昔、大人たちが騒いていても子ども時代は、それほど感動しなかった。
しかし、今では「実に綺麗!」と思う季節になった。
「躑躅」という漢字を確か、教科書で見た時に不思議な感動に包まれたことがあった。あの時は「何なの?これ」って感覚であった。
昔、中国で毒性のあるツツジを羊があやまって食べ、もがいて蹲まってしまったところから「躑躅」になったようですが・・・クイズに出題されそうですな。
記事を書くとき、たとえ「躑躅」であっても「ツツジ」と表記する時もあった。「やはり躑躅がいい」とあたまの中は駆け巡ってもだ。
山手線のホームからその美しい躑躅が見える駅がある。電車に乗ると、窓には切り取られた躑躅はまるで絵画のようだ。
もうすぐ初々しい夏も到来だ。