このところ急に肌寒くなっている。
秋だな・・・。
気温が10度台になるとやはり、気分が変化してくる。おかしな話だけど。
毎年、この時期になると「記憶の遺産」」の収録が始まるのだが、この作業ほど毎年毎年の違いを感じるものはない。
そう、人々の記憶とは気付くと遠くへいってしまうからである。
しようもないねぇ。
記憶は遠くなっていくものだろうから・・・とは思いながら、「はて?自分の記憶はどうなのか?」と考える。
これが!結構、鮮明になっていくものがある。
多分、若い時代には一瞬でも消えていたのかも知れない。
若いその時代に必死で立ち向かわないとならないものがあったからか。
それらがまるで発掘されていくように鮮明になってくる。
多分、これってトシとって、当時は分からなかった「事象のウラ」がよめるようになってきたからかも知れないな。
人間って不思議!
そして・・・
いずれはもっともっとトシとると「お忘れなさい・・・」という時期が来るのかも知れないな。