テレワークとやら・・・
ある技術者は「集中って意外と疲れますなぁ~ハッハッハ」と意外と明るく言う。
「なんか、話し合っているうちに気づくことって多い」とリモート会議が続く人が言っている。そう言っても「分析」中心の仕事は片付いていくものらしい。
しかし・・・
しかし・・・
何かが違う!と思って気が付いた。
編集者って、今はきつく「ダメ」と言われている、所謂「濃厚接触」が必須だということ。
特に、突っ込んた取材敢行ともなると、時には酒の力をかりて探り出すということも必要な業種なのだ。
歴史年表睨んで・・・また、分厚い文献に目を通しながら「コラム」などの執筆は可能範囲であるが、どうも、本来の自分の動きとは違う。最も「ダメ」な「超濃厚接触」から得られることが多い。取材で得たものは「戦利品」。これをどれだけの知識と知恵で調理していくか?という意外と力のいる世界なのである。
会話は必要。
そして「対話」だ!
そこには想像力も働かせ、そして時には推論もしていく。
しかし・・・今は全く無理だ。
意外と根っこが真面目なところがあるので、「外出禁止」と言われるとそれを守る。
「破ってやる!自分の意思に従う!」という青春時代のエネルギーは現在枯渇している。
しばし、思索の道もいいかなと・・・想いながら進むか。
いつもは気が付かなかったところで美しい桜を発見!
今、いろいろ考える。思い出す。とんとんと進んでいること、進んでいたことがふっとストップ!状態となると人は本気で考えるのかも知れない。そうだ、17世紀に再流行したペスト。ロンドンを恐怖のどん底に陥れて社会を大混乱させた。中学生の時に「あっ・・・」と思ったアイザック・ニュートン。彼もその時代を生きた人物であり、学校が休暇となり、故郷に帰ってのんびり思索にふける日々の中であの万有引力に気づいたと昔、何かで読んだ記憶がある。ペストはその後も世界中に拡大し続け、近代ヨーロッパが幕を明けることとる。神学者でもあったニュートンは思索にふけった、その姿を想像した。これまた当時、私の頭の中は万有引力で固まってしまった。




