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過去という幽霊 | ichikoTV ichikoTV

過去という幽霊

今年は12月22日が「冬至」である。人間に脱皮する時があるのであれば、この時である。「冬至」は「陰極まって陽兆す時」。つまりこれ以上夜が長くなることはない時。太陽の勢いが強くなりはじめるというタイミングの事である。この時に脱皮しないと大変なことになる・・・と。

大きく、深く息を吸い込んで新しい年を迎えるのが良いそうだ。しかし、こういう時期は過去にしがみつくいわば幽霊のようなものに人は縛られる。つまり、過去のことや未練といったもの。未来が見えてくると、日が昇る前にあがくらしい。こんな話を聞くと何故か、ドラキュラを思い出した(笑)

いよいよ冬至が過ぎれば1月が来る。1月は「丑」月。つまり時刻でいえば、「丑の刻」のこと。「丑三つ時に幽霊が出る」というようにその未練といった幽霊を捨てて、一歩踏み出さないとならない時期。

そして、2月3日の節分には「鬼は外、福はうち」と言って豆をまく。2月4日はいよいよ「立春」となり脱皮した人は新しい一歩を踏み出すわけ。

 

 

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