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富岡製糸場 | ichikoTV ichikoTV

富岡製糸場

富岡製糸場と絹産業遺産群が世界文化遺産に登録されることになって、信じられないほどの観光客でごった返しているときいた。製糸場は和田英らが驚いた建物がほぼ当時のままで残っている。和田英さは明治6年3月に長野県旧松代藩出身。15人の仲間の女性たちと群馬の富岡製糸場に着き『富岡日記』では「筆にも言葉にも尽くされない素晴らしさ」とある。とかく暗いイメージがある女工さんの仕事ではあるが、富岡は違ったのだ。若い女性たちが地方の製糸業の発展につとめ、たちまち、生糸は外貨をも獲得していくのである。何とも!明治の気運が伝わってくる。本当に一時は静かな街も、こうして日本人が日本の素晴らしさを再発見していく、そんな姿は良いものである。

 

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