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おお!モナリザ | ichikoTV ichikoTV

おお!モナリザ

ある方がブログ内で、いつもダビンチの名作「モナリザ」について書くことが多い。そして彼はいつも言う。「どう見ても美人には思えないんだ」と一言。おお!それほどにモナリザを見ているのか?と感心する。多分、その方にとっての美人像ではないんだなと思う。

「美人」といってもこれほどにそれぞれの好み、評価が違うものってないな。いわゆる美男子評価もそうかも知れない。それほどにその方は「モナリザ」を見ては、「違うな」「俺にとって美人ではないな」と感じているのだろう。

20代のはじめ、パリのルーヴル美術館でこの「モナリザ」を目の前にした時、正直言って、それほどの感動がなかった記憶がある。高校時代か?教師が「アルカイックな微笑み」と言っていたその神秘ともいえる微笑みを探し出そうと躍起になったが、作品「モナリザ」でしかなかった。寧ろ、背景に描かれている峰の方が気になって仕方なかった。今もそうであるが・・・この名作について、いろいろな本や映像を見たり解説も聞いたが、淡々と対応していた。作品を目の前にした時、身も心も崩壊していくような感動がないのは、「どうしたものだろう」と・・・とも思いつつ。

美人とか美男子の評価は、本当に人それぞれ。この評価だけはどうにもならないな。この「好み」というものが実に厄介な感情なのだ。たとえそれぞれのパーツは完璧であっても「美人」「美男子」と感じない人間って多い。多分、説明しがたい世界があるんだなと思う。よくマスコミが使う「美人過ぎる~さん」という表現が全く理解できないままでいる。どうでもいいことだが。

そうか!

私は何かに感応した時の相手の「表情」に対して、自分が激しく揺れ動く。その表情の積み重ねともいうべき「顔つき」に対して、好きか?嫌いか?がすーっと入ってくる。その表情の裏で蠢くものの考えというのかな。

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