東日本大震災から9年経ったとニュースで流れている。あの日、私は東京にいたが、あの日一日のことはすべてしっかり覚えている。これほどまでに覚えていることが不思議なくらい覚えている。
2020 年 3 月 のアーカイブ
負けるな!
2020 年 3 月 10 日 火曜日病は気から・・・という言葉があるが、本当にいろいろショックを受け止めてしまうのだろうか?体調崩している人が本当に多い。風邪気味であっても「肺炎ではなかったようです」と連絡が来たりする。
しかし、何とも人々がしーんとしている。
気持ちから沈んでいては本当の病気になってしまうのではないかと心配である。
負けるな!
負けるな!
負けるな!
気配
2020 年 3 月 8 日 日曜日人間は1年間に1000万回の呼吸して、500万リットルの空気を消費するらしい。
空気は「気配」でその「気配」は「時」がつくるそうだ。
風
2020 年 3 月 7 日 土曜日3月6日に「小林カツ代展」に行き、会場内で気配を感じようとしたが、そこにはなかった。
だが、不思議なもので、会場内のデスクの上にカツ代さん愛用の眼鏡、直筆原稿、俳句手帖、そして詩をしたためた小さなノートなどがあった。それを読んだ時にその文字たちに「風」が吹いた。その時「ああ、なるほどね!」と思った。密かに思った・・・。
カツ代さんは自然界に吹く風のように食材を手にし、その「時」の空気に溶け込んで「料理」として表現してきたのだと思った。
その風は溢れ出るコトバをまるで魔法のように「文字」にしていたのかと思った。
私が死んでもレシピは残る・・・小林カツ代展へ
2020 年 3 月 6 日 金曜日
rpt
夕方から表参道に向かう。 小林カツ代展 「私が死んでもレシピは残る」へ行く。会場のギャラリー山陽堂は表参道の交差点にある山陽堂書店(東京都港区北青山3-5-22)の2階にある。この展示会は 2018年、生まれ故郷の大阪で大好評を博したということであるという。。「私が死んでもレシピは残る」というコトバの迫力を改めて感じた。秘蔵写真と愛用品・・・ただただ懐かしい「かっちゃん!」と声がもれそうだ。神楽坂女声合唱団が結成されて何年後だったか、ディナーショーの時の写真もあった。モノクロであるが何かカツ代さんがキラキラキラキラと輝いている。結婚式や日本舞踊の写真もある。お鍋、眼鏡と愛用の品々。いろいろ見ていると思い出すことが多すぎで言葉が出ない。新発見の手帳もある。「神楽坂女声合唱団 20年史」を編集する時に数冊の手帳を拝見し、参考にさせていだいた。そして驚くのは「詩」である!詩人でもあったカツ代さん。
会期は3月14日(土)まで。ただし3月7日(土)・8日(日)休みです。
11:00~19:00(平日)11:00~17:00(土)
問い合わせは 03-3401-1309
トリッキーな風も吹く時こそ冷静になろう
2020 年 3 月 5 日 木曜日トイレットべーパーがなくなる!など諸々。要は思った通りのデマだったようです。そしてティッシュペーパーだ、米だ、水だときちんと考えないで発信したり考えないで騒いで買い占めたりするのはやめたいものだ。ネット販売で、マスクが数万円で販売されているのを見てあきれる。それを仕入れて店頭に置いたというコンビニのオーナーにもあきれた。
琵琶湖にはトリッキーな風が時折吹くと言う。船などがうまく進まないことがあると聞いた。多くの人がその風に迷わされてパニックになりがちだということで、どうしたらうまく操縦できるのか?冷静に考えて進めば、その風を切り抜けることが出来るという。
どうも・・・こんな感じの動きなんだろうって思う。冷静に冷静に。「だれだれが言っていた」とか「ネットにあった」など愚の骨頂。
美味かった!ブータンノワール
2020 年 3 月 4 日 水曜日イベントなどは中止・延期の日々であるが、インタビューだ取材だとこうした類は本当に押し寄せてくる。ぼーっと聞いているだけで「楽しかった」というのであれば気軽だが、いよいよという纏めの段階になると気が張るものだ。トシのせいか、どうも集中力にかける事がある。
某所で取材。少し時間があり、何となく、ゆった~りしたくなりふらふらふら・・・とフランス料理店に入ってしまった。「ランチらしいものは?」と探す。「おお!」とばかりブーダンノワールを注文した。流石に美味い!しかし、しばらくして、ふと「何故?今なのか?」と自分に言い聞かせる。心の底から赤ワインが欲しい。取材前に一杯ひっかけて・・・というわけにはいかない。役所関係者もまた、諸々業界の方々もいる席でと思い、今度はワインと一緒に!と誓って店を出た。
ひな祭りというのに
2020 年 3 月 3 日 火曜日最近は本当に雛飾りをしなくなった。白酒も飲まないし、ひなあられも食べないし。まして・・・「潮汁だけは作ったわ」という方に「すごいですねぇ」と言うくらいだ。本当に行事ものに疎くなったというか・・・なんというか・・・。もっと落ち着いていかないと・・・まずい。
『サル化する世界』を読む
2020 年 3 月 2 日 月曜日マスクがないよ!と困っていたら、なんとティッシュペーパー、トイレットペーパーが完全に買い占め運動?が始まっているようだ。
今日、耳にしたのは「お米がないですよ!」と「米?」と聞き返したほど。そして「次に来るのは水です!」と聞いた。「水道の水じゃないですよね?」と聞くと「スーパーやコンビニの店頭からいわゆるミネラルウオーターがいずれ消えますよ」と言う。ややや・・・その事を言っている人の顔が怖かった・・・。
そん中、内田樹さんの『サル化する世界』(文藝春秋)を読む。
彼のいう「ポピュリズム」とは・・・・
「今さえよければ、自分さえよければ、それでいい」という考え方をする人たちが主人公になった歴史的過程のことである。個人的な定義だから「それは違う」と口を尖らす人がいるかも知れないけれど、別にみなさんにこの意味で使ってくれと言っているわけではない。「今さえよければいい」というのは時間意識の縮減のことである。平たく言えば「サル化」のことである。「朝三暮四」のあのサルである。