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ひとつの選択は次の選択に結びつくということ

ある方から『東京の生活史 』岸 政彦  編集を読むとていいのでは?と勧められて早速注文した。50人が語り、150人が聞いた、東京の人生という内容である。〝いまを生きる人びとの膨大な語りを一冊に収録した、かつてないスケールで編まれたインタビュー集〟とあったが届いて実際に手にしてみるとその膨大さというか、ずっしり感ら驚く。広辞苑の重さ?と単純に思ってしまった。

……人生とは、あるいは生活史とは、要するにそれはそのつどの行為選択の連鎖である。そのつどその場所で私たちは、なんとかしてより良く生きようと、懸命になって選択を続ける。ひとつの行為は次の行為を生み、ひとつの選択は次の選択に結びついていく。こうしてひとつの、必然としか言いようのない、「人生」というものが連なっていくのだ。

その解説にある通り。一人一人の人生のなんと重みがあるものかと。自分の人生も時としてちっぽけだな・・・と思うことしばしば。でも、今、自分がこうして生きていることは、何とも途方もない祖先の連鎖によって出来上がっていることに気づく。

この書籍に向かうには・・・少し気持ちをたいらにして・・・

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