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ch11.経済 | ichikoTV - Part 8 ichikoTV

‘ch11.経済’ カテゴリーのアーカイブ

他人事

2020 年 5 月 1 日 金曜日

最近は「躊躇なく・・・」と言う安倍総理の言葉は頭の中をぐるぐる回っている。

さて、既に提出されている「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」。2020年度の補正予算案を閣議決定し補正予算による追加歳出は16兆8057億円で、事業規模は約108.2兆円規模となる。このうち、なんと収束後?に、国内の人の流れや街のにぎわいを創出、地域活性化を図る官民一体のキャンペーン「Go Toキャンペーン」とやらを実施するという。予算として経済産業省に1兆6794億円を計上し、内閣官房、経産省、国土交通省、農林水産省が連携して取り組むらしい。蓮舫さんではないが・・・「Go Toキャンペーンは何?」という感覚。キャンペーン全体で統一的な事務局を設置のうえ、参加事業者を募集すると、まあ非常事態の中で考えることではないたろう!?

 

私は、情報誌を編集しているが、その中で紹介する流通さんの展示会中止の数々。訪れるだけの人間には決して分からない感覚というものがある。展示会等の仕込みの大変さ。それは内容を分かれば分かるほどその中止の大変さと辛さも分かる。担当者から「想像を超えた感染の影響で、中止となり、本当に申し訳ありません」とメールが届く。「お願いです。そんなこと言わないでください」と私は叫びたいほど。どこもかしこも「中止」なんですよ。そう、「延期」といえるその確信が出来ないまま、だいたいの人々が実に宙ぶらりん状態なのですから。

 

小さなことかも知れないが・・・

街にはいろいろな人々が生きている。

 

ニュースである商店街で人気のとんかつ屋の御主人が焼身自殺したと流れた。商店街の中でもアイデアマンの彼は、楽しい商店街イラストマップを作って、人々を集客・動員し、販売促進に努めていたようだ。「明るい人でした」「いつも美味しいとんかつでした」と商店街の人々、そして常連客が言う。東京オリンピックの聖火ランナーにも選ばれ、喜んでいたという。

また、学校が休校になって、給食用に野菜を作っている農家も悲鳴を上げている。すべて破棄されるという。「じゃあ、少し待っていればなんとかなるんじゃないの?」など馬鹿な事を言う人もいるが、次の収穫の為にはどうする?そう「種」をまかなければならないのだ。

給食用のパン屋さんは生徒たちがSNSで呼びかけて、店舗に行き、パンを買っている。卒業生もどんどんやってくる。パン屋のおばさんの目には涙が光っていた。牛乳も・・・花たちも・・・「嘘でしょ・・・」と思うほど、破棄される映像が流れる。

 

リモートがいやにブーム。ある意味・・・テレワーク出来る環境の人々とそうでない人々がいることに「気づいてほしい」。誰とは言わないが「この機会に是非テレワークに」なんて口からでるものかしら?日本の経済を支えている99パーセントは中小企業。来月、そして3カ月後と資金繰りに悩む人々。この5月、6月の様子を考えるだけ手怖い。

多分ね、政治家たちは「現場」は決して見ない。見ようともしない。官僚も然り。すべて然り。多分毎日が「他人事」なのだろうから。

いろいろな参加の仕方があると思うが、「若者たちの応援」に関心があれば是非。

https://readyfor.jp/projects/wakamonokikin

〝街〟の新陳代謝

2019 年 11 月 1 日 金曜日

2019年11月1日、東京建物とサンケイビル等、JR池袋駅前に開業する複合施設「ハレザ池袋」の先行開業式典があった。オープンは2020年の7月。夏はオリンピックで日本中が大いに湧いている頃だろう。

 

先行開業したのは「東京建物BrilliaHALL」。旧豊島公会堂跡地に完成した複合施設である。豊島公会堂は本当にお世話になった施設だ。鮮明に残っている。だからこそそこに立つと本当に不思議な気持ちになる。昔の話だが、新聞社で「夏休み 親子映画会」というのも企画したことがある。そうか!あの時の子どもたちももういい大人になって「親」になっている人々もいるのだろうな。そう思うとますます不思議な気持ちになる。

 

よくあるドラマなどのSTORYだが・・・武将がもしタイムマシーンでこの地に出現したら・・・と思うと妙な胸騒ぎがする。

何層にもなっている「土地の記憶」というものであろう。最近は「街づくり!街づくり!」と躍起に、そして活気あるウエーブで攻めてくるが、まさに土地の新陳代謝なんだろうなって思う。

 

計算は何と3分20秒・・・?

2019 年 10 月 25 日 金曜日

詳しい事は分からないのだがただただスゴイ!と感動する話が多い。

アメリカの大手IT企業「グーグル」などの研究チームが10月23日付けのイギリスの科学雑誌、「ネイチャー」に、量子コンピューターについての論文を掲載。従来のコンピューターをはるかに上回る性能を持つことを実証したという。これからの話は全く意味不明なのだが・・・開発したプロセッサーを使い乱数を生成する問題を計算させたところ、従来のコンピューターではおよそ1万年かかるものを何と、量子コンピューターは3分20秒で計算を終わらせたという。呆然・・・計算に1万年かかるという計算をしたこともすごいなぁと思う。

今後は難解な医薬品の合成、そして経済・金融分野への応用などの実用化に向けた期待が高まっているそうである。

このところ、ほーんとうに眠れないほどに脳が熱くなっていたので、こうした明るい未来を考えるだけで上質な睡眠とともにいい夢がみられそうである。

 

台風19号 関東上陸へ

2019 年 10 月 11 日 金曜日

10月11日(金)18時現在、台風19号はかなり大型で強力で日本の南を進んでいる。なんと風速25m/s以上の暴風域は直径が650kmだと。

テレビ二ユースでみる台風の目?とやらのあまりにもくっきりしていて、何か不思議な気持ちになる。「本当なの?これ」という感じで。あまりにも巨大で、関東から近畿までをすっぽりと覆っている、そんな大きさである。

12日(土)夕方から夜にかけて関東や東海に上陸する予想で、「れまでにない記録的な暴風や大雨に厳重な警戒が必要」と言っている。「これまでに経験したことのない強力なもの」とまで二ユースが流れる。それって何?一晩、眠れなかったあの台風21号より強力ってことかしら?もう想像も出来ないな。

 

飛行機そして新幹線、大半の鉄道がとまる。ディズニーランド、百貨店、外食産業等、続々と休業へ。また゛私たちはこの麻痺状態の怖さが分からないのかもしれない・・・

2019年ノーベル化学賞受賞 

2019 年 10 月 9 日 水曜日

快挙!

スウェーデン王立科学アカデミーは10月9日に2019年ノーベル化学賞を、旭化成名誉フェローである吉野彰さんに3人に贈ることを発表。高性能のリチウムイオン電池の開発である。これからのIT社会に不可欠な電源となるだろう。

 

「柔らかなアタマとしつこさ」と吉野彰さん。

柔軟な思考で徹底的に追及していく態度がポイントということだろう。

 

水害列島

2019 年 9 月 26 日 木曜日

都庁の土木課で水害について担当されてきた土屋信行さんの『水害列島』・文春新書から出でいる。

世界有数の自然災害多発地であることが実感される今日この頃である。ゼロメートル地帯が広範囲に広がる東京・大阪・名古屋は危険で、特に危ないのが首都東京という。
現在、南関東で発生するマグニチユード7程度の地震が、30年以内に70%の確率で発生すると予測されているが、東京を中心とする首都圏で、国の政治、経済などが、最大級の被害を受け中枢機能が損なわれる可能性が大であるということとだ。

以前、シミュレーション動画を見たことがあるが、想像もできないほどの状態、例えば、江戸という街がどのように出来上がったかと知るだけでその想像はできる。そして特に地下鉄。一旦あふれた「水」がこの地下鉄内でどうなるか?

 

より具体的な事例、内容に引き込まれる。是非一読をお勧めする。

 

あらっ!どうしましょ!老後不安が蔓延

2019 年 6 月 22 日 土曜日

老後2000万必要!とかその言葉が一人歩きしてしまい、何とも老後不安に右往左往する人の多いことか!クルマの買い替え含んで3000万円などという数字もある。全く「平均値」という意味が分かっていない統計だ!と思う。

そんな話題を集めるなか、老後資金作りの決定版ともいえる1冊が発行された。 

ファイナンシャルプランナーの深田晶恵さん執筆の『まだ間に合う!50代からの老後のお金のつくり方』(日経BP1400円+税です。

 

50代は、お金がかかり過ぎて老後資金が貯められないと言われている。湯水のごとくお金は使えても湯水のごとくにはたまらない(笑)とくに定年前後のお金のことは「知らなきゃ損! 」のオンパレード。まあ、遅かりし・・・にならないように、

現役時代、60代前半、60代後半でやるべきことが書いてある。

■目次

はじめに  老後不安が、かつてないほど蔓延している

序章  今の50代は「お金を貯めにくい環境」の中を生きている!

1章  定年前後に起きる「お金の変化」を押さえる

2章  「貯める力」を高め老後資金づくりを高速化する

3章  効果絶大! 退職金の手取りを最大化するテク

4章  自分にとって「一番お得」な年金戦略を立てる

5章  今すぐ着手! 老後資金を効率的に増やすワザ

巻末綴じ込み付録も。

しかし、結論一つ。

心身とも健康でいることである!

 

堺屋太一さん どうぞ安らかに

2019 年 2 月 11 日 月曜日

今では誰でもが使用している「団塊」という言葉。「団塊の世代」の名付け親であり現在の内閣府である経済企画庁長官を務めた堺屋太一さんが2月8日に亡くなったとのニュースを見た。

当たり前のことであるが・・・ああ!人にはやはり「命」というものがあり、そしてそれぞれの「寿命」というものがあるんだと思った。

1985年、「知価革命」を貪り読んだ。まさにバイブルのように新しいパラダイムの到来、まさに知価社会について考えた。

当時、勤務していた会社でのメディア戦略について日々、考え続けた。「これからは知恵を使え」「知恵の時代だ」!と駆け巡った。

今では古びた歴史でしかないが、当時、フリーべーバーの先駆けという存在の強みと追従してくるものの恐怖感にも似た感情だった。しかし、いつまでも安穏と守られてはいないのだ、そんな世界だった。この1985年から1989年あたりの空気感が未だに蘇ってくる。様々に考えに対して「革命」の使命のような挑みをさせてくれた。

今、昔とは比べられないほどに社会がものすごいスピードで変化していく。しかし、そんな中、どんなことにも真っすぐに向かっていくそんな姿勢を身に着けることが出来た時代だった。紛い物の世界に身を委ねたら、そのまま霧散していたに違いない。いや消失してしまったと思っている。

勝った負けたなんて🎵・・・そんな歌謡曲もあった。しかしあの時代は「決して負けるな!勝ち組になれ」それが目標値だった。だからこそ、その「知価革命」という革命を理解できたのかも知れない。

あの日の情熱が記憶に再度、刻まれた!

堺屋さん、安らかに・・・

広告のある生活

2019 年 2 月 2 日 土曜日

朝からフジサンケイ広告大賞の一般審査に出席した。ラジオ、テレビ、新聞、雑誌と活字や電波などのまさにメディアミックスの中で何を読み取るか?限られた時間内の勝負である。ここでも冷静さが要求されるのだ。ある意味「キャー!好き!」という反応とともに冷静な分析力か?

大学卒業してからメディアの世界の長くいたのでどうしてもある観方が抜けない。日々広告の世界を見ていたからだ。好き嫌いの世界でなく驚くほどの経済効果があった、そんな時代があった。

久しぶりにラジオ広告を聞きながら、中学生の時に読んだマクルハーンのマーケティング理論のあのハッとして感覚が蘇った。10代全般のあの生意気な自分を貫いた理論だった。鮮やかだった。

日々、情報の氾濫の中で、ただただ浮草のように漂い、別段被害もなければフェイクニュースにも鈍感になっている現代人。指摘すれば開き直り「何か?」とまで言う。いや言わない、言えないほどに情報たるものが何なのかも分かっていない・・・のではないかと。

某建設会社のあるラジオ広告を聞きながら、涙が滲んだ。長い歴史の中で人々の声、呻き、呟き、溜息、歓喜がきこえるようで、長編映画を見ているような数秒間であった。

大賞の結果は4月ごろの予定だ聞いた。まあその結果がそのものが「現代」なのであろう。

人々が生きている限り広告は消えないな・・・そう思った。生活の中の広告というより広告のある生活なんだなぁと。

 

豊島区の勢いが止まらない!そんな中ペンギンケーキ(笑)

2019 年 1 月 7 日 月曜日

本日は豊島区の新年の名刺交換会。少し早めに会場となる「ホテルメトロポリタン」に入ったが、出席者がなんとぞくぞくと2000人を超え、会場に入れない人々もいたという。アート・文化というキーワードで2019年は豊島区の勢いが止まらない!

終了して、数人で喫茶へ。JR東日本のペンギンをかたどったケーキなど注文してしまう!南極から東京にきたアデリーペンギンちゃん。珈琲を飲みながらなんか和む・・・・