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12月, 2018 | ichikoTV - Part 2 ichikoTV

2018 年 12 月 のアーカイブ

運命の一年 その實相を描く

2018 年 12 月 15 日 土曜日

いやあ~本当に師走は師走! (笑)

走り回っている!(笑)✕2

 

さて、今年の冬休みは鳥居民さんの『昭和二十年』シリーズを読むつもりでいる。未曾有の試練に見舞われた太平洋戦争最後の敗戦の一年である。

昭和二十年の1月1日から12月31日まで、天皇、政府要人、軍部、そして一般の人々まで、日本の社会がどのようの動いていたのかが書かれてあるノンフィクションである。

重臣たちの動き、女学生の勤労動員と学童疎開、東京・横浜の焼尽と壊滅、本土決戦への特攻準備。第13巻はさつまいもの恩恵である。記憶の遺産のインタビューでも二度と食べたくない!と言い切った語り部の方々が多かった。しかし、その時代の人々の命を繋いだのは「まずい!」と言い切るほどの発育不全のさつまいもであったことを知った。

史実として、「知ること」の大切さであろう。著者・鳥居氏は2013年に急逝され、未完で終わっている。しかし、第13巻までのエピソードに関しては昭和史を考える価値あるものである。幸い文庫本であるので、温泉地にも・・・と思っている。

 

 

ゲノムが決める!健康法

2018 年 12 月 14 日 金曜日

「最適な健康法はゲノムが決める!」ということで、某クリニックで遺伝子検査を勧められた。けっこうな費用が「今回は無料でいい」ということだ。多分、10代でこんな話を聞いたらホイホイ受けていたと思う。「遺伝子調べたい!」と。

しかし、今の自分は遺伝子の分析などしない。人は寿命というものがあると思うし、何か自分のいい点、ダメな点がもうだいたいわかっている・・・つもり。

それに聞いてびっくり!。そのクリニックでの対応はロボットさんがしてくれるらしい。ロボットさんが人間の遺伝子を調べて分析して「健康法」を教えてくれる。まるでSF小説を読んでいる気分。

過去という幽霊

2018 年 12 月 14 日 金曜日

今年は12月22日が「冬至」である。人間に脱皮する時があるのであれば、この時である。「冬至」は「陰極まって陽兆す時」。つまりこれ以上夜が長くなることはない時。太陽の勢いが強くなりはじめるというタイミングの事である。この時に脱皮しないと大変なことになる・・・と。

大きく、深く息を吸い込んで新しい年を迎えるのが良いそうだ。しかし、こういう時期は過去にしがみつくいわば幽霊のようなものに人は縛られる。つまり、過去のことや未練といったもの。未来が見えてくると、日が昇る前にあがくらしい。こんな話を聞くと何故か、ドラキュラを思い出した(笑)

いよいよ冬至が過ぎれば1月が来る。1月は「丑」月。つまり時刻でいえば、「丑の刻」のこと。「丑三つ時に幽霊が出る」というようにその未練といった幽霊を捨てて、一歩踏み出さないとならない時期。

そして、2月3日の節分には「鬼は外、福はうち」と言って豆をまく。2月4日はいよいよ「立春」となり脱皮した人は新しい一歩を踏み出すわけ。

 

 

高崎義一さんのセミナーに参加

2018 年 12 月 12 日 水曜日

高崎義一さんのセミナーに参加した。今年のはじめ、「キズナジャパンの高木というすごい男がいる、しかしなかなか会えない」と先輩が言っていたのをずっと覚えていた。だからこそとんでもなくチャンスだった。

今や、電子マネーの時代が到来している。多分、数年後には世界はとんでもなく変貌していることだろう。銀行の口座を誰もが持っているのは「当たり前」で過ごしているが世界でせは20億人の人々がそれを持っていない。私たちはそんなことも知らないのだ。

そんな中で、高木さんは各国のトップリーダーに仕掛けをしている。勿論、日本でも首相官邸で話をしている。例えば「電子マネーで給与支払い」が始まったら想像を絶する大きな経済変化といってもピンとこにないが、実に飾らない人柄で、一つ一つを丁寧に話してくれた。描いていた人物像のイメージがかわった!

しかし、ご本人からのプロフィルを聞いて驚いた。

大阪で30歳まで板前をしていたという。その後40歳までモスバーガーに勤務。しかし、1995年の阪神大震災で3店舗被災し、経営難に陥り閉業ということになる。なんと借金から借金。貧困を経験し世の中の観方がかわったそうだ。そして、1995年にキズナジャパン株式会社設立。店舗用勤怠、給与システムの販売事業開始となる。1999年には、日本初クラウド型人事、勤怠、給与サービスを開始して、これがソフト化大賞受賞する。2008年にネットカフェ難民救済のために給与をいつでも自分の操作で振り込めるサービスを無料で開始。2015年に世界の金融難民20億人にリアルタイム給与支払いサービスを無料で開始。ドレミング株式会社設立(日本法人)を設立。世界6カ国に会社設立している。利用人数り目標は5億人!を目指している。

セミナー終了後は仕事仲間とビジネス展開について話し合う。

しかし、自分は知らないことが多すぎる!

 

チャリテイーディナーショー なんと今年19回目

2018 年 12 月 11 日 火曜日

2000年の5月に「神楽坂女声合唱団」が設立した。料理研究家の小林カツ代さんが動物チャリテイーをコンセプトら「この指とまれ!」と仲間を作った。団長・小林カツ代が「今年の12月にチャリテイーディナーショーをします」と言った時、声をかけられ集められ、その日、オペラシティの会場で初めて出会った団員たちが皆どよめいた。あの夜のあの時の空気感は未だ忘れることは出来ない。

2018年。今年は何と19回目のディナーショーが12月22日(土)に実施される。19回目と口では簡単に言うが、これはなかなかすごい。

今、私はこの合唱団の20周年史を編集しようと動いているが、多分この時を逃してはならないと直感で分かるのだ。人とは年をとるものだから。「今」という時間はどんどん「過去」になっていくからである。分かっているようで忘れる人が多いが命あってこそ「未来」を語ることが出来るのだ。

継続とはやはりこの「時」が経ってみると力であることが分かる。

それに、長時間に耐える体力はしばし培っていかないとならない。

・・・そう言っても本番の12月22日まであと少しだ!

詩を感じた朝

2018 年 12 月 11 日 火曜日

 

 

急に寒くなったある朝のこと。

急に西脇順三郎の詩が読みたくなった。

それはまるで乾いた喉に一杯の水がすっと流れるような久しぶりの感覚。

理由は深く考えない。

本のベージを捲る。

「失われた時」

長編詩だ。

文字たちは心にすっと染み込む。

言葉の美しさに数分、酔いしれる。

 

4万人から4人を特定したSNSの世界

2018 年 12 月 10 日 月曜日

今年のハロウィーンの時、10月28日の未明に渋谷のセンター街で横転させられた軽トラックの上に乗る若者たちの映像が流されていた。暫くは顔にはぼかしが入れられていたが、このところしっかり顔も姿も、そしてどこの誰なのか?名前も職業も判明した。

これまでだったら人波でごった返すセンター街で軽トラを横転させ、調子に乗って軽トラによじ登り、上で跳びはねる若者がどこの誰なのか?分からなかったのではないかと思う。

警視庁がなんと4万人を超える群集の中から、「リレー方式」による防犯カメラの映像解析などをもとに今回の容疑者4人を特定したというのだから驚いた。4万人の中の4人をズバッと特定したのだ。

防犯カメラだけでない。SNSの分析による特定である。決め手となったのが先の防犯カメラと現場にいた人々のスマートフォンの画像ということだ。容疑者とは関係ないだろう一般人が「おお!」とばかりスマホで撮影したのだろうが、これが、どんなにすごい分析をしてしまう材料になっていたということだ。

SNSはその人の行動分析までしてしまうらしい。この恐るべしネットワークというか・・・聞けば聞くほど・・・唖然。ICカード乗車券の履歴、そして聞き込みの情報とも組み合わせ、路上から駅へそして容疑者の自宅まで辿り着くらしい。特殊部隊の手にかかれば数週間で判明していたらしい。ドラマではない。現実社会の話である。プライバシー侵害という面もあるだろうが、このSNSの情報社会では抑止力にはなるのだろう。

新しい街づくり  そして人々が集まり・・・

2018 年 12 月 9 日 日曜日

先般、新駅が「高輪ゲートウェイ」に決定してからというもの、賛否両論いろいろ飛びかっている。「高輪でいいじゃないか」という人も多い。これまでの駅名の文字数から考えれば「高輪」もいいが・・・。

しかし、新駅とともに新しい「街」というものが形成される時なんだろう!と思う。多分、決定した最初に感じた違和感はそうなんだろうなって・・・。

高輪大木戸跡というものが国道15号の泉岳寺交差点の北東側に位置している。昭和3年に、国の史跡に指定されているものだ。宝永7年に東海道から江戸府内の入口として、また南の出入口として設けられた大木戸の跡である。こうした交通遺跡を見ると、時空を超えてしまいそうになる。

何も考えずに、駅名が好きだ~嫌いだ~と言いあうんだろうなあ。暫くはワアワアと言っているうちに慣れて、そのうちに、オシャレと言われる街が出来て、土地の価格はそれなりに上昇して、そこがまたステイタスとなってシロガネーゼのような「新語」が生まれていくのだと思う。さて、当初、私は「芝浜」という駅の名前も考えたが、これではあまりにも落語が聞きたくなってしまう!(笑)

そういろいろと考えると、まあ、人生って生きているといろんなことがありすぎる。小学生の時に科学技術館で三田「未来の生活」というものは現在既に超えている(笑)全く想像もできない世界がくるのだろうが・・・

ただ一つ。是非とも新しい駅が出来て、新しい街が出来ても、そこの「記憶と歴史」については残しておいてほしいと思う。そうでもしないと人々は知らないままで、何も気付かないままたろうな。

 

 

AIの世界

2018 年 12 月 8 日 土曜日

先般、乗車したタクシーの運転手さんが「タクシー会社には三カ月前に転職したばかりですよ」と話してくれた。そして以前、彼が勤務していた有名なアパレルの会社では余りにも転勤が多く、思い切って家庭の事を考えてタクシー会社に転職したという。タクシー運転手としての勤務時間は長くても、家族の為には環境は改善されたと言った。「辞める時に言われましたよ。店長であれば、いい給料でしょうにとね」そして、日本全国回りましたよと苦笑いしていた。そして「いずれ、AIか何かで私たちの仕事もなくなってしまうんではないですかね?失業か・・・」と苦笑いをした。

 

なんでも北海道大学開発のAIの一茶くんが1秒間に約40句のペースで俳句を詠み、俳人グループと競ってそれなりの勝負をしているといるそうだ。

「悲しみの片手ひらいて渡り鳥」・・・なかなか良い句だ。一茶君!やるねぇ~!

最近、このAIの進展と活用がどんな社会を作っていくのかを考えると妙な不安にかられる。予想もしない世界というか・・・。こんな心配を言うと「バッカだなあ。それを扱うのは人間だよ!よく考えろよ!」と必ずこのノリで返される。しかし私は、ここまでくると具体的なイメージが出来上がるのだ。

日々の電車の中で、街中で・・・スマホばかりに喰いついている人々。老若男女が本ではなく、新聞ではなく、スマホに喰いついている。食事しながらも見入っている光景がある。それは「いいかげんにしろ」と叫びたくなるほどだ。ゲームなどに夢中でいる彼らは完全にスマホの虜である。依存して洗脳されている。しかし、そんな一秒一秒が個人をデータ化しているのだ・・・と思う。

全世界で800万部突破の『サピエンス全史』と『ホモ・デウス』著者、ユヴァル・ノア・ハラリさんは「AIが人間の能力を上回る分野が増えるに連れ、何十億人の人々が失業者になるおそれがある」と言う。且つ、遺伝子工学、そしてAIといてうものが地球規模で人々を「エリート」と残り大半を「無用者階級」に区分する時代がくるのだ。そう、無用!いてもいなくてもいいよという区分だ。

そうなれば、本当に人間のメンタルの「危機」が到来するだろう。人生100年時代~なんてうかれている場合でないのだ。

人はますます学び続けなくてはならない。与えられたものに充足しているばかりでは駄目であるということに気付いてほしい。常に何故と「疑問」を持つことだ。そうでなければ今後、未来の人々は病み続けると思う。

通じない「スマホ」

2018 年 12 月 6 日 木曜日

夕刻に友人と情報交換の為、某駅の改札口で待ち合わせをしていた。この日はたまたま行く店の予約・指定もしていなかったため。珍しく駅の改札口での待ち合わせだった。「場所」と「時間」が分かっていたからそのまま出会えた・・・が、友人が「全く通じない!」と慌てながら現れた。「ちょっと・・・」というと、すぐさま駅前のモバイルショップに入った。私は「なんのこっちゃ?」であった。

この夜、ソフトバンクが通信障害により携帯電話サービスの利用ができない、利用しづらい状況が発生していたのだ。発表によると障害の発生時刻は13時39分ごろで障害は18時4分に解消されたと発表を後からみたが、その時はわけわからない状態だったのだ。駅前のそのショップには続々と「繋がらない!」「おかしいんです」という人々が続々来店していた。なんでも交換設備の不具合が原因で、その影響が「全国」に及んだのだ。

私の携帯を使って仕事関係へ数件へ連絡をする。その簡、この〝世界〟の脆弱さをしみじみ感じていた。当日、スマホ決済も滞って全国でいろいろクレーム、問い合わせがあったようだが、コード決済の脆さが怖いほど。

スマホを落としただけで厄介な事件が発生するある意味ホラーではない怖さの映画は二時間程度で終了するが、機能しないスマホをどんなにいじっても時間ばかりが過ぎて行く。

友人も私もがソフトバンクで、もし、「当日電話する」と時間が指定されていなかったら・・・多分この日は、電話もかからない、メールも届かないままで終わっていたに違いない。

もし、重要な「もの」「こと」を抱えていた場合、電話が通じない、決済出来ない!では終わらないだろう。案の定、あとから二ユースで知ったが公衆電話に長蛇の列だったらしい。

「これから・・・どんな社会になるのだろう?」とただ漠然とした不安が過っていった。