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通じない「スマホ」 | ichikoTV ichikoTV

通じない「スマホ」

夕刻に友人と情報交換の為、某駅の改札口で待ち合わせをしていた。この日はたまたま行く店の予約・指定もしていなかったため。珍しく駅の改札口での待ち合わせだった。「場所」と「時間」が分かっていたからそのまま出会えた・・・が、友人が「全く通じない!」と慌てながら現れた。「ちょっと・・・」というと、すぐさま駅前のモバイルショップに入った。私は「なんのこっちゃ?」であった。

この夜、ソフトバンクが通信障害により携帯電話サービスの利用ができない、利用しづらい状況が発生していたのだ。発表によると障害の発生時刻は13時39分ごろで障害は18時4分に解消されたと発表を後からみたが、その時はわけわからない状態だったのだ。駅前のそのショップには続々と「繋がらない!」「おかしいんです」という人々が続々来店していた。なんでも交換設備の不具合が原因で、その影響が「全国」に及んだのだ。

私の携帯を使って仕事関係へ数件へ連絡をする。その簡、この〝世界〟の脆弱さをしみじみ感じていた。当日、スマホ決済も滞って全国でいろいろクレーム、問い合わせがあったようだが、コード決済の脆さが怖いほど。

スマホを落としただけで厄介な事件が発生するある意味ホラーではない怖さの映画は二時間程度で終了するが、機能しないスマホをどんなにいじっても時間ばかりが過ぎて行く。

友人も私もがソフトバンクで、もし、「当日電話する」と時間が指定されていなかったら・・・多分この日は、電話もかからない、メールも届かないままで終わっていたに違いない。

もし、重要な「もの」「こと」を抱えていた場合、電話が通じない、決済出来ない!では終わらないだろう。案の定、あとから二ユースで知ったが公衆電話に長蛇の列だったらしい。

「これから・・・どんな社会になるのだろう?」とただ漠然とした不安が過っていった。

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