師走は誰もが忙しい・・・とは言っても今年の師走は特別に忙殺か・・・。
見事にいろいろなことが重なっている。
このところ、休みがないなあ。
例えばその中のひとつ、「としまの記憶」の後半の撮影収録がほほ終わり、来春のアップの段階まできた。
そして、いよいよ、WEB制作にはいった。時代、キーワード、地名等諸々の分類作業に入る。
明治は遠くなりにけり
そんな感慨をもった時代と人々がいたのだろう。
昭和も去った。
衝撃だった昭和天皇ご崩御、そして昭和という時代が過ぎて平成へ。経済としてこんな庶民の自分にとっても衝撃と感じたバブル崩壊。
「記憶」の作業としては、一部大正時代を除いては、ほとんどが昭和時代。それも暗黒の戦争という時代がしめ、その後の日本の復興までがメーンとなる。
地道な作業である。
忘れてしまえば「そんなこともあったね」という時代の事象をしっかりとととめておかないと本当に皆は「忘却」していくだけである。
昭和生まれの自分は、気が付けば平成生まれの人々との仕事をしている。
あの昭和時代が終わり、平成に突入した時に、こんな時がくるとは考えもしなかった。
所謂、団塊世代の先輩たちが闊歩、その姿が眩しかった時代があったのだ。先輩たちは今は穏やかな微笑みを投げてくる。そして、平成生まれの人々がその若いエネルギーをふりまく。
我々は「今、自分が出来ること」をすることである。
ふんばり、ふんばり進む。
多くの日本人の力強さでこの日本は支えられてきただのだから。
国があるということは「当たり前」のことではない。