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ch07.味 | ichikoTV - Part 7 ichikoTV

‘ch07.味’ カテゴリーのアーカイブ

シュトレン

2019 年 12 月 1 日 日曜日

先般、某所でマーケテイング講座を受けた。

神戸の老舗のパン屋さんの「イスズベーカリー」と「ケルン」の三代目が講師だった。二人とも若くて斬り込み方と意欲がビシビシ伝わってきて何とも心地よい講座であった。

シュトレンを試食した。街にクリスマスツリーが現れるとパン屋さんで、ケーキ店でなどでシュトレンが登場する。日本でも浸透したなと思う。

シュトレンとはドイツ発祥のクリスマス菓子。表面に粉砂糖などをまぶした、ゴツゴツした見た目が特徴的。中身は、小麦粉生地を発酵させたパン菓子で、ドライフルーツやナッツなどが練り込まれている。もともとはキリストの誕生を待つ4週間の待降節(アドベント)の期間に少しずつ切って食べるもの。そしてその間に味が徐々に変わっていくのが楽しめる・・・というものだ。

「食」の中で息づいている文化を感じる日々だ。

地球に生きるということ

2019 年 10 月 25 日 金曜日

写真はウイスキーをのみちらかしているわけではないのです・・・(笑)

酒類食品総合コンサルタント&アドバイザー (HACCP普及指導員)のトミーさんこと冨岡伸一さんのフレンダーとしてのお話を聞いた。サントリーのDNA「やってみなはれ~」を引き継いだ方。

「ウイスキーが好き~」なんて日々何と軽はずみなことを言っていたのか?と反省しきり。深い!なんとも深い!深い世界だ!

葡萄の話題にもなって、温暖化でブルゴーニュだボルドーだなんだかんだと葡萄の収穫が難しくなると?アイルランドあたりで良い葡萄が育つ・・・地球の歴史をひしひしと感じる。

そうか・・・中世にあった地球温暖化。

あああ~そうか!地球の歴史だ。地球温暖化!とただ無暗に騒ぐだけでなく冷静に見つめていくことしかない。改めて思う。人間は、いや生き物たちは地球上で気候とともに生きてきているのだ。

基礎からまた勉強をしないと!

毎日知らないことばかりだ。日々、勉強だ。本当に勉強しかないね。

 

★富岡さんのプロフィール

1952年京都生まれ。サントリー㈱に入社し、白州蒸留所でウイスキー原酒の開発・製造に従事、チーフディスティラーを経験し、メキシコの現地法人に出向。 その後も、世界各地の蒸留所に滞在し、ブランデー原酒の開発研究に従事。
ブランデーのチーフブレンダーとして活躍した後、品質保証部門に異動し、国の内外を問わずサントリーグループ全体の品質保証を担当。 現在も、品質保証業務の傍ら、食の物づくりに従事していた経験を生かして、リエゾン業務や講演会などで全国を飛び回る。 語学が堪能で、英語・スペイン語はもちろん、日常会話レベルであればフランス語やイタリア語もこなす。

令和元年に「すいとんを味わう会」を実施してみた

2019 年 8 月 20 日 火曜日

令和元年。

「すいとんを味わう会」無事終了。

勿論、戦争中の「味」ではない。

あくまでも令和元年の「味」。

すいとん・・・不思議な響きに戦争を乗り越えた方々も知らない子ども達ももくもくと。

蕎麦味わってLaviewに乗って!

2019 年 7 月 7 日 日曜日

新型特急車両001系『Laview』の乗車時間が決まっていたので、ちょっと気忙しい。が人気の蕎麦店「そば処まるた」へ。秩父に来たらやはり石臼で挽いた蕎麦を味わいたいものだ。蕎麦の美味さとともに旬の野菜の天ぷらの何と美味しいことよ!日本酒でとじっくり味わいたかったが・・・

さて東京へ。

現在、運行している10000系『ニューレッドアロー』から、25年ぶりに登場する新型特急車。「どうしても黄土色?椅子の色が気に入らない」とブウブウ言っていた人の言葉を思い出していたが、なかなか、明るい車両内はいいんじゃないかな?と思った。レモンイエローもキレイだろうが、今度は落ち着かないとか汚れが目立つとか、なんだかんだと言われるのだろうと思う。10人いれば人は勝手なことばかり家ものだ。しかし、色の感覚って本当に難しいなあ!

しかし・・・

「車窓」というか、客室窓のスケルトン感覚。例えば川の流れに近づくと、高所恐怖の人には辛いかも?表現の仕方が少し変だな(笑)

 

※下記の写真は西武鉄道のWEBから。

 

「もうひとつのdaidokoro」でランチミーテイング

2019 年 7 月 5 日 金曜日

今後の企画打ち合わせも兼ねて「もうひとつのdaidokoro」でランチミーテイング。ここは「昼は顔の見える生産者さんから届く新鮮な食材でシンプルに仕立てた選べるお惣菜のレストラン」である。提唱する「かつての家庭で「台所」が担って来たのは、お母さんが家族の健康や成長を願って知恵を絞り、味付けの工夫をしながら、家族の皆が食卓を囲み、会話が弾む温かい場所。私たちは都会で暮らすあなたが、くつろげる「台所」を、と願いここをもうひとつのdaidokoroと名付けました」である。

いつも気になっている形悪くたって、見た目悪くたって~の野菜たち。いいじやないか!の野菜たちが見事に美味しい料理に変身している。小気味よく動き回るSTAFFさんたちが美しい。そんな姿を見ながらいろいろな企画を考えてみる。そう「今」考えている事が「未来」であるから。

「もうひとつのdaidokoro」

もうひとつの daidokoro

奥深~い薬膳料理を愉しむ

2019 年 6 月 25 日 火曜日

本日は2019年6月25日。

なんでも6月25日って一年の中でも最も「晴れない日」ということらしい・・・というのに晴天です!すっきり晴れ渡って、いかにも夏到来!という空気に満ちていた!

 

さて、昼から二子玉川へ行く。薬膳インストラクターの門脇雅美さんのご自宅で薬膳料理の勉強会。そして薬膳料理を味わう。

食材のひとつひとつが何とも深い!カラダって食べたもので出来ていくというのが分かる。あああ、いい加減な食生活ではいい加減な肉体になってしまうんだね~と猛省しつつ、楽しい会話に心にもやっとあったものもデトックス。笑うって本当に素敵なことである。

食べるということ

2019 年 4 月 23 日 火曜日

土井善晴と日本文化を感じる講演会ということで対談『斉須政雄✕土井善晴』を取材する。会場は満席で熱気に溢れていた。老若男女に大人気のフレンチレストラン「コート・ドール」のファンも多い。食についてもう一度いろいろ考えてみるのもいいなと思った。素朴で朴訥とした斉須シェフのはにかむような笑みが素敵だ。

「一汁一菜」という哲学

2019 年 4 月 16 日 火曜日

夜は料理研究家・土井善晴さんの講演の取材。会場内は満席。ほぼ女性が多い。

土井さんの「一汁一菜」の話は何故か、小さい頃の思い出に即効、繋がった。誰であったか?明治生まれの祖父か?祖母か?最初にこの言葉を聞いた時に感じたこと、それは小さいながらの衝撃だったことを思い出す。

考えてみれば、現代の生活では「ハレ」と「ケ」の区別がない。いや、殆どが「ハレ」であろう。多分「ケ」というものが分からない人々が多いことだろうと思えた。これは、良いか悪いかではなく、時代がそうなのだ。

人はたいがいが「食べる」事で始まる。食べることが全てである動物たちとは違うが。人は「料理」をして、そして「食べる」。その行為が人たる所以である。

当たり前かも知れないが、その深い深いところをそっと見てみよう。のぞく、そんな感覚で良い。さてさて、私にとっては「一汁一菜」というのは何だろう?

・・・哲学だと思えた。

砂時計で4分間

2019 年 3 月 4 日 月曜日

午後から某セミナーに参加するため、築地本願寺へ。

今日は冬に舞い戻り~

雨降りの上、気温も低い。

じーっとしていたい・・・ところだが、いざ!築地へ。

セミナーまで少し時間があったので、築地本願寺内のCAFEへ行き、珈琲を注文する。

「砂時計で4分お待ちください」と言われた。

砂時計とは!実に久しぶり。

私の横に座る女性は真剣に本を広げ読んでいる。

斜め前の女性二人は家族の癌の闘病生活についていろいろ話している。

雨脚が強くなってきている。

傘をさす外国人の姿がやたらと目立っている。

なんて静かな昼下がりだろうか・・・

4分という〝時〟。

いつもは感じていない時間。

いろんなものに気づかされた。

ひなまつり

2019 年 3 月 3 日 日曜日

ひなまつりは春のかおりがする。

凛とした梅。

桜は優美。

そう、桃の花は愛らしい。

 

ひなまつりはちらし寿司を作る。

自己流というか・・・自分の好きな具材をふんだんに使う。エビ、ホタテ、そしてゴボウ、ニンジン、レンコン、菜の花、しなしなにした薄切りのカブも。

そうそう、昨日、運よく天然鯛を見つけた。とても大きなカシラ。塩焼きと煮つけ。昆布じめにしたものはさらっとちらし寿司にのせる。

うしお汁を作って・・・

冷酒で乾杯!

何か、これだけで華やぐひなまつり。