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原爆忌

蝉が鳴いている。

毎年暑い夏はやってくる。

夏を迎える度に、私は魂が騒ぐ。とくに「としまの記憶」をつなぐ会というNPOへを立ちあげて、語り部のおひとりおひとりから、かけがえのない記憶をインタビュー、動画収録という作業をしてからは、自分の知らない過去の当時の光景、人々の様子、そして空気を想像しつづけている。だから思いがより強くなってきている。

今年もまた1945年8月6日には広島市、同9日には長崎市に原子爆弾が投下されて。73年という時間が過ぎた。広島では十余万人、長崎では7万人を超す死者が出て、被爆者たちは今もなお苦しんでいるのだ。忘れてはいけないのだ。

戦後71年が過ぎた時、初めてアメリカの現職大統領オバマが被爆地、広島の地を踏んだ。広島平和記念公園、アーチ型の慰霊碑の先に原爆ドームが見える。それは被爆の悲惨さを目の当たりに伝えるものである。

しかし、 慰霊碑から原爆ドームが見えるのは、偶然の産物ではない・・・ことをご存知だろうか?。

そこにはある日本の建築家の強い強い意志が込められている。彼は取り壊しが検討されていた原爆ドームを今なお私たちに「決して忘れてはいけない!」というシンボリックなものと位置付けたのだ。その人は建築界のノーベル賞と称される、プリツカー賞を日本人で初めて受賞した世界的な建築家だ丹下健三だ。まだ、被爆の恐れが・・・と言われていた時。丹下は被爆地にたち、「悲惨な戦争を想起させるものは復興にそぐわない」「役に立たない」とさんざん批判を受けながら、慰霊する空間を作り上げた。そのことも私たちは忘れてはいけないことだと思っている。過去は人が忘れるということとは違って決して消えない。

 

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