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思い出す にっぽんの鉄道 | ichikoTV ichikoTV

思い出す にっぽんの鉄道

最近は書籍の購入を殆どネットで申し込んでいるのだが、先般、某書店で一冊購入した。『にっぽんの鉄道150年』(野田隆 著・平凡社)である。明治5年10月14日、新橋から横浜間から始まった鉄道の歩み・・・と帯にかいてある。

暫く読み進めていると、なっ‼なんなんだ、この興奮は・・・と思って、どうにも楽しくなってきた。1

ちょうど、10代の終わりから20代のはじめにかけて。夜行の寝台車で一人旅をよくしていた頃の思い出がよみがえる。「なにかあったらどうするの‼」と猛烈に心配する母親、、そして「行ってこい、行ってこい」という父親。今、思い出すと懐かしいばかり。親の気持ちは今になると本当によく分かる。

一眼レフのカメラをぶらさけて、乗り継ぎ、乗り継ぎ・・・。手には「時刻表」があった時代。その土地の風景をカメラにおさめていたな。流れる川。漁港での賑わい。タバコのけむりをくゆらせる漁船のあるじの横顔。素晴らしい光景ばかり。

とにかく夜行列車の素晴らしさは今でも思い出すとワクワクする。目覚めると朝陽が水平線に輝いていた。恍惚とする時間が過ぎていったな。

ものすごい数の書籍たち。その中で一冊、何気にとった一冊。こんな興奮が❢書店に感謝です。

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