大人になってしまうと全く生活の中で無関係?になってしまう・・・
それがふとした時、妙に懐かしく感じるものがある。
そう、ぬりえ。
昭和20年代から30年代にかけて、女の子たちの心をとらえた「きいちのぬりえ」。そこには夢や憧れや希望がつまっていた。
2002年に寄贈されたものを中心にスタートした「ぬりえ美術館開館」。戦前からのぬりえもあるという。
「小さい美術館ですが、様々なぬりえ文化を発信し、皆様の心をいろいろな色でカラフルに豊かに染められる美術館になりたい」と館長の金子マサさん。
下町にひっそり佇む美術館だ。自由にぬりえを愉しむことが出来る。窓の向こうの木々の緑を見ながら、時間の経つのを忘れ、ひがな一日を過ごすのも良いかも知れない。
GW中、5/2~5/6の土日、祝日、振り替え日は開館している。