郷土史研究家の伊藤榮洪先生が亡くなって半年が経つ。
本当に時の経つのが早い・・・。
ただただ早い。
2016年10月7日、病床の榮洪先生にインタビューをした。
10月10日に榮洪先生は最後となった某新聞のコラム原稿を渡されて、その後、面会謝絶となり、17日に亡くなられた。
昨年の10月のカレンダーは私の頭の中に映像として刻まれている。
実は、それほどにインタビュー当日まで緊張の連続であり、眠れぬ日を過ごした。撮影その他のスタンバイはしているものの先生の御体調への心配で押しつぶされそうな時間を過ごしていた。
その映像が・・・漸くアップした。
約15分間のものではあるが、実にいろいろな思い出が詰まっている。
その作品を奥様に見ていただくため、午前中にご自宅を訪れた。
「伊藤も喜んでいると思います。本当に有難うございます」と奥様の声をきいた時、緊張の糸がほっと・・・ほぐれていった。