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ch10.生活 | ichikoTV - Part 24 ichikoTV

‘ch10.生活’ カテゴリーのアーカイブ

時代がグルリッ!

2020 年 6 月 26 日 金曜日

新しい生活を・・・という感覚が良くわかるのがセミナーなどの参加である。最近は、ZOOMウェビナーであれば、その開始時刻に間に合うように、電車を乗り継いで、そして下車した駅から会場まで歩いて・・・ということがない。例えば、18時半開始であればジャストタイムでウェビナーは開始される。そう、交通費も使わない。そして早すぎたからと近くのカフェで飲むお茶代もカットされる。最近はZOOM会議ウェビナーが多く、不思議なもので、その生活にも慣れてしまった。無駄がないといえば確かにそうである。

しかし・・・ふと・・・

路地裏をウロウロしてはいろいろな発見を喜ぶ自分としてはその感覚さえ「過去」となった気がする。路地裏で「あっ」と衝動買いをする事もない。また、後から笑い出してしまうほどの面白い人々と出会うこともない。秘密にしておきたいような店も発見しない。・・・嫌だなぁ

目に見えないウイルスとは・・・現代だから現代の技術でやっていけるが、タラレバはないにしろ、少し前だったら完全にお手上げの自分を想像する。社会生活さえストップだ。

日々のそんな時の流れに、いずれは歴史に刻まれる時に生きている自分を見る。〝恐竜〟でいては生き延びる事が出来ないな。

うっとり・・・

2020 年 6 月 26 日 金曜日

整理整頓していると結構膨大な量の絵ハガキが出てきた。メールが日住生活の術になってからというもの、実に絵ハガキにしても手紙を書かないことが多くなった。漢字もかなり忘れている。メールで作る文書はパソコンがいくらでも変換してくれるが、手紙の場合は忘れた漢字はかなり努力しないと出てこない。

膨大な量の絵ハガキ。先ずは「四季別」に。そしてその他は「雑」として分類した。植物は特に難しい。旬を知らないと分類できない。「雑」を見ていると・・・・心の中で弾けるものがあった。

エメラルドグリーンの海、どこのでも広がる砂丘の風紋、砂漠の真っ赤な夕陽、海深くに棲む生物、星雲・・・

なんてすばらしいのだ‼と思い、3枚選んで、額縁に入れて、仕事のデスク前と、デスク上に置いた。多分・・・なかなか行けないだろうが、この写真を撮ったカメラマンの視点にたつと涙が零れるほど感動する。地球の風景の美しさは掛け替えのないものだということが分かる。

ああ!旅がしたい!

締め切りとかメールの返事とか何も考えなくていい時間の波に乗って・・・旅がしたい。

コロナウイルスを甘くみてはいけない

2020 年 6 月 22 日 月曜日

この週末はかなり人々がどっと繰り出したようだ。

「ストレス発散でーす」とか言っているけれど・・・

 

コロナウイルスに感染して、入院、治療。その後、無事に陰性になって職場復帰したものの今までとは異なる。体力が回復しない、現場に戻れなくなっている・・・という医師の証言を聞いて、何とも「闘えない無力さ」をコロナウイルスに対して感じてしまった。医師は「もう救急の場にはまったくいられない」と日々の息苦しさの後遺症について語っていた。

 

誰もが「私は大丈夫!」と思う

思い続ける

もしや・・・と不安に思っていても

「私は大丈夫!」と思うようにするのだ。

 

圧縮袋にちょっと穴をあけた瞬間に

袋はとめようもない姿となっていく

なにか似ている・・・

 

たとえコロナウイルスのワクチンが出来ても

また新しい感染症に人類は出会い続けるのだろう

 

「感染症」の歴史をみればどれだけの人々がいかに無力だったか!

 

記念すべき2020年の夏至・・・日食が見られる

2020 年 6 月 19 日 金曜日

6月21日は夏至。「1日のうちで昼が長いんでしよ」とはいっても今年の夏至は部分日食が日本全国で見られる、そんな貴重な夏至なんです。これはなかなか凄いこと。なんと1648(慶安元年)つまり、徳川家光が将軍の頃以降に、日本で夏至の日に日食が起こったことはないのです。ああ!記念すべき日ですね。

梅雨なので、天気がどうなるかは分かりませんが楽しみひとつ増えました。

 

 

いよいよ梅雨いりです

2020 年 6 月 11 日 木曜日

今日もじっとりと蒸し暑い一日でした。

外出先で「息苦しい・・・」と思うのはしかたないです。

蒸し暑い中、マスクつけて歩いているからです。

 

今年の梅雨は蒸し暑くそして、雨の量が多いとか。

悩んでいてもしようがありませんが・・・湿気に本当に弱い。

踏ん張って蒸し暑さと闘うしかない。

コロナウイルスに感染し、治っても、肺の回復状態が芳しくなく、その後、息苦しさのため、数歩しか歩けないなど、たとえ陰性になったとしても酷い後遺症に苦しんでいる方もいると聞いた。

 

今、ウイルスが終息したわけでもワクチンが開発されたわけでもない。

キャッチフレーズのような「音」に騙されたり浮かれてはいけない。

気はしばらく引き締めていかないとならない。

辛いんだよ・・・辛抱って。

 

少しずつ・・・少しずつ

2020 年 6 月 4 日 木曜日

少しずつ街が〝回復〟している感じである。

店舗も開店し、百貨店、映画館、博物館も。

しかし・・・

病院はどこもピリピリ。

例えば「今、紹介状ないと」など。

考えれば、当たり前の事だと思う。

院内感染と言葉では簡単に言うけれど本当にただただ怖い。

目に見えないものの恐怖。

ただ打克たないとね。

心身ともに克つためには冷静で強くなること。

 

自分の強みそして弱みも書き出してみるとよいと思う。

昔の功績とか肩書とか一旦忘れ

今、自分にできる事・・・書き出してみるとよいと思う。

夏と言えば?花火ですが・・・

2020 年 6 月 2 日 火曜日

新型コロナウイルス感染拡大の終息を願い、全国一斉に「悪疫退散祈願」の花火が打ち上がる!これは全国の花火業者が立ち上げた「全国一斉悪疫退散祈願 Cheer up!花火プロジェクト」の企画である。それにかかわる花火業者は全国で163を数えるという。とくに「三密」防止のため、打ち上げ場所、打ち上げる花火の種類は発表されていない・・・というところがなかなか良い。

やはり日本の夏の風物詩といえば花火。

これも今までの生活の中では「当たり前」だったが、今年の隅田川花火大会も中止となると・・・辛い。本当に人込みでぐちゃぐちゃにもまれて花火を見た夜は人生の中でも、かなり貴重な思い出だということが分かる。

花火のルーツは古い。紀元前3世紀の古代中国、火薬の基本となる硝石が発見されてからと言われているが、日本で記録に残る花火の第1号は、それから約2000年後の天正17年(1589年)7月に伊達正宗が観賞したのが最初であると言われている。

慶長18年(1613年)の8月に駿府で、徳川家康に英国人のジョン・セリーヌが、同行の中国人の手で花火を見せたという記録もある。現代むのように、ビルが林立しているわけでもない時代の花火はどんな風景だったのかと想像するだけで楽しい。

そして、花火大会の始まりは「両国の川開き」。川開きとは納涼祭つまり、大飢饉、疫病の流行をきっかけに行われた水神祭が起源となっている。江戸時代初期までは渡し船がメーンである。防衛のために幕府により橋をかけることが禁止されていたからである。

そんな中で、1657年3月2日に、江戸市中の半分を燃やし尽くすので大火事となったあの「明暦の大火」が起こる。多くの犠牲者を出した背景には橋がなかったため火災から逃げることができなかったことも要因の一つ。そして、隅田川に橋をかけることとなり、両国橋が完成するのである。まさに両国は、涼を求める江戸市民に人気のスポットとなっていくのである。

そしてそこに花火が打ち上がる!

「享保の大飢饉」の切っ掛けとして。物価の上昇、そして疫病の流行により、江戸市民の生活は悲惨極まりないもの。多くの犠牲者への慰霊と疫病退散を祈願する目的から、8代将軍・徳川吉宗が両国で水神祭を行い、花火を打ち上げたのだ。当初は20発程度の小規模なものだったようだが、どれだけ江戸の人々の心に響いたかと想像すると涙さえ出てしまう。これが花火大会の起源。

現代人では多分・・・想像もできないほどの当時の大飢饉。そして物価上昇。衛生面だって酷い。どんな時代にもその時代の楽しいこともあれば辛いこともあったと思う。

今は、踏ん張ろう!踏ん張ろう!

そして、花火の美しさと逞しさを心に刻みたい。

 

 

 

雨に呟いてみる

2020 年 6 月 1 日 月曜日

明け方の地震で目が覚めた。

揺れながら・・・首都圏の大地震さん?いつくるのかな?と呟いてしまう。

新型コロナウイルスについても今年の正月など全く知らず。ワイワイしていたニューイヤーだったよね?1月末からのイベントも大盛況だった。

そろそろ関東も梅雨入りか?今日は昼過ぎから雨という予報だった。でも朝からふりしきる。

考えてみれば静かな日々である。これで仕事というならば、「あの時代」の一体仕事って何だったのか?と思う。北海道、九州日帰り出張、羽田について、その後社に戻って会議会議。また夜の会議のあとに、東京駅から最終新幹線で大阪へ。零時過ぎにビジネスホテルに入り、早朝から・・・あれって何だった?

残業時間とかもすごかったよね。新規媒体発刊前なんかね・・・必死必死で過ごした日々。勝ち組負け組って?運動会か?まるで決起集会のようで、いや、決起集会だったな。我々は負けない!負けてはいけない!って。

これからの未来、満員電車が死語になるんじゃないか?オフィス縮小すると聞く。

それに・・・バブル期にお世話になった銀座のママたちには連絡もできない(笑)「ご接待」という言葉もよくらよく考えてみると深い。

 

2020年6月。

誕生月にはまたひとつトシをとる。

外は雨。

雨が降っている。

降りしきる。

雨は地におち、大地を潤している。

樹々の美しさに・・・心がまだ奪われる。

写真

2020 年 5 月 26 日 火曜日

以前、写真の整理してデータをクラウドにあげるという仕事をお手伝いしたことがあった。そのクライアントのお宅に最初に取材に行ったが、その方が今年4月に亡くなったと聞いた。記憶が溢れ出すと悲しくなった。整理した写真は「7000枚ほどあった」という数字を聞いて改めてその数のすごさにおののいてしまった。その方はとても几帳面な方で、学生時代から結婚、そして仕事など人生すべてのシーンがあった。写真の整理はとんとんと進んでいったからこそ、7000枚という数かと改めて思った。

 

時間を見つけて、「あれ?」という袋から膨大な整理されていない写真を見つけて分類を始めようとした・・・すると、もう大変なことになった!顔から火がでそうなほど昔の写真が出てくるではないか!こりゃ参った!と、ざっくりと分けて、またひとまとめにした。

結論!わけが分からない写真は整理というか、破棄してしまったほうがいいかもしれない。いや、破棄がおすすめ。多分「ああ、この感覚か」と思う。

「なんか楽しい思い出だわ」などと言っていられない。そんな写真発見の連続となる。まあ、酒の肴に話も弾むかもしれないが・・・今は自粛!自粛!よくよく見ると笑いがこみ上げる。

それにしても・・・昔の私は若い!(苦笑)

 

留袖をコートにした

2020 年 5 月 20 日 水曜日

実に和服を着なくなった。これも時代のスタイルだろうか。

いろいろ片付けをしている中で、決心。母の留袖を知り合いのデザイナーにコートに仕立てなおしてもらった。「何度か染め直ししていますね」と彼女は言った。とにかく古いのだ。

たぶん・・・祖母そしてもしや?ひいおばあ様の時代までさかのぼっているかも知れない。真っ黒でなくなんとも言えないうす墨色?そして、刺繍が凝っている。

これを、気軽に羽織れるコートとタイ状のストールに変身させてもらった。

羽織ってみた。

なんとも言えない、不思議な感覚。

多分、明治、大正、昭和の風を羽織るんだな。

これを和洋折衷というのか?いや・・・それともまた違う魅力が溢れ出してきた。