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ch10.生活 | ichikoTV - Part 19 ichikoTV

‘ch10.生活’ カテゴリーのアーカイブ

あああ・・・

2021 年 2 月 22 日 月曜日

昔、よく友人たちと言っていた居酒屋さんがシャッターがおりていた。コロナ禍の閉店。余りにも店内の様子とかお客たちの賑わいとがこびりついているので、シャッター前でしばし立ちすくむ。マスターはどうしているのだろう?って。

路地裏を歩く。ここに何があったっけ?・・・空き地になっているが全く思い出せない。こんなにも何もなくなると記憶さえ飛ぶのか?と思う。

昨年は本当に親しい方お二方の葬儀にもでられなかった。お顔をみて最期のご挨拶さえ出来なかった。中途半端なこの感覚?心の中で何かがプツンと切れた感覚。悲しいとか辛いとか、感じたことのない苦み。

とにかく前へ進まなくては!と思っていても、不敵なウイルスは全くよめない。先ずは繊細な人のカラダのまたまた繊細な免疫力を高める努力しかないなと。

油断大敵!見えない敵はひしひしと・・・

2021 年 1 月 23 日 土曜日

コロナウイルスのニュースを聞き続けていると、何か、暗示にかかるような気がしてくる。例えば語っている医師たちもその声の質や言い方で随分と左右されてしまう。

英国で確認された新型コロナの変異株について、ある医師がある番組で「従来のものより感染力が強くなるだけで致死率はそれほと高くない」というようなコメントをしていた。日本では静岡県で数人がこの株に感染していた。そしてと東京でも昨夜、速報で10歳未満の子供が感染と流れた。「渡航歴なし」とアナウンスとともに。しかし今日になって40代の男性が感染と伝えている。要は既に、市中感染が相当なスビードで進んでいるということではないか?

そんな中、英国のジョンソン首相が記者会見の中でこの変異株について「感染力だけでなく、致死率も高い」とその可能性について発表した。証拠があるようだとの言葉は英政府のパトリック・バランス(Patrick Vallance)首席科学顧問は、存在するデータから導いたもの。僅かではあるらしいが変異株は従来株より致死率が「約30%高い」可能性があるの指摘である。

どんなウイルスに感染したかは分からないが、日本のお笑い芸人さんの一人が、胸苦しさを覚え、救急車を呼び、そのあとの記憶が全くなくなったという。翌日か?と目覚めたところ8日間も集中治療室で昏睡状態だったと言う。

私の周囲にもまだまだコロナウイルス感染は「他人事」で、あーだこーだと言っている人々がいる。実に、いろいろな事を思う。感染してみないと理解出来ないのだろうなと・・・呆れてももう言葉もないのでスルーするしかない。

見えない敵の恐怖。ひしひしと感じている。一に飛沫、二に飛沫ということだ、暫くは楽しいおしゃべりも合唱も厳しいということなのだ。

中世のドライさ

2021 年 1 月 21 日 木曜日

お中元、お歳暮、誕生日、結婚祝いだなんだかんだ・・・そして2月になるとバレンタインデーと次々と贈り物の季節がやってくる。

何かを「いただいたらお返ししなくては・・・」という意識は、現代でも脈々と生き続けているだろう。こんな儀礼を虚礼だ、建前だという人もいるが・・・・

「贈与の歴史学」儀礼と経済のあいだ 桜井英治著を読んだ。いやはや、中世のドライさ!贈答に関しては超ドライな計算で成り立っている。面白い。

何故か・・・昔、ある女性が付き合っていた男性に「別れたい」といったところ「今まで僕がプレゼントしたものは全部返してほしい」と言われたという話を思い出した。時間が経てばなんでも言えるだろうが当時「改札口で待っていたから全部返したわよっ!」という強い語気を未だに思い出す。

笑顔!

2021 年 1 月 17 日 日曜日

コロナウイルスの蔓延という状況で、ニュースを見たり、メールから情報を得たり、書籍から知識を得たりしているものの、この上ない飢渇感。ブログで過去の内容を見ていると、なんと!という感覚になった。人はその「現場」に立ちあわないと決して理解出来ない事ってあるのだなと。

毎年恒例の展示会ひとつとっても分かる。実感できる。まるで学生時代の文化祭のノリで密密密状態で、あのワイワイ感の楽しさ。表彰式でも密密密。受賞なんてしたらたーいへん!もうワイワイガヤガヤである。ふっと「いつまで続けるのかしらん?」と思ったこともあるが、実際にその生現場が消えていると、本当に、昔の想い出わ掘り返してしまうものだと気づいた。説明会にしてもリモート。そして発表会も動画配信である。昭和に生まれ、平成時代に?と思いながら、令和という時代にこんな現象を感じている。

世界中の問題であり、そして亡くなった人の数に少し鈍感になっている自分が嫌である。しかし「変化」に順応し寧ろ「変化」を創出していくくらいの根性だして頑張っていかないとならない。

そんな中で大切な事って?

そう笑顔である!

ばぁば・・・安らかに

2021 年 1 月 8 日 金曜日

NHKの番組「きょうの料理」に長年出演され、とくに和食の魅力を伝えた料理研究家・鈴木登紀子さんが2020年12月28日に肝細胞がんのため東京都内の自宅で亡くなったとのニュースを見た。享年96。

近所の方々に向けに開いた料理教室が評判となり、活動を始めたのが46歳の時だったという。明るいお人柄で「ばぁば」という愛称で本当に親しまれていた。

もう本当に大昔の話・・・ある編集者が鈴木登紀子さんの料理本を作ったということで持ってきてくれたことがあった。本当に家庭料理のいろはがたくさんあった。ほっとする一冊で、煮もの、焼き物と参考にしているうたに本は日々、ボロボロになっていった・・・。

テレビに出演されていた時、確か、「包装紙が捨てられないのよ」と言って、封筒だったか?いろいろ手作りされている風景がとても素敵だった。「マニキュアもかわいいでしょ」と赤く染めた両手を広げていらした。

料理だけでなく礼儀作法も。普段の生活に根付いた和食文化。きちっと遺していってほしい。継承していきたい。

MERRY CHRISTMAS

2020 年 12 月 25 日 金曜日

夜の会合や食事会などを完全に自粛していると夜の街に出る事が本当になくなっている。

昨夜は落語会に招待されていたので久しぶりに夜の街をささーっと歩いた。「チキンは如何ですか~」と元気な声。そしてクリスマスケーキを持ち帰る人の姿の多いことと言ったら・・・コロナ禍にあっては当たり前の姿なのだろうが、人々が本当にどっと繰り出したという感じで少し怖くなってしまった。

クリスマスの特に夜はその時代を現わしている。バブル期のクリスマスなどまるで映画のワンシーンをみているかのようだと。

とにもかくにも感染しない!感染させない!自分ひとりで終結する話ではない。

赤チン

2020 年 12 月 24 日 木曜日

昭和を代表する?消毒薬の「赤チン」が今日で製造が終わるとか。何か、ふっと寂しい気持ちもする。1919年にアメリカのホプキンス大学が開発したのが始まり。あの赤チンの原料はマーキュロクロム。

なんか懐かしいのは、小学生の頃、弟が怪我をしてくると、「こらっ」と言って赤チンをつけていた記憶がある。

昭和を思い出し、そして昭和がひとつまた消える。

時代・・・脱皮?

2020 年 12 月 17 日 木曜日

東京の感染者がついに爆発した。もう1000人を超えてしまう勢いだ。それと怖いのが亡くなる方が、重症者ばかりでなく軽症の方も亡くなるということだ。これから迎えるクリスマスだ正月だと、今までは当たり前に過ごしていた「時」はないと思う。

「ワクチンが開発されたらみんなで会いましょう」なんてメールが来ると?気分だ。

今、2020年は何か時代が大きく脱皮している感じがする。すごい変化が起こる前兆のような気がする。

はやぶさ2  快挙

2020 年 12 月 7 日 月曜日

探査機「はやぶさ2」のニュースを見て、夢心地になった。12月6日に小惑星リュウグウの試料が入ったとみられるカプセルは無事に地球に帰還。故障続きだった初代はやぶさの苦い教訓は日本の宇宙開発に十二分に生かされた。技術の継承もさること、そのはやぶさにかかわった多くの人々の気持ちは熱い。そして、地域の小さな工場で作られた小さな小さなネジの働きを知った時に涙さえ出る。快挙!。

花たちの力

2020 年 12 月 3 日 木曜日

花屋さんに立ち寄ると、クリスマスシーズンにはポインセチアがまるで「わたしを見て!」と言わんばかりに真っ赤な演技をしている。そして様々な花たちに何かほっとする。「このところ、小さな花束が売れている」と店主が言った。一束300円~500円ほどのいわば手頃なブーケ。小さなパラも愛らしい。一輪挿しでもと思った。このところ、こんな感覚を忘れていたな。

暗闇に噎せ返るようなカサブランカの香りが好き・・なんて時代もあったなと思い出した。噴き出してしまうが、歌詞ではないけど「そんな時代もあった」のだ。抱えるほどのカサブランカの花束。そして、胡蝶蘭。

一輪挿しを窓辺に・・・硝子を通して入る淡い光の束の中で花の声が聞こえるようだ。今はね・・・と。