サイトトップ

写真のコピー | ichikoTV ichikoTV

写真のコピー

丁度、叔母が亡くなって1か月ほど経つ。息子夫婦たちと一緒に暮らし、その自宅のベッドで夜明けか・・・それこそ静かに静かに息を引き取ったと叔母。老衰とか。享年91だった。人生100年とは言われる中それは静かに眠るようだったといとこが言った。病室でもなく、家族とともに自宅で・・・コロナ禍であり、病室であっても見舞いも厳禁の今は何か心がガサガサする。今はそんな時だ。良かった、叔母は幸せだと思った。

ひとまわり下のおばから、昔々の写真のコピーが送られてきた。若くして亡くなったいとこの写真もあった。彼女は本が好きで、夏休みには本ばかり読んいた。ピアノもうまく、自分で作曲もしていて、よく私に聞かせてくれた。宝塚にも最初に連れて行ってくれた。ある時、アマチュアバンドの演奏に親に内緒で連れて行ってくれた。その後、私が友達と内緒で演奏をききに行き、それを話した時、「だめじゃないの!」と叱られた。想い出が甦った。懐かしさで胸がいっぱいになった。

若い若い叔母の写真。祖父の育った家の前での写真だ。「人生ってね。いろいろ辛いこともあるけど・・・5歳で亡くなった時ほど辛いことはないと思うのよ」と長男を亡くした話を私に言った叔母の表情が忘れられない。

写真はいろんなことを思い出させてくれる。

コメントをどうぞ

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)