今週のはじめに「90歳 VS 10歳」のインタビュー撮影取材が終わった。これから、いよいよ編集の構成に入らないとならないが・・・
ふとカレンダーを見て、改めてこの1年の速さを知る。しかし、2022年は、ずっと行きたかった世界にひとつと言われる年縞がそのまま保存されている福井県の「水月湖」を訪ねたので何とも自分では充実している。「静謐」という言葉がびったりの湖そのものに地球そのものを感じたからだ。
さて、話はもどって10歳。小学4年生たちの「今後10年後の未来」とは?語ってもらった。緑豊かで戦争のない世界観は誰もが言う。しかし、そこにはお年寄りも赤ちゃんも障がいを持つ方もいろいろいる世界。いろんな人々が暮らす世界。その人たちの為に生きる‼という言葉の数々には取材側として聞いているうちに、瞳がうるんだ。
「20代、30代と世代別に分類して無駄のない社会をつくるべき」と考える社会学者もいる中で、要はどんな「理不尽」さえも真向から向かっていく!いけるという子どもたちの心のベクトルに私は感動し続けていた。
すごい・・・すごいよ。取材の帰り道、何とも言えぬ日々のストレスさえ消えていったのだ。
またまた話は戻り・・・地球環境に興味や関心のある方々には「水月瑚」を是非訪れてほしいと思う。地球そのものをえんえんとたたえている湖。確かに、過疎化は進んでいるのかも知れない。水月瑚の周囲の梅林も美しかった。
とにかく机上の論理でなく、自分の足で歩き、頭で考えて、人々と話して、人間の息遣いをみをもって知っていってほしいと思う。
90歳の大先輩たちの体験と10歳の考える夢。すごいよ!
私も、少しは思慮できる年齢になってきているのだから「自分」の意見をしっかりもたないとならないよね?。