オリンピックに引き続き、パラリンピックでも感動の渦である。
初出場の宇田秀生さんのトライアスロンは新しい歴史を作った。最後のランでさらに1人を抜き、銀メダルに輝いた。ゴール直後の号泣には胸の奥が痛くなった。
2013年5月に就業中の事故で右腕を切断したという。なんと5日前に結婚したばかりで奥さんのお腹には第1子がいたという。半年後にリハビリで水泳を始めたことがトライアスロンへの第1歩だったそうだ。子どもの頃からスポーツマン。とくにサッカーでは滋賀・水口高では県選抜で1学年下の野洲高・乾貴士ともプレーしたとか。
いろんな気持ちが交錯した。
「一生懸命に食事づくりをしている」という奥さんの笑顔も印象的だった。