夕方のニュースで安倍元総理の国葬反対を訴えて70代の男性が油を被って火をつけ重症であるという。その男性には油を被るほど、どうしようも出来ない苛立ちがあったのだろう。国葬反対と言いながら・・・しかし・・・。
北朝鮮拉致被害者の横田早紀江さんは心痛を「言葉に出来ない」と語っていた。毎日が地獄ですとも付け加えた。日朝首脳会談から20年の月日が経った。当時13歳だった娘のめぐみさんの年齢を数え続けているのだ。今、政府はこの問題に関しては・・・一向に進まぬ。政府にとって元安倍総理の国葬は何が何でも先ずは重要課題の一つだ。横田早紀江さんをはじめ人生の突然の理不尽さへの苛立ち、それにも耐えている人々がいるのだ。