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『サル化する世界』を読む

マスクがないよ!と困っていたら、なんとティッシュペーパー、トイレットペーパーが完全に買い占め運動?が始まっているようだ。

今日、耳にしたのは「お米がないですよ!」と「米?」と聞き返したほど。そして「次に来るのは水です!」と聞いた。「水道の水じゃないですよね?」と聞くと「スーパーやコンビニの店頭からいわゆるミネラルウオーターがいずれ消えますよ」と言う。ややや・・・その事を言っている人の顔が怖かった・・・。

 

そん中、内田樹さんの『サル化する世界』(文藝春秋)を読む。

彼のいう「ポピュリズム」とは・・・・

「今さえよければ、自分さえよければ、それでいい」という考え方をする人たちが主人公になった歴史的過程のことである。個人的な定義だから「それは違う」と口を尖らす人がいるかも知れないけれど、別にみなさんにこの意味で使ってくれと言っているわけではない。「今さえよければいい」というのは時間意識の縮減のことである。平たく言えば「サル化」のことである。「朝三暮四」のあのサルである。

 

 

 

 

 

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