昨夜はあまりにも!美しい月だった。
ふと・・・思った・・・というより次元超えた感覚か?人の人生って本当に本当にドラマチックなんだなと。
このパンデミックともいうべきコロナ禍を経験しなかったら、この次元超えた感覚はアタマを出さなかったと思える。不思議な時間だった。人はどんなに頑張ったったやはり100年だろう。120歳までは可能!という長寿企画のキャンペーンをしたこともあった。しかし、その頃の私は、年齢など全く意識していない日々であり、それに伴う体力もあった。始発の飛行機に乗って、日帰り出張もなんなくこなしていた。年齢など感じなかった。しかし、今は切実な問題として感じている。人には「終わり」があるということ。別段、悲観的に捉えているということでなく、かなり冷静に判断しつつ、それだからこそ人生ってなんてドラマチックなんだろう!と思えるのだ。
リモート会議をしている時は分からなくても、ふっと思い出せば、この事態は大変な事である。過去においては例えば、全国の支局の編集長たちが集まる会合の日時、会場を決める事は難儀だった。ネットワーク会議として、その土地に仕事というより観光も含めて・・・考えて納得できる事だった。しかし、日本においては例えば午後6時からと言えば、皆で討議もできる時代だ。各地の大学の講義だってきける時代である。これこそ「未来に一歩踏み込んでしまった!」ということだ。外国であっても時差の問題は解決できないにしろ、同様である。
秋に某大学の講義があるが、学生たちとのリモート授業ということであると、皆がだいたい遅刻もせずにパソコンの前に集まれる・・・思えば不思議な事。未来に一歩入ってしまったということだな。もう「当たり前」の日常となってしまったが・・・
コロナだったからこそ気づけた事もある。こんなに「接待交際費」という勘定科目が必要なくなってしまったということ(笑)バブル時代真っ最中に、まさに社会生活の渦潮の中にいた時間。そして、新しい世界観?これも思えば実に不思議である!