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夏の日が過ぎ・・・

まあ、なんと申しましょうか・・・

自分の力ではどうしようもないほど

まるで荒れ狂った海に投げ出されたような忙しさでした。

9月15日が終わる頃、連絡をもらいました。

入院されていた俳句の師匠が息を引き取られたと。

リハビリを始めて・・・の出来事だったらしいです。

脳出血といっても現代の医療だったら、蘇った人々もたくさんいます。

・・・というのにと思うと、「何故」という言葉しかありませんでした。。

ショックの楔が、ぎぐっと音をたてて心に打ち込まれました。

 

「なんだか、入院なんだよ~帯状疱疹かなと思っていたら、どうも違うらしいよ~」

入院した直後、そう病室で言っていた不安げな姿を思い出しました。

そして、なんと二か月間です。

 

とても几帳面な先生でした。

締め切り日については特にきつく仰いました。

 

俳句仲間に「検査入院します」とメールをだしたあの夏の日が過ぎました。

私たちに日本語の美しさを沢山教えて下さいました。

有難うございました。今は、ただただ感謝です。

どうぞ、芝田先生、安らかに。

 

 

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