情弱すら騙せなくなった・・・こんなフレーズに・・・
経済評論家の渡邉哲也氏の「メディアの沈没」を読み終わった。
第1章 切り裂かれたメディアのビジネスモデル
第2章 「東京五輪」を裏切った テレビ局
第3章 護送船団の 沈没プロセス
第4章 高市早苗の NHK改革
第5章 新聞はもう死んでいる
第6章 電通弱体化が突きつける課題
新聞社にいた人間としてはいろいろ判っているつもりでも「新聞はもう死んでいる」と言われ速報は遅報となった・・・までは判るがランチェスター方程式の臨界点を突破したとなると口ごもる。「日本ABC協会」の仕事もしたことがあるし、十分に販売数について認識していた。しかし、販売数の伸び悩みの中でも必死に次の未来を考えた。社会に対する影響力まで数値で算出されれば頷いてしまう自分もいる。
しかし沈没とは・・・うまいタイトルをつけたものだ。