人生100年時代とはいうが、100年間生きるということは本当に大変な事だと思う。
読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄さんが12月19日に肺炎のため亡くなった。享年98。
大正15年、東京都出身。旧制東京高校、東大文学部哲学科を卒業。昭和25年に読売新聞社に入社。読売ウイークリー記者を経て政治部へ。政治部次長、米ワシントン支局長、解説部長などを歴任し、50年に政治部長。60年から主筆。平成3年に代表取締役社長・主筆に就任した。読売新聞グループ本社社長、16年に会長に就任、28年に会長職を退いた。巨人軍では8年からオーナーとなった。人生を走り抜けたイメージが強い。98年間ってやはり短いようで長く、長いようで短いもののだなと思える。