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タイトルは「大軍都・東京を歩く」とか | ichikoTV ichikoTV

タイトルは「大軍都・東京を歩く」とか

作家の黒田涼さんから。なんでも1年超ぶりとなる6冊目の著書が12月12日(金)に発売されるそうです。(一部書店は12月11日)。これまでの江戸ものから、場所は同じ江戸ながら、時代を明治以降の東京に移したとのことでタイトルは「大軍都・東京を歩く」<朝日新書(朝日新聞出版) 税込1080円>

http://www.amazon.co.jp/dp/4022735929

 以下は黒田さんからのメッセージです。

2015年は戦後70年です。戦争の記憶風化が叫ばれて久しくなります。しかし数千万人が暮らし、働く東京の街は、戦前は世界でも類を見ない大軍都でした。あちこちに軍の大駐屯地、演習場、工場、学校がありました。天皇は軍に囲まれて暮らし、代々木・原宿には軍靴が響き赤坂・六本木は軍の街で赤羽・王子には軍の大工場があり、練馬からは特攻機が飛び立っていました。そしてその痕跡は消えたわけではありません。実は今も街のあちこちに残っているのです。それら23区内の軍の痕跡を丹念に拾い集めました。地図と写真を多用し、実際に訪れていただくつもりで書きました。この本を手がかりに、戦争について、その後の東京の街について考えていただけるとありがたいです。すでに三省堂神保町店で写真パネル展の実施が決まるなど前評判は上々です。写真はほとんど私が現場で撮ったものです。皆さんのお力で、盛り上げていただければと思います。

黒田さんのブログでも関連連載を始めているそうです。

http://ameblo.jp/edojyo/

 

また朝日カルチャーセンターでの講演も1月21日(水)に予定。

タイトルは「大軍都・東京ー忘れられた戦争の足跡を追う」です。

http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=274373&userflg=0

 

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