仕事でお世話になっていた写真家が急逝されて、いろいろ関係者たちと考えることが多い。その一人がその写真家の方はパソコンが数台あるが、パスワードが分かるのは1台だけだと。特別にプロの方に依頼して開いたほうがいい!と強く勧める人もいるのだが・・・このところ暫し「はて」と考えた。
会社員時代はデータにしてもその組織のものであり、決して個人のものではない。しかしフリーの写真家のデータとは・・・家族も知らないことが多く、つくづくデジタル遺産の難しさを感じた。
人はいつ自分がこの世を去る‼なんて分からないものだから、とくに自分の頭の中のものは誰にも分らない。
来月、データの事や諸々について関係者たちと伺うことにはなっているものの・・・人生って実に摩訶不思議としか言えない。