インフラというと「はいはい」という感じではあるが、これが「公共事業」となると悪しきイメージがどうもある。しかし、この公共事業というフローの積み重ねが社会資本というインフラとしてのストックになる。
今、『インフラ・ストック効果 – 新時代の社会資本整備の指針』(インフラ政策研究会・中央公論社)を読み始めている。公共事業についての再確認、社会資本整備の在り方の再確認・・・この模索。
最近のニュース。何度も何度も同じ話題というか、情報を繰り返すアナウンサー。仕事とはいえ、どんな気持ちで原稿を読んでいるんですか?って、ふと訊きたくなることがある。昔は「まさか・・・」と反応したような話。が「またか!」と心の中で叫んでしまうことが多い。社会問題含めて、特に政治。今の政治家の先生たち。
人生って時に本当に嫌気がさす事がある。政治とは全く関係ないが、先般、ある方のメールの件名がなるほどねと思った。「人は短期間に変わりますねェ」とあった。ある期間、驚き桃の木!の連続をこの方と経験してきたもので・・・全てが凝縮されたタイトルだった。
あああ!潔さって?
かんかんと竹伐る音の潔さ
しかし、安全保障関連法の採決に先立つ本会議で暴力があったとかいろいろ問題が出てきているようだが、ニュースであの状態を見ると、溜息が出てくる。飛び乗ったり飛びかかったり。プロレスか?と思うほど。だが、山本太郎参院議員の喪服を着て安倍晋三首相らに焼香するしぐさは酷かった。政治家という世界。政治家になったその時、変容していく人間もいるのか?または、そもそも・・・そんなところなのか、何か情けなく成る事が多すぎる。
2015年9月19日未明、安全保障関連法が参院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立した。18日に野党は安倍内閣不信任決議案の提出などで採決に抵抗したものの自民、公明両党は否決。
2015年9月17日午後、参院平和安全法制特別委員会で集団的自衛権の限定的な行使容認を含む安全保障関連法案は可決。与党側は明日までの本会議可決・成立を目指す。野党は内閣不信任決議案や閣僚の問責決議案などを提出するなど徹底抗戦する。
建設といっても一般住宅の建設費くらいのことくらいしか分からない・・・それもほんの少し。
1300億円から、2520億円と膨れ上がったという国立競技場の総工費の事。何度聞いても全く分からない。「誰が責任者だったか?」「リーダーは?」挙句、「教えてほしいよ」とコメントする建築家。あんぐりである。テレビにいろいろな人物の発言があるもののすべて有耶無耶である。
外出先のテレビ放映で見た。安倍総理の白紙撤回の表明。ゼロベースで再びということであるが・・・
しかし、そもそも“キーマン”だった東京五輪組織委員会会長の森喜朗元首相。この方った今更、何をいうのだろうか?競技場の屋根を支えるキールアーチと呼ばれる2本の巨大なアーチ構造について、「生ガキをドロッと垂らしたようなデザインはそもそも嫌い」と批判。その上「国がなんで2520億円も出せないなんて」と態度を一変。且つ、下村文科相大臣に対して「何もやっていない」と批判の数々。呆れて言葉も出ない。
とにかくゼロからのスタート。“有識者”とこれまた曖昧な表現の人々だけ集めていないいで実行していくしかない。
安全保障関連法案が衆院特別委員会で可決。7月16日に本会議が開かれ安保法案を採決することとなる。 自民と公明両党は16日中の衆院通過を譲らない構えであるが、強く反発する野党は採決を退席する方針。
日本を取り巻く環境は著しく変化してきている。単純な話ではない。感情に流されてはならず。
安倍晋三首相は国会での審議はさらに続くと・・・。もっともっと率先して国民への分かりやすい説明を。国民も感情や気分に流されず自分の意見を持って考えることしかない。
ギリシャはどうなってしまうんでしょうね?チプラス首相って・・・と、ため息が出てしまいます。6月下旬に国民投票の実施を唐突に表明。財政緊縮策を受け入れるかどうか?そんな重大な決断を要は国民に丸投げしたことでしょう。
昼は毎日メトロポリタンアカデミーに出席。東京都知事・舛添要一氏の講演。演題は「知事になってわかったこと 東京の課題と未来像」。
東京都知事選挙に圧勝した時のことを思い出す。元厚生労働大臣の知名度に加え、自民、公明両党の支援を受け終始優位に選挙戦を展開したな。
目先の事だけでなく、5年10年、いやもっと先々のビジョンを描いていくこと、これが大切である。舛添さん、宜しく願います。