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ichikoTV - Part 76 ichikoTV

当たり前の行事であるものが当たり前ではない・・・

2020 年 10 月 16 日 by ichiko_tv

10月末から12月まで立教大学で秋期講座のコーディネートをしている。歴史記憶のthemeで、本夕は「法明寺」の近江ご住職と打ち合わせ。実はこの時期は本来、雑司ヶ谷はお会式で賑わうのであるが今年はお会式は中止である。

今回の講座であるが、学生ともZOOMでの対応となる。打ち合わせ中、「こんなことってあるのかなぁ?」とぼんやり思いつつも、疑問の渦でいっぱいになっても、兎に角、時代の変わり目の潮流にのらないと!と思って進めていく。

お会式について、また「年末年始そして節分もね・・・どうなるか」とご住職が呟く。当たり前に感じていた年中行事が当たり前でなくなっている!という現実に気づくのである。

取材を終えて、寺を出た時は夜の空気はもう冬の寒さであった。

機種変しました

2020 年 10 月 15 日 by ichiko_tv

スマホは持っている。しかし決して使いこなしている!とは言い難い。

「それにしても・・・遅いなあ・・・なんてこった」と思っている時に携帯のショップから「吉田さま、そろそろ」と言う連絡が来た。おっ!すごいタイミングだと思ったが、私のようにぼーっとしているものに対してのアプローチはプロにとってはたやすいことなんだろうと思った。

機種変更へ。

今や2年が機種変更のタイミングらしい。いやぁ・・・そんな・・・と思いながらも5Gとやらに機種変した。

「一体、あなた、何するの?」と自問自答してみたが、調べてみるとなかなか凄い世界が繰り広げられる。ぼーっとしていても着実に未来へ「おいで~おいで~」状態である。

その動きの速さ!

昔々、画像が出てくるまでのあの小刻みな時間と時代を思い出すと、確実に全てが進化している。ただただすごい!と感服。

「いい仕事しなくっちゃ!」と思っているうちにきっと2年が経つのだろうか?(笑)

時は待ってくれないよ!

コミュニケーション

2020 年 10 月 12 日 by ichiko_tv

本日は午後から三遊亭園窓師匠と打ち合わせ。立教大学の秋講座のうち歴史・記憶について。大学の講師・担当者含めてワイワイと話は進む。リモートでない良さが本当に分かる瞬間である。12月の最終では・・・創作落語会でもするか!ということに。落語もたのしんだことのない若者が多い中でさてさて、どんな展開になるのやら!である。日本の文化は本当にヨーッ!である(笑)

「日本人は論理的でなくていい」とは?

2020 年 10 月 11 日 by ichiko_tv

「まあまあ、感情的にならないで~」「感情論は一旦おいといて」など感情は大切になるけれど「あの人は論理的だ」「やはり論理が一番」というように感情より論理のほうがよいね!ということが世間では、ままある。

中央大学教授の山本尚さんが『日本人は論理的でなくていい』(産経新聞出版)を出版した。

武田邦彦氏によれば、「 山本先生は世界が認めるトップ科学者で、ご専門の化学の研究と並んで教育、学会にも大きな貢献をされた。その集大成ともいうべき「創薬」で日本を再び世界一にする大発見をされた。本書はそんな先生の熱意がこもる日本復活論」。

ノーベル賞受賞者たちは全て「日本的感覚の持ち主」ということであるが、それでは「日本的感覚って何?」と思った方は是非一読を。タイトルから発想されることとはちょいと違うことを発見する。

寒い・・・ああ!ぼーっとしていたいよ

2020 年 10 月 10 日 by ichiko_tv

いきなりの寒さ・・・そして台風に大雨。10月10日というと秋晴れ!のイメージが強すぎるため、どうも別の星にでもいる感覚である。ああ!ぬくぬくとぼーっとしていたい!

晴天を予定していれば、「旅にでも行きたいっすね」と言う気分だが、朝からなんやかんやと予定が入っている。しかし朝一からの取材が相手が「体調不良で・・・」ということで突然の延期。「リスケお願いします」とはいうものの、ちょっとちょっと、締め切りが迫っている。心かワサワサする。形容しがたいワサワサ感。

そうだよね、この寒さでは体調は崩すだろうとは思うが、どうもいろいろな感情が交錯する。

昔話ばかり言っていてもと言われそうだが、昔は多少の熱でも体調不調でもこなさなければならないシーンばかりであった。いわば鬼!地獄の時間だ。なんだったのか?とあの昭和時代って何だったの?と今更ながら思う。当時、社長は冗談が占めていると思うが「血反吐はくほどやれ」と言っていたな。今だったら、訴えられるよ。

しかし令和はね、平和に安全に行こう。コロナウイルスの脅威は収まっていないし、やはり人はベストコンディションでなければよいものが生み出せないしね?

 

昼から夕方まで理事会が続く。決めないといけないことが山盛りだ。私にとって秋晴れの気持ちいいイメージの10月10日、心わさわさわさわさ終わってしまった!

台風14号

2020 年 10 月 9 日 by ichiko_tv

私の記憶では10月というのは天候に恵まれた月。スポーツ観戦も芸術鑑賞も旅行も10月は間違いなし!であったが・・・今日9日は台風14号の北上と秋雨前線の影響で、西日本、東日本の太平洋側を中心に雨。量は増えており、四国や紀伊半島、伊豆諸島などですでに100mm以上の雨を観測している。

そして朝から「寒い!」のだ。冬用のコートをごそごそと探し始める。ダウンでもいいかもと思うほどに気温低下している。明日は朝から取材だというのに・・・少し憂鬱である。

 

MESSAGE

2020 年 10 月 8 日 by ichiko_tv

日々、忙殺されているとつい気が付かない事が多いのだが、ふっとあ「場面」になると「おやおや」という状態になる。このコロナウイルスの出現でそれらが如実に露呈していていろいろ気づかなかったMESSAGEを与えてくれる。

対話ができにくい今、「リモート」が当たり前になってきているが、例えば、大学の授業で過去の歴史や文化について調べたり聞いたりすることがあるとき、若い講師であれば「リモート」はごくごく当たり前であるが、高齢の方々にとってははっきり言ってリモートと言われても身近なことではない。

打ち合わせに生身の人間が現れない?!ということに大いなる違和感を感じられるのである。その違和感が不安に拍車をかける。それをこれまでの経験をフル稼働してコーディネートしていかなくてはならない。それが社会生活の中でじわじわとパソコンだ携帯電話だが入ってきた世代の人々かも知れない。

 

自分の事を思い出すと・・・

携帯電話など高嶺の花もいいところだった。一般会社員には「内線」というものがあった。代表電話にかかると電話交換手が内線番号に繋いでくれる。その個人へスポットでなんど役職についていた人だ。会社の重役たちは専用の車に自動車電話があり、それで会話をしていた。

パソコンもいずれは一人に一台か?など言われていた時代もあった。今では誰もが手にしているスマートフォンという世界でなんでもかんでも可能である。

そして、キャッシュレスに伴って現れた印鑑不要論。行方についてもいろいろな気持ちが交錯する。初めて「実印」というものを作って、印鑑証明までの道のり。その実印の保管など緊張は未だにある。それほど実印で事業を失敗してしまった人々もみているからか。

私の友人の翻訳者は携帯を持っていない。「家での仕事がほとんどだから必要ない」と彼女は言う。家の固定電話で、そしてパソコンメールでことはたりてしまうからだと。

たまたまだ!携帯もパソコンも、また人によって必要なのでファックスも保持しているだけだ。あまり好きではないリモートであってもその場にいけないセミナーなどのオンラインはどんなにか助かっているか!

しかし、そんな中で、このところ直筆の手紙に感動している。昔では当たり前だったと思うが、その人の文字や文章の流れに見える個性に感動するばかりである。

 

夢は・・・テレパシーか?(笑)

でも既にあるものだとは思っているけれど。

 

時間

2020 年 10 月 7 日 by ichiko_tv

ある方がご主人の持病で病院に行ったところ、夫婦でPCR検査をして、結果、コロナの陽性反応が出たという。即刻、ご主人は入院で奥様は某ホテルへ行くこととなった。奥様のほうは至って元気。ただただ驚愕。いわゆる無症状での二週間のホテル生活が始まったという。他人への感染防止はもっともであるが、元気そのもののいきなりの二週間生活はやはりきつい。陰性の結果が出て、漸く退院した。人生観が変わったかな?・・・ようだと。順調だった仕事もある部分は整理し、人に任せたという。「いいところ、あと10年は楽しまなくっちゃ駄目よ」という言葉が響いた。

10年と軽く言うが、考えて見ると3650日か・・・と。これまでそれほど意識していなかったが、彼女のこの言葉の重みがずっしりと日々感じる。

「人生100年時代をどう生きるか?」という言葉のマジックに踊らされている気持ちにもなった。100年など、いろいろ考えれば難解そのもの」という現実にぶち当たる。「今30歳の人が85歳まで20075日」と、まあ、計算すればすぐわかる数字でも、何とも言えない気持ちになった。1年365日。「分かっているけどねぇ」と言っていろいろ先延ばししている人を前に「それはやっぱり考えたほうがいいかもよ」と言った。その数字が頭にこびりついていたからだ。しかし、よくよく考えれば、その人それぞれの「時間」というのもあるから他人がとやかく言うこともなかろう・・・そう思い、この日はひとまず「思考停止」とした。時間はみな、同じように与えられているけれど、使い方は本当に強制はできないものだね。

トランプ大統領とは?

2020 年 10 月 5 日 by ichiko_tv

新型コロナウイルスに感染し、入院していたトランプ大統領がなんと5日に退院した。なんでも「20年前より元気」のようだ。

「コロナに生活を支配されてはいけない。コロナを恐れるな」と。また病院を出る直前「すぐに選挙運動に戻る。フェイクニュースはニセの世論調査ばかり出す」とツイート。これって本心なのか?何か別のたくらみか?こういう人間っているものなんだと思うしかないのだろう。

いずれにしても「私は英雄である!英雄が勝つのだ!」と言い切っていくのだと思う・・・さてさて・・

 

その一言で・・・

2020 年 10 月 4 日 by ichiko_tv

美しい景色を見て「ああ!美しい」と思い、美味しいものを口にして「ああ!なんて美味でしょう!」と心の底から思えるということは実はなかなかないものであります。「え?いつも思える」「感じる事が出来る」という方は本当に素晴らしい日々を過ごしていると思う。

ふっと、鏡を見ながら、そして樹々の葉を見ながら深く深く考えて見た。

そんな時、信頼するK子さんからのメールの一言。

心に覆いかぶさっていた靄が失せていくのを感じ取った。

「待てば海路の日和あり」

そうだ!人生は海路に似ている。航海に出れば何が起こるか分からない。「海路の日和」とはまさに航海に適した天候。嵐がいつまでも続くことはないのでしょう・・・と思いつつ、その言葉に感銘。心から感謝!