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ch07.味 | ichikoTV - Part 7 ichikoTV

‘ch07.味’ カテゴリーのアーカイブ

「もうひとつのdaidokoro」でランチミーテイング

2019 年 7 月 5 日 金曜日

今後の企画打ち合わせも兼ねて「もうひとつのdaidokoro」でランチミーテイング。ここは「昼は顔の見える生産者さんから届く新鮮な食材でシンプルに仕立てた選べるお惣菜のレストラン」である。提唱する「かつての家庭で「台所」が担って来たのは、お母さんが家族の健康や成長を願って知恵を絞り、味付けの工夫をしながら、家族の皆が食卓を囲み、会話が弾む温かい場所。私たちは都会で暮らすあなたが、くつろげる「台所」を、と願いここをもうひとつのdaidokoroと名付けました」である。

いつも気になっている形悪くたって、見た目悪くたって~の野菜たち。いいじやないか!の野菜たちが見事に美味しい料理に変身している。小気味よく動き回るSTAFFさんたちが美しい。そんな姿を見ながらいろいろな企画を考えてみる。そう「今」考えている事が「未来」であるから。

「もうひとつのdaidokoro」

もうひとつの daidokoro

奥深~い薬膳料理を愉しむ

2019 年 6 月 25 日 火曜日

本日は2019年6月25日。

なんでも6月25日って一年の中でも最も「晴れない日」ということらしい・・・というのに晴天です!すっきり晴れ渡って、いかにも夏到来!という空気に満ちていた!

 

さて、昼から二子玉川へ行く。薬膳インストラクターの門脇雅美さんのご自宅で薬膳料理の勉強会。そして薬膳料理を味わう。

食材のひとつひとつが何とも深い!カラダって食べたもので出来ていくというのが分かる。あああ、いい加減な食生活ではいい加減な肉体になってしまうんだね~と猛省しつつ、楽しい会話に心にもやっとあったものもデトックス。笑うって本当に素敵なことである。

食べるということ

2019 年 4 月 23 日 火曜日

土井善晴と日本文化を感じる講演会ということで対談『斉須政雄✕土井善晴』を取材する。会場は満席で熱気に溢れていた。老若男女に大人気のフレンチレストラン「コート・ドール」のファンも多い。食についてもう一度いろいろ考えてみるのもいいなと思った。素朴で朴訥とした斉須シェフのはにかむような笑みが素敵だ。

「一汁一菜」という哲学

2019 年 4 月 16 日 火曜日

夜は料理研究家・土井善晴さんの講演の取材。会場内は満席。ほぼ女性が多い。

土井さんの「一汁一菜」の話は何故か、小さい頃の思い出に即効、繋がった。誰であったか?明治生まれの祖父か?祖母か?最初にこの言葉を聞いた時に感じたこと、それは小さいながらの衝撃だったことを思い出す。

考えてみれば、現代の生活では「ハレ」と「ケ」の区別がない。いや、殆どが「ハレ」であろう。多分「ケ」というものが分からない人々が多いことだろうと思えた。これは、良いか悪いかではなく、時代がそうなのだ。

人はたいがいが「食べる」事で始まる。食べることが全てである動物たちとは違うが。人は「料理」をして、そして「食べる」。その行為が人たる所以である。

当たり前かも知れないが、その深い深いところをそっと見てみよう。のぞく、そんな感覚で良い。さてさて、私にとっては「一汁一菜」というのは何だろう?

・・・哲学だと思えた。

砂時計で4分間

2019 年 3 月 4 日 月曜日

午後から某セミナーに参加するため、築地本願寺へ。

今日は冬に舞い戻り~

雨降りの上、気温も低い。

じーっとしていたい・・・ところだが、いざ!築地へ。

セミナーまで少し時間があったので、築地本願寺内のCAFEへ行き、珈琲を注文する。

「砂時計で4分お待ちください」と言われた。

砂時計とは!実に久しぶり。

私の横に座る女性は真剣に本を広げ読んでいる。

斜め前の女性二人は家族の癌の闘病生活についていろいろ話している。

雨脚が強くなってきている。

傘をさす外国人の姿がやたらと目立っている。

なんて静かな昼下がりだろうか・・・

4分という〝時〟。

いつもは感じていない時間。

いろんなものに気づかされた。

ひなまつり

2019 年 3 月 3 日 日曜日

ひなまつりは春のかおりがする。

凛とした梅。

桜は優美。

そう、桃の花は愛らしい。

 

ひなまつりはちらし寿司を作る。

自己流というか・・・自分の好きな具材をふんだんに使う。エビ、ホタテ、そしてゴボウ、ニンジン、レンコン、菜の花、しなしなにした薄切りのカブも。

そうそう、昨日、運よく天然鯛を見つけた。とても大きなカシラ。塩焼きと煮つけ。昆布じめにしたものはさらっとちらし寿司にのせる。

うしお汁を作って・・・

冷酒で乾杯!

何か、これだけで華やぐひなまつり。

 

晩白柚ジャムづくりに挑戦!

2019 年 2 月 24 日 日曜日

やたらと店先で「晩白柚」(パンペイユ)が目立つので買う。晩白柚は「大きい!」というほどの柑橘類である。いざ!むこうとするとなかなか手ごわいのだ。皮がかなり分厚くて、むくのが容易ではないのだ。

一つ目の晩白柚の時は、「もったいないなぁ~」と思いながらも皮を捨てた。しかし二つ目の時は「そうだ!ジャムを作ってみよう」という気持ちになった。むいた皮の白い部分は少しこそぎとり、薄く皮の部分を切る。それを一晩、水に晒し、そしていよいよ煮込んでいく。種も捨ててはいけない。ここからペクチンが出るそうなので、夏に冷茶を作る時、茶葉をいれる袋に種を入れて一緒に煮込むのだ。とにかく焦らずコトコトと。

中身は爽やかな酸味で本当に「わおっ」というほどに美味しい果物だ。この房に出あうために分厚い皮を突破しなくてはならないのか?と思うほどに美味しい果実である。

なかなか・・・ジャムらしくならないが・・・忍の一字で優しく丁寧に煮込んでいくと出来上がる!

さてさて・・・トーストか?と思って舐めてみると、ヨーグルトの上にのせて食べたらうまかろうという気持ちになる。柑橘の香りとほろ苦さがたまらない。多分、苦みに弱い人は多分無理だろうが・・・

このところ、朝食にはヨーグルトに晩白柚ジャムをのせる。うまい!

恵方巻

2019 年 2 月 4 日 月曜日

節分に恵方を向き無言で食する「恵方巻」。なんでも1989年に広島のセブンイレブンで「大阪に節分に太巻きを丸かぶりする風習がある」と聞いて要は仕掛けたという。ツナを具材にしたのもセブンイレブンが最初である。この仕掛けは見事なものだといつも思っている。

さて、この恵方巻。1998年ごろから広まり2000年には急速に広まったという。そうそう2000年前に!恵方巻はコンビニのチラシで見た。当時、人気前の風水講座を仕掛ける時に、で吉方位、吉方とアタマの中がちょっと一杯であったからよく覚えている。

その恵方巻。思い出した!しかしあの時「何か無理があるな・・・」と感じたのは確か。何とも言えない違和感。私は一度も口にしたことがない。恵方という言葉は昔からある。吉方である。しかし、どうも恵方巻そのものが受けれ入れられなくいろいろ調べてみた。勿論、花街のお大尽様遊びというのもヒットする。なーるほどねと思う。

まあ、人々の生活の中での流行はいたし方ないとしても、恵方巻のあの廃棄の多さには疑問である。飼料にすると言っても疑問である。太巻き寿司、お稲荷さん、食生活を彩るものは多々ある。しかし違和感のあるものは少し考えたいなと、今年も何ともぼーっと見ているたげであった。

 

春を感じる花びら餅

2019 年 1 月 4 日 金曜日

初釜でいただくお菓子で有名な「花びら餅」。お正月のおめでたい時期だけのもので、特に裏千家の初釜で登場する。

花びら餅は、花弁餅、花片餅とも書き、別名で菱葩餅(ひしはなびらもち)ともいう。

紅色が白い餅にうっすらと透けて見える。白餅を丸く平らに延ばして赤い小豆汁で染めた菱形の薄い餅を重ね、中に甘く煮たふくさ牛蒡を白味噌の餡にのせて、半月型に仕上げている。

ところで、何故?中に牛蒡が使われているのか?

諸説あるが、平安時代の新年行事「歯固めの儀式」を簡略化したものが由来といわれる。齢を固めるために押し鮎などの堅いものを食べて、健康と長寿を祝う行事だったのだ。

また、鮎は「年魚」とも書く。つまり年始にふさわしい!

つくづく日本の伝統の「食」は素晴らしいと感じる。

ずいぶん前ではあるが、年始の挨拶の時にこれをお土産にもってこられた方がいて、春の到来を感じた。

ボジョレーヌーボーと月

2018 年 11 月 21 日 水曜日

おくればせながらちょいとのんべいな(笑)友人たちとボジョレーヌーボーを味わう。昔からの酒にまつわる武勇談に。

そうこうしていると仕事関連のゴタゴタ電話がかかりちょっと外へ出た。夜空を見上げると月が妙に美しい。ほぼ満月?輝いている・・・ふっと電話の内容を忘れている・・・。

どんなことあっても元気な友達の笑い声があること。そして元気である自分であること。それに気づくこと。これが一番。