今年の2月に外科手術をして退院した友人の回復をお祝いした。「一か月!」と彼が言う。入院期間中は纏めていた広重の資料を眺めている日々だったという。しかし、「痛みは酷かった」と少し顔を歪めた。リニューアルしたレストランでランチタイム。ちょいっとビールはよくあるが、いろいろ話しているうちに赤ワインを1本あけてしまった!
人は口ではかんたんに言うが、「人生」という時間の蓄積。記憶はいろいろあってもそれは朧気で、「そうそう、あの人、こうだったけど今はどうしているのかな?」などと思えば何の確認もないまま、実に無責任な事をいってしまうものだ。
直近の話と昔話の綯交ぜといったところか?そしてとにかく元気に動けること!これしかないというこたえに再び辿り着くのだ。いつもなら「もう一本いくか」ではあるが、本日はほんのり酔いながら、快気祝いは終わった。