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2016年10月7日 | ichikoTV ichikoTV

2016 年 10 月 7 日 のアーカイブ

あらためて思う 「時間」がないってこと

2016 年 10 月 7 日 金曜日

2016年10月7日午後4時から郷土史研究家の伊藤栄洪先生のインタビュー収録。

大正大学表現学部の4年生3人と。

彼らは現在、卒業制作で忙殺。

そんな中での作業開始。

「記憶の遺産」収録である。

視覚として認識される伊藤先生の体力の衰えを感じつつ、一切の感情は払拭。

一秒でも過去の活動の一片でも思い出すと、余計な感情が噴出してしまう。

只管・・・只管・・・・収録。

これがドキュメンタリーの強さとそして惨さなのかも知れない。

終了後、学生たちと構成の打ち合わせ。

目の前で「(卒業制作にかかる)これからがちょっと大変に・・・」と屈託なく微笑む20代の若さがそこにあった。

夕刻の街へ。

携帯が鳴る。

「やはり母の体力がぐっとおちて・・・取材はご辞退したく・・・」とIさん。

Мさんは今年12月に101歳になる。

関東大震災を経験し、東京大空襲を経験し・・・

そんな記憶をカメラにおさめ、次の世代へと伝えたかった。

「いち子さん。もう・・・6月の時とは全く違っちゃって・・・」とIさんの声が次第に小さくなっていく。

「分かりました。無理はされないでください」

「・・・・・・・・」

「本当に無理だけは・・・」

「分かりました」

 

時間がない。

時間がない。

時間が本当になくなってきている。

 

とっぷりと暮れた。

人々は駅の改札口に吸い込まれていく。

 

高層・・・そして高層

2016 年 10 月 7 日 金曜日

昔々、新宿の支局にいたものだから結構新宿の地理はアタマにはいっていたのだが・・・

午後から西新宿の某ホテル会場へ。

久しぶりにきたわけでもないのだがつくづく変わったなぁ~と。

あらためで、どこもかしこも高層ビルだらけたなって。

街ってこうして変貌変貌していくのですな。

同じビルで働いていても一生会わない人間だらけなんだなあって、どーでもよいことを妄想。