ちょっと残った野菜など・・・糠床にはいるとなんて大変身するのだ?と私はいつも思う。日本ならではの糠漬けという食文化。素晴らしさが漲っている。野菜と糠が対話して、化学変化して、その〝時〟を待っているという文化。かけがえのない世界が繰り広げられる。
キュウリ、ニンジン、ダイコン、そして最近はミョウガ。もう、何とも言えない食文化が広がる。
糠は丁寧に丁寧に〝時〟を刻み、そして変化してまた〝時〟を刻んでいく。いろいろな野菜と対話して、対話していく。野菜たちも驚くほどの世界で生野菜としてサラダで登場!する時とはかわって、熟成された世界を知るのだろう。
糠自体も変化する。塩分多すぎの時は新たな糠と出合いそして調和の世界を知るのだ。そしてほどよい糠文化を繰り広げる。あっぱれ!日本の食文化である。