2014 年 5 月 21 日 水曜日

 よく、「吉田さん、私、映画が好きなんですけど・・・何がいいですか?」と大変難しい質問を受けることがある。「はあ?」とはいうものの映画とは食事より難しい選択かも知れない。例えば、自分にとって最高に面白くて、何度も観た作品があったとしても、その方にとっては退屈きわまりなく、「ところで、何がどう面白いのかわからない。時間の無駄ですわ」という場合もある。

ただ、「この作品は女性は楽しめるかも知れないけど、男性は嫌いだろうなぁ~」というものは分る。

ウディ・アレン監督の「ブルージャスミン」。ヒロインはケイト・ブランシェット。女優賞そうなめの作品ではあるのだが・・・。舞台はサンフランシスコ。ニューヨークでセレブ生活を送っていたヒロインが夫も財産も失い、転落していく。その上、精神まで病む。しかしケイト・ブランシェットの大胆で繊細な演技。圧巻そのものである。女性のふかいところにある「虚栄」がどう展開していくかが面白い。大半の女性ならファッションも楽しいかも知れない。しかし、男性はどうなのか?理解できないところが多々あるのでは?と想像するに、やはりこの世には男と女がいるのだって、しみじみ。

 公式ホームページ

http://blue-jasmine.jp/

やはり実話は面白い!

2014 年 3 月 24 日 月曜日

誰でも一度は読んだことがあるだろう?『メリー・ポピンズ』。今、上映中の「ウォルト・ディズニーの約束」はあの人気者・ミッキーマウスの生みの親、ディズニーランドの創造主であるウォルト・ディズニーが映画製作50周年を経て明かされるかされる『メリー・ポピンズ』誕生秘話。原作者P・L・トラヴァースがあれほどまで映画化を頑なに拒んでいたとは・・・本当に初めて知った。映画制作の裏側を描いた感動物語などと月並みな言葉では勿体ないかもしれないほどの名作。

2014年アカデミー作品賞受賞作

2014 年 3 月 3 日 月曜日

第86回アカデミー作品賞受賞作が「それでも夜は明ける」に決まった。実話にまさるものはないのかも知れないな。アカデミー賞では作品、監督ほか計9部門にノミネート。作品賞、助演女優賞、脚色賞の3部門を受賞した。人としての尊厳。苛酷な中で失うことの無かったもの。映画は私たちに教えてくれるサムシングがある。